発達障害のレイヤーについて
発達障害にある3つのレイヤー
今日は発達障害のレイヤーについてのお話です。
と言っても、このレイヤーの概念って別に精神医学的な根拠のある話ではないです。
いつから広まったのかも定かでは無いですが、割とある話ですのでご紹介してみたいと思います。
『発達障害バリ層』
発達障害を持っていて企業で活躍している人達を指します。恐らく、発達障害の自覚が無いけど発達特性を活かして活躍している人達もこのバリ層にあたるのではないかと思います(ここは私の推測ですが、、)
周りのサポートを得ている事が多く、その代わり相手に相応の価値を与えられている人達。
もしくは一点突破で自分の得意な事だけやっていけるスペシャリストもそう言えます。
『発達障害ギリ層』
恐らく語源は『ギリギリ』です。発達障害を持っていて、ギリギリでやっていける人達を指します。
『発達障害ムリ層』
発達障害を持っていて、企業で働く事ができない、仕事を続ける事ができない人達を指します。
それぞれ別の世界の話ではない
発達傾向にある人については、できる事とできない事が極端です。
その為、ある環境でバリ層だったとしても、別の環境に移ったり、立場が変わる事によって一気にムリ層になる可能性があります。
そして、そういった『どこかで躓いた人材』が再起する事は難しく、本人の自信も折れてしまうケースもあります。
私自身について
恐らくギリ層だと思います。ただ、しんどい思いをしてきた時期も多いですし、ほんのちょっとしたキッカケで、3ヶ月後にはムリ層になっている未来も十分に有り得ます。
このレイヤーは誰にでもあてまる
今回は発達障害と言う切り口でのお話にしていますが、これは発達障害に限らず、当てはまるケースは多いと思っています。
特に、特定の条件下で全くパフォーマンスを発揮できなかった人材については、活かし方によって能力もモチベーションも高く活かせる可能性はあると思っています。
その為にも、様々な才能の活かし方について、障害という切り口に囚われず模索していく事が重要だと考えています。
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