発達障害部下と独り言について
今日は独り言についてのお話です。
私は仕事中、独り言を言う事が非常に多いです。常に何かしら独り言を言っているような気がします。
※さすがに明らかに周りに聞こえるような独り言は極力避けるようにしたり、マスクをして口の動きが見えないようにしていますが、、
なぜ独り言を言うのか
私の場合、いくつかの理由があります。
自分の考えている事を整理したい
私の特性上、一つの事を集中して考える事が難しく、すぐに思考が別のところに飛んでいきます。
その為、独り言を言って絶えず考えを留めて整理し続ける事が必要になります。
自分の考えている事を言語化する為に、自分と対話する
例えば、ある問い合わせが入った時、問い合わせの背景や内容を確認し、次のアクションを起こす。
内容の意図を理解する為に必要な情報は何か、相手からもらった情報と自分の持ってる資料のどの情報を合わせたらいいか。
他の人に何か聞く必要があるなら、何の情報を相手に与えれば相手は判断できるか考え、
返って来そうな質問も事前に予測して調べておく(それでも予想を外れる事が多いですが、、)。それらをできるだけ端的に伝える。
伝える手段は口頭か、メールか、チャットか、
いつまでにアクションを起こすべきか、
間に合わなかったら何が起きるか、
こういった情報を整理しながら次のアクションを組み立てます。
その際にも、独り言で自分の考えを整理しています。
独り言は口頭だけではなく、テキスト上でも
上記のような独り言は口頭だけではありません。電子ノートツールを使ったり、タスク管理ツールにタスクを登録する時にも、同じように独り言を書き込みながら頭の整理をしています。
こうする事で、自分の思考の変遷を後から辿る事ができ、日をまたいだタスクや仕掛中のタスクであっても文脈ごと思い出す事ができるようにしています。
短期記憶が弱い為、記憶に留めておきたい
例えば軽作業を依頼された時、一般的には口頭でいくつかの指示を纏めて出すと思います。
ですが、私の場合は短期記憶が弱く、大体3つ以上の事を覚えておくのが難しいです。
とはいえ、そういったちょっとした瞬間にPCを立ち上げる事はできないですし、メモも手元に無い場合もある。
そういった時、緊急対応として、独り言を言いながら作業をして何とかやっていっています。
もし部下が独り言を頻繁に言う人だったら
基本的にはそっとしておいて頂けると良いかと思います。
逆に独り言を途中で遮ってしまうと、一気に思考が消し飛んでしまう恐れがあります。
また、環境が許すなら一人で作業できるスペースを与えたりする事も有効です。
私は独り言は仕事の効率を高めてくれるライフハックだと思っています。
とはいえ、周りの評判等もあると思いますので、マネージャーの方にはその辺りのバランスを見て頂ければ幸いです。
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