共感性と差分の話
発達障害と共感性って結構遠いものなんですが
今日は共感性の話です。
発達障害の特性として、他者への共感ができなかったり、変な共感の仕方をするというものがあります。
ただ、これもゼロかヒャクかではなく、様々なシーンにおいて普通なら当たり前に共感できる事ができないという事です。
逆に言うと、特定の相手、特定の内容だけに限定すれば、共感を呼ぶ事は可能です。
発達障害当事者同士では共感できる事が多い
発達障害当事者同士で話をしていると、お互いが「それ分かる!」となる事は多いです。
もちろんそこに誤解も含まれるでしょうが、肌感覚に根ざした理解もかなりできます。
共感性のズレを捉える為に、[差分]を意識する。
例えば会話をしている時、自分が発した発言で相手がどう思うかを想像して発言してみます。
その時、相手がどうリアクションをするのか、その予想と現実のギャップを把握する。
ここで難しいのは、私の造形に対する認知能力が低い為、把握したはずのギャップに間違いが多い事です。
こればかりは正直どうしようも無いです、、
自分の持ってる感情や思い出の中で、誰に対して何が共感を得られるのかを把握しておく。
例えば部活動をしていた人なら、「練習終わりの定食屋の大盛り飯」と言えばその情景が目に浮かびやすいです。
これがサークル競技者なら「練習終わりのファミレスで深夜までドリンクバーで粘った話」などでしょう。
こういった自分の記憶の中で、相手にも同じ景色が想起できそうなワードが何かを想像する事も、共感を呼ぶ際に重要な要素だと思います。
コミュニケーションの上で大事な共感性
コミュニケーションは相手が「この人は自分を理解してくれてる」と思ってもらう事が重要です。
発達特性はその上でマイナスになる事が多いですが、それに対する対策が多少でもたてられるなら、日々の生活が楽になるのではないかと思っています。
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