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発達障害部下の[事例]を紹介する理由

今日はタイトルの通り、このnoteで発達障害部下の事例をご紹介している理由についてお話します。

このnoteで紹介する事例を全て備えた人はそうそういない

私はnoteで発達障害部下の事例をご紹介する際、「こんな人もいます」と言った言い回しにしています。

それは、発達障害者と言っても、一概にこうと言い切れるものがあまり無いからです。

よくある例として、落ち着きが無いとか、一つの事に過剰に拘るという事例もありますが、そうでもない事も多くあります。

※ちなみに上記の特性を両方備えている人は発達障害当事者の中でも若干珍しいと思います。

これらに対して、細かい分類分けも無くはないですが、多忙なマネージャーの方に全て把握してもらうのはかなり難しいと思います。

また、理解を深めようとすると、その中に誤解が含まれる事もあります。

特に、発達障害のカテゴリー分けみたいなものをそのまま当てはめてしまうと、本人の実態と乖離した理解になってしまう可能性があります。

そのため、「こういった例もあります」というケーススタディを広くご紹介し、併せてその時に本人の考えていそうな事などを解説する形式にしています。

専門用語は極力使わない

以前にもお話しましたが、私はこのnoteでは、発達障害関連の専門用語は極力使わないようにしています。

それは、発達障害部下だけ見ている訳ではないマネージャーの方が、そこまで専門的な理解をするという事が難しいからです。

それよりは、事例と対応例をご紹介して、発達障害に限らず人間への理解を深めて頂きたいと思っているからです。

そして、人間への理解を深める事が、発達障害に限らず[人を活かす]という事に繋がると思っています。

「この人は発達障害だから◯◯はできない」という誤解

確かに、発達特性上どうしても難しい事は多々あります。

ですが、それが本当に無理なのかどうかも、突き詰めると人それぞれです。

何かしら工夫をする事で克服しているケースもありますし、元々の能力自体を向上させる事も、人によってはできるかと思います。

私は努力すれば何でもできるという考え方は好きではありません。

ですが、過度な負担にならない範囲で、自分の可能性を追求する事は非常に生産的な事だと思っています。

そして、その工夫によって現れる副産物の中にも、違った価値が生まれるという事もあります。

最終的には、目の前の部下を見る事

これが全てだと思います。

その際、定型発達(いわゆる健常者)の当たり前にも、発達障害当事者の当たり前にも当てはめ過ぎず、あくまでも本人を見て頂きたい。

私はそう考えています。

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