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発達障害を受け入れるまでの変遷について

今日は発達障害を受け入れるまでの流れをお話したいと思います。

もし部下が発達障害の診断がおりた場合のイメージとして見ていただければ幸いです。

1.自分のできない事に対して納得する。

発達障害の診断がおりた時、「ホッとした」と語る人はかなり多いです。

私もそうでした。

それまでは人と同じ事を同じように出来ない事で、自分を責める事も多く有りました。

ですが、自分の発達特性上の問題だったと分かると気持ちが楽になる。

そういった感覚を覚える方は多いと思います。

2.「でもこれからどうしよう、、」となる

自分の特性について理解が進むと、その上で自分はどうするかという問いにぶつかります。

特性を理解したからと言って、目の前の困り事が解決する訳では無いので、ここで当事者はまた悩む時期を過ごします。

3.自分が生きる方法を模索する

2.と近い話ですが、自分のできない事とできる事を理解し、自分にできる事にフォーカスを当てるようになります。

そして、大体はこの段階までで当事者と周辺者の間に知識の差が大きく出てきます。

この時間が長くなると当事者の集まり等で「え、定型発達(いわゆる健常者)ってこの感覚も分からないの?」というような感覚のズレが出てきたりします。

当事者による当事者研究

困り事を抱える当事者は、自分の人生を何とかしようと必死です。

その為、自分達についての研究をとても熱心に行います。

中には心理学や脳科学、ソーシャルマジョリティ研究と言うマジョリティを理解するといった分野まで及ぶ方もいます。

もし部下に発達障害の診断がおりたら

恐らくその人の中で様々な意識の変化が起きているはずです。

その途中でひどく落ち込む事もあるでしょう。

発達障害は見えない障害と言われますが、障害を認知した後に起きる変化も非常に重要になります。

こういった変化を常に捉えるのは難しいですが、[変化が起きる]という事は知っておいて頂きたい。

そう考えています。


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