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モチベーションマネジメントについて

今日は発達特性を持った部下のモチベーションマネジメントについてお話します。

ある方がTwitterで呟いた発言がとても共感できたので、ご紹介したいと思います。

俺はやる気が無いんじゃない!

必然性と納得感が無いだけだ!!

この発言を「言い訳」だと思いますか?

例えば私は中学1年生から高校2年の冬まで、まともに勉強をしませんでした。

中高一貫の進学校だったのですが、周りの「勉強するのが当たり前だろ」という圧力がどうにも好きになれず、よくいる「何で勉強しなきゃいけないのか分からない」という感じになっていました。

今思うと、その環境を選んだのは自分なので、身勝手な話ではあります。

ですが、その時も自分に対して必然性と納得感が無かったと言うのは理由として有ったと思います。

結果、私の成績は学年最下位。

数学の成績など、3回に1回はテストで0点を取っていました(冗談抜きの話で、高校生で数学のテストで0点はなかなかの衝撃だと思います)

それが一転したのは高校2年生の冬。

担任の先生に無理やり「1日3時間勉強するように」と無理矢理約束をさせられてしまいました。

当時の私にとって、1日3時間の勉強など耐えられない苦痛です。

しかし、約束させられてしまった以上はやらざるを得ない。。(ここでサボったり嘘をつけないのは私の特性ゆえだったのだと思います)

ここで必然性と納得感が〔約束させられたから〕という形で無理矢理埋まります。

その後は、苦痛な1日3時間の勉強をいかにして楽にするかと言う発想に転換し、自分に合った参考書を探して勉強する事で何とか日々の勉強をやり過ごしました。(結果そこそこの大学に入学する事もできました)

重要なのは〔必要性〕ではなく〔必然性〕

例えば受験勉強をして良い大学に入る事は、将来を見据えた時に必要な事だと思います。(もちろんそれが全てでは無いですが、、)

ですが、それでは人は動かない。

人を動かすのは、今勉強をする必然性です。

それは、〔周りが勉強しているから自分もしなければならない〕というものも有りますし、〔成績を落として恥をかきたくない〕といったものもあるでしょう。

発達傾向の人にとって〔納得〕はキーワード

先日もお話しましたが、発達傾向の有る人にとって、それが正しいかどうかは非常に重要な要素になります。

その為、仕事へのモチベーションを持たせようと思った場合、〔正しさ〕と密接に関わる〔納得〕が必要になります。

「この仕事はこういう理由でこういう形で進める事が必要だからいついつまでにやって欲しい。何か気になる事は無い?」

こういったやり取りが必要になってきます。

一度納得すれば、同じ勢いを保って進んで行けるのも発達傾向の一つ

こういった特性は、上手く生かす事ができればマネジメントをする上で非常に有効になります。

発達障害部下とモチベーションマネジメントについて、ぜひ考えてみて頂ければと思っています。


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