発達障害部下と昼休憩について
休憩の重要さ
今日は休憩についてのお話です。
ほとんどの人にとって、昼休憩は大事な時間でしょう。
人気のお店に混む前に入りたい
お代わり自由のお店で空腹を満たしたい
こんな風にお考えの方も多いと思います。
では、発達障害部下の場合はどうでしょう?
午前の疲労を回復させる休憩時間
発達障害部下の場合、仕事における疲労度が高い人が多くいます。
そして、昨日もお話したように、投薬によって体に負荷をかけている事もあります。
そんな発達障害部下にとっては、昼休憩=大事な体力と集中力を回復させる時間になる事が多くあります。
私の場合
私のお話です。
私の場合、社内に休憩スペースのようなものがあります。その中でも、あまり周りから目立たないような場所が有ります。
私はそこで30分くらいで食事を終え、20分くらいを睡眠に使っています。
食事中もスマホでnoteを見たり、他のSNSを見たりして、なるだけ仕事以外のものをインプットし、仕事の事を一時的に忘れるようにしています。
また、一人でいる時間が好きな為、そういった時間を過ごすだけで午後の調子がかなり変わってきます。
誰かとランチをする事
これも私の話になりますが、私はほとんど誰かと一緒にランチをするという事はありません。
一時的にそうしていた事もありますが、どうしても眠る時間を確保したいため、基本的には一人で食べるようにしています。
とにかく、疲れやすい特性をカバーする為にも、眠る時間を確保する事を第一にしています。
こういう休憩はきつい
例えば
・集団でのランチをマストにしているケース
・ランチミーティング
・電話番をしながらの休憩
こういう休憩だと、休憩の意味を成さない事が多いです。
※そもそも下二つは休憩としてカウントして良いものか微妙な気もしますが、、
特に女性の発達障害当事者の場合、女子ランチ会が極端に苦手だったりします。
目的が無い雑談を続ける事
参加者の空気を読みながら適切なリアクションを考える事
こういった事が苦手な発達障害者はかなり多くいます。
相手が親しい友人であれば楽しいリラックスの時間になる事も有ると思いますが、先輩や上司などがそこにいる場合、お昼の時間ですら気が抜けないという事も、、
発達障害部下のマネージャーとしてどうするか
これも相手による部分が多いと思いますが、意図的に上記のようなシチュエーションに持っていく事は避けた方が良いと思います。
また、電話番を兼ねた休憩を取る体制であれば、電話番を交代制にする事も良いと思います。
もし発達障害部下が電話対応がそれほど苦手で無いのであれば、電話番をさせてその後一人で休憩を取らせるのも有効です。(もちろん事前に本人の意思確認は必要ですが)
仕事のパフォーマンスを維持する為にも、休憩は非常に大事になります。
良い休憩を取るための工夫も、お金をかけずにできるマネジメントだと思っています。
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