【写真】直島 ベネッセハウス ミュージアム①1階
直島。この話のつづき。
振り向くとこんな風景。坂道を、ベネッセハウス ミュージアムへ。
前回の大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船底と穴」につづき、展示作品を紹介していく。今回は、1階の展示作品の中から何点かを。
セザール「モナコを讃えてMC12」1994年
ホテルロビーのあるエントランスで、まず出逢うのがこの作品。
圧縮した自動車、で有名なアーティストだと思うが、圧縮されひしめきあうポットたちも、多くを語っている。
リチャード・ロング「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」1997年
リチャード・ロング「瀬戸内海の流木の円」1997年
さきほど引用した説明文の「アーティストたちがその場所のために制作したサイトスペシフィック・ワーク」の文言をストレートに表現している。
リチャード・ロング「十五夜の石の円」1997年
「瀬戸内海の流木の円」と対になるように、屋外に展示されている
「1階」ではあるけれど、そもそもここは山の上に建っているので、作品越しには、島と瀬戸内海の風景が望める。
ガラスのドアを隔てた屋内は、絵画の展示室(下の写真の左奥)。
朴栖甫(パク・ソボ)「描法 No.180105」2018年
張曉剛(ジャン・シャオガン)「血縁: 大家族 No.10」2000年
王広義(ワン・グァンイー)「大批判:ディズニー」2000年
エルムグリーン&ドラッグセット「ハイウェイ・ペインティング No.9」2019年
次回は、地階の作品を。
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