見出し画像

直島を歩く【写真】海の風景,ベネッセハウス ミュージアムまで

 直島「宮浦(みやのうら)」港に到着し、


 宮浦港から「つつじ荘」まで町営バスに揺られ、

 草間彌生の「南瓜」を鑑賞しながら、

 急勾配の道を歩いたことを振り返ってきた。

 地図で見るとこんな感じだ。

 中央右あたりの「つつじ荘」、そこから向かって左すぐの桟橋のシルエットに「南瓜」がある。海岸を向かって左にさらに歩いて白い線で示された道に入り、細い道に右折した、そのあたりが、屋外作品が展示された「シーサイドギャラリー」が、ここを訪れたときに長い時間を過ごす場所だ。

 大竹伸朗の2作品が設置された浜辺で静寂の時間を過ごし、

 下の写真の、画面向かって左上の山頂にわずかに見える建物、ベネッセハウスミュージアムを目指す。


山道を、さらに上へ

 大竹伸朗の「シップヤード・ワークス 船尾と穴」に別れを告げて、

 山頂をめざす。

 ジョージ・リッキー「三枚の正方形」を横に進む。ここからも、ベネッセミュージアムの建物がちらりと見える。

ビュースポットから海を臨む

 坂道を歩く。

 2作の大竹作品を眼下に見ることができる。

 登って来た坂道を振り返ると、こんな感じ。

 先ほど示した地図があるのは、この場所。「地中美術館」方面、「つつじ荘」方面の両方のバス停がある。いずれも、ベネッセ運営の無料バスだ。

 白いパラソルの、バスの待合。

 この場所には長くいても飽きない。ここはおそらく、直島で有数のビュースポット。

 道から下がった場所にも、展望のためのこんな場所が用意されている。ベネッセハウスはそもそもがホテルなので、滞在客たちがここで、ゆったりと時間を過ごしたりもするのだろう。

 再び、バスの待合のところに戻り、

 ベネッセハウスにつながる、さらに険しい坂道へと進む。

ショートカットの坂道

 ちなみに、この眺望をパスしていいのであれば、もっと早く、ベネッセハウスに行きつくことができる山道もある。木漏れ陽がとても美しい。

ベネッセハウス ミュージアム 入口へ

ベネッセハウス ミュージアム
ベネッセハウス ミュージアムは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館しました。瀬戸内海を望む高台に建ち、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、安藤忠雄の設計によるものです。 絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの収蔵作品の展示に加え、アーティストたちがその場所のために制作したサイトスペシフィック・ワークが恒久設置されています。アーティストたちは自ら場所を選び、作品を制作しています。作品は展示スペースにとどまらず、館内のいたるところに設置され、施設をとりまく海岸線や林の中にも点在しています。直島の自然に向き合った、または建築に触発された作品など、美術館の内外に点在するサイトスぺシフィック・ワークと合わせて、自然とアートと建築が融合する稀有な場をつくりだしています。

ベネッセハウス ミュージアム  公式サイトより

 入場料1300円を支払えば、宿泊者以外も入場できる。

大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船底と穴」

 前の記事で、ビーチに展示された大竹伸朗の2作品について書いた。

 そこに書いた、3作品目について、先に紹介したい。

 この建物の2階の屋外に展示されている、大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船底と穴」だ。

 同美術館に展示されている、ほかの現代アート作品については、次回。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?