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【写真】直島 ベネッセハウス ミュージアム①1階

 直島。この話のつづき。

 振り向くとこんな風景。坂道を、ベネッセハウス ミュージアムへ。

ベネッセハウス ミュージアムは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館しました。瀬戸内海を望む高台に建ち、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、安藤忠雄の設計によるものです。 絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの収蔵作品の展示に加え、アーティストたちがその場所のために制作したサイトスペシフィック・ワークが恒久設置されています。アーティストたちは自ら場所を選び、作品を制作しています。作品は展示スペースにとどまらず、館内のいたるところに設置され、施設をとりまく海岸線や林の中にも点在しています。(後略)

ベネッセハウス ミュージアム 公式サイト

 前回の大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船底と穴」につづき、展示作品を紹介していく。今回は、1階の展示作品の中から何点かを。


セザール「モナコを讃えてMC12」1994年

 ホテルロビーのあるエントランスで、まず出逢うのがこの作品。

 圧縮した自動車、で有名なアーティストだと思うが、圧縮されひしめきあうポットたちも、多くを語っている。


リチャード・ロング「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」1997年


リチャード・ロング「瀬戸内海の流木の円」1997年

 さきほど引用した説明文の「アーティストたちがその場所のために制作したサイトスペシフィック・ワーク」の文言をストレートに表現している。


リチャード・ロング「十五夜の石の円」1997年

 「瀬戸内海の流木の円」と対になるように、屋外に展示されている

 「1階」ではあるけれど、そもそもここは山の上に建っているので、作品越しには、島と瀬戸内海の風景が望める。

 ガラスのドアを隔てた屋内は、絵画の展示室(下の写真の左奥)。


朴栖甫(パク・ソボ)「描法 No.180105」2018年


張曉剛(ジャン・シャオガン)「血縁: 大家族 No.10」2000年


王広義(ワン・グァンイー)「大批判:ディズニー」2000年


エルムグリーン&ドラッグセット「ハイウェイ・ペインティング No.9」2019年

 次回は、地階の作品を。


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