aatika_218

はじめまして。Aatika(アッティカ)です。 私は23歳で息子を産み、25歳で娘を…

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はじめまして。Aatika(アッティカ)です。 私は23歳で息子を産み、25歳で娘を産み、27歳で夫がうつ病になり、ちょっと人生どん底見たので這い上がる!と心に誓った30代過ぎのアラサーです。 自分のどん底経験が、誰かの救いになるということに気づき、noteをはじめました。

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私の夫は躁鬱ハシビロコウ。

はじめまして。Aatika(アッティカ)です☺️ 私は23歳で息子を産み、25歳で娘を産み、27歳で夫がうつ病になり、ちょっと人生どん底見たので這い上がる!と心に誓った30代過ぎのアラサーです。 ハシビロコウ似の夫がうつ病になり、5年目になります。 今では、お互いアルバイトをしながら、小学生2人を育てつつ、貯金もしつつ、たまのお祝いに焼肉食べに行けるようになったり、本当に穏やかに生活できるようになってきました。 夫がうつ病になり、『あ、これがうつ病なんだ』と絶望した5年

    • 私の夫は躁鬱ハシビロコウ

      ある朝、目を覚ましたら、いつも隣で寝ている夫の姿はなかった。 (あぁ、トイレか…) 真横には、夜中に添い乳をした娘と、ものすごい寝相でベットから半分落ちかけてる息子がいる。 二人を起こさないように、息子はベットに引っ張り上げて、私はトイレに向かった。 まだ夜泣きをする娘に付き合い、私の頭はぼーっとしている。 メゾネットのアパートは一階にしかトイレがない。 トイレに入っているであろう夫に、トイレを変わってもらおうと、戸を叩いた。 返事はない。中を見れば、誰もいなかった。

      • 仕事の絶望が続く

        「好きです!アッティカさんのことが!」 「……は?、いや…はぁ??」 仕事の小休憩で、店長とコーヒーを飲んでいた時の、衝撃発言をしたのは店長だった。 カフェの店長は、経理の奥様と2人でカフェを経営していた。 そう、奥様とだ 「いや、もうあいつは家族みたいなもんでそんな感情もほとんどないんだけど…いや!別にアッティカさんとどうこうなりたいとかはないんだけど、俺の気持ちを知っててほしくて…あいつも、なんでかお風呂とか一緒に入りたがるんだよねぇ」 なんで10以上上のおっさん

        • 「おむつの頃から恋してる」第1話

          あらすじ ネットやSNSに出回る噂から、失踪、殺人を解決する特殊事件専門課警察、特課。 多くの人が多くの情報を配信受信出来る現代で今、多発しているのは、心霊現象を装ったサイコパス事件や、快楽殺人。 それを解決していく、特課配属の身体能力と脳筋の塊主人公の葵(30歳)は同じ課で働く、父の相棒の光司(50歳)に恋をしている。 葵は父と光司が若い頃に保護した子ども。 オムツを替える頃から子育てしてる娘同然の女性に恋をしている事に罪悪感まるけの光司と、それでも光司が好きな葵と相方にな

        • 固定された記事

        私の夫は躁鬱ハシビロコウ。

          現実も治療もお金がかかる

          夫はその後3週間休み、何とか職場復帰をした。 私もずっとは休んでいられなかったが、有給消化をさせてくれる会社だったので、有給が続く限り休みをもらった。 3週間休んだ夫の給料は、5万いかなかった。 「……ごめんね……」 「ん?生きていればそれでいいよ!」 「でも…生活できる…?」 「なんとかなるさ!!」 本当はなんともならない事ばかりだった。 私の給料は8万 夫の給料は12万 幼稚園費、食費、生活雑貨、スマホ代、光熱費、車代、家賃。全ての金額を合わせて、18万で抑えてい

          現実も治療もお金がかかる

          それでも病気は治らない

          病院を変えて、薬を減らして副作用に悩んで、薬を戻して、様子見て、また少し減らして。 夫の薬が1錠になった時、夫は職場でめちゃくちゃ怒鳴られた。 夫の仕事は職人の仕事で、見て覚えろ。が大半の仕事だった。 それでも、持ち前の器用さから、問題なく仕事をこなしていた。 上司も比較的優しく、難点なのは気分によって、指示する内容が変わること。 その日はタイミングが悪かった。 指示された内容で仕事をしていたら、機嫌の悪い上司に怒鳴られたそうだ。 「取り返しのつかない事をした」

          それでも病気は治らない

          薬が増えても悪化する病気

          私の怒鳴り事件以降、私は夫のイライラをすべて受け止めることはやめた。 子どもたちに手を上げた時も、腕をつかんで止めたり。 夫がヘルパンギーナ(喉の奥にびっちり口内炎ができる病気)になり、ご飯が食べれずイライラして怒鳴り、胸ぐらを掴まれたときも、つかみ返し。 子どもの前では、喧嘩しない。という約束をしたり。 どれだけ夫が手加減をしてても、子どもたちからしたら力は強い。 「お前はパーマンなんだよ!力加減をしていても、卵も割れないゴリラなんだよ!力加減じゃなくて、力をいれる

          薬が増えても悪化する病気

          私は「私」を取り戻す

          『ありがとう、愛してる』を続けて半年が過ぎた。 夫は相変わらず、嫌なことがあれば怒鳴り、机を殴っていた。 生活費もまだまだ両親と折半で過ごしていた。 それでも、腕をかきむしる苛立ちも感じることも減り、心の変化を実感しながら、日々を過ごしていた。 そんなある日の日曜日。 洗濯物を畳んで、タンスに仕舞っている最中に、夫が、ローソファに乗っていた2歳の娘をソファごとひっくり返した。 「何やってるの!??」 娘は泣きながら私に抱きつきに来た。 私は座った状態で娘を抱きし

          私は「私」を取り戻す

          壊れたように、つぶやき続けた

          本の内容を、私は実践していった。 ①口癖で、世界、宇宙にオーダーし、願いは叶い続けている ②今の現状は自分でのぞみ、願い、かなった姿 ③今の現状が苦しいなら、自分で願い、変えろ。 ④方法は「ありがとう、愛してる」と言い続けるだけでいい。5万回言え この方法を私は信じ、『ありがとう、愛してる』を5万回唱え続けた。 ただひたすらに、言い続けた。 夫の病気の前にして、ずっとただひたすら耐えるだけの日々に、「それだけしていればいい」と言われたことは、私の心を少し軽くしてくれた

          壊れたように、つぶやき続けた

          意外な場所で、本との出会い

          私の職場はカフェ 店長ももとうつ病になりかけた人だと言って「出来ることがあれば、何でも言ってください」と言ってもらって、本当に理解ある職場だと思った。 夫に仕事も紹介してくれて、夫は仕事にも復帰できるようになった。 仕事に復帰しても、夫の罵声はなくなることはなかったけど。 反対に、仕事を始めたストレスか、夫は心の不調とともに、体の不調も出るようになってきた。 仕事が肉体労働なこともあり、昔やったぎっくり腰が悪化し。また歩けなくなるまで痛くなってしまった。 息子を幼

          意外な場所で、本との出会い

          夫の病気は治らない

           私は仕事を始めた。 夫の病気は治らない。そう思ったから。 好きなことをさせてあげた。 スノーボードのブーツがほしい(5万) 誕生日に時計がほしい(5万) 誕生日に旅行に行きたい(20万) どんなことでもやらせてあげた。 それでも、夫は「仕事を始めるよ!」とは言ってくれなかった。 流石に貯金もなくなって来月どうやって生活するの?っという所まで来た 「ねぇ、仕事どうするの?」 「…………」 「貯金もないよ」 「………」 「私、働いていい?」 「……いいの…?」 「

          夫の病気は治らない

          罵声も暴力も望んでしたことじゃない

          夫のご機嫌取りの日々で、息子を公園に遊びに行かせることもできず、息子は家で遊んでいた。 近くの公園に、同い年の子が遊んでいて、夫の病気前には毎日のように遊びに行っていたのに、それも、夫の側を離れることが出来ないために、公園には行かなくなった。 公園に行って帰ってきた後に怒鳴られるのが怖かった。死んでいるのも怖かった。 夫は私がそばを離れると、また怒鳴るので、なるべく側を離れず、家事、育児が終わると、夫の隣でずっとくっついて座っていた。 そんなある日、息子のお気に入りの

          罵声も暴力も望んでしたことじゃない

          うつ病の症状は罵声からでした

          夫は少しづつ、イライラするようになっていた。 夫の病気は、しっかり休まないとダメな病気。 だから、家事も育児も私がやるからゆっくり休んで。と伝えてあったけど、私一人ですべてをこなすのは限界はすぐにやってきた。 それでも、夜泣きする0才児とイヤイヤ期2才児の育児を一人でするのは、あまりにも大変で、泣き続ける息子をそのまま置いて、娘をおんぶして家事をすることもあった。 そんなある日 「うるさいッ!!!!」 夫が怒鳴った 「静かにしろ!!!」 壁にものを投げつけて、机を

          うつ病の症状は罵声からでした

          うつ病を信じない私

          布団の山を目の前にして、どうしたらいいか分からずにいたら、子どもたちが起きてきた。 どうしたらいい?でも、このままにはしておけない。 「ねぇ、子どもたちも起きてきたし、そのままだと熱中症になるよ。とりあえず、みんなで一階に行こうよ」 私の声に、少ししてから、布団の山は動き、もそもそと夫が出てきた。 顔はひどかった 顔色というか、寝ていないのか、目はうつろで、涙のあともあり、本当に顔が酷かった。 娘を抱っこして、震える夫を支えながら、一階に降りた。 夫をソファに座

          うつ病を信じない私

          陽気で子供っぽいけど気遣いやさんの夫

          夫との出会いは、中学生の同級生だった。 身長が小さく、すばしっこい夫。 身長が高く、活発な私は、夫を追いかけ回すのが大好きだった。 いつから恋愛感情になったかは覚えていないけど、休日もよく遊んで、高校になって学校は違ったけど、最寄り駅が一緒で毎日会っていた。 告白は私から。 高校1年生の夏だった。 夫となら『子どもが生まれても、子ども全力で遊んでくれそう』と、16歳の時点で思っていた。 夫は元気が取り柄で、 身体能力はさるみたいで、 細い体で回転寿司で8000

          陽気で子供っぽいけど気遣いやさんの夫

          はじまりの、うつ病

          ある朝、目を覚ましたら、いつも隣で寝ている夫の姿はなかった。 (あぁ、トイレか…) 真横には、夜中に添い乳をした娘と、ものすごい寝相でベットから半分落ちかけてる息子がいる。 二人を起こさないように、息子はベットに引っ張り上げて、私はトイレに向かった。 まだ夜泣きをする娘に付き合い、私の頭はぼーっとしている。 メゾネットのアパートは一階にしかトイレがない。 トイレに入っているであろう夫に、トイレを変わってもらおうと、戸を叩いた。 返事はない。中を見れば、誰もいなか

          はじまりの、うつ病