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あわてんぼうの彦星さまのお話。

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

季節が変わるとき、という話を
前回させていただきました。

長袖から半袖へと上着が変わるころ自然も様変わりします。誰に言われたわけでもないけれど、毎年、変わらずに様変わりします。都会で住んでいると暮らしていると自然が自然に変わっていることに気づきにくいですが木々が草花が動物たちが昆虫たちが様変わりしています。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

都会では、不自然でまるでマジックでもしたようかのように、一夜にして季節が変わってしまいます、さま変わってしまいます。
お店のショーウィンドウや陳列、ポップや看板などが一気に様変わりします。申し合わせたかのように様変わっていきます。まるで、それが自然かのように様変わります。

他とは違う不自然さを装って違和感を見せ、印象的にしたいと思っているのかもしれませんが、足並みを揃えるかのように変わります。変わってしまいます。

マーケティングの考え方が進んだからなのかはわかりませんが、
この日がベストってデータが出ているのかわかりませんが、
占い師がこの日が吉日と出したからかはわかりませんが、
一気に様変わりします。

季節としてとらえるとあまりにも一気に変わってしまうので逆に違和感がなく見えたりし、まだ寒い最中にもう春ですね、なんて違和感なく言おうとしているからかもしれません。
そう考えると、違和感を持たせたいのか持たせたくないのか、どっちなのだろうと思ったり思わなかったりしています。

キャンペーンやイベントなどの企画としてとらると、わかりやすいかもしれませんね。
いちばん、わかりやすいのはクリスマス商戦からのお正月商戦でしょうか。12月25日のクリスマス、サンタさんがやれやれ今年も子どもたちの笑顔をたくさん見ることが出来たぞ。と満足した疲れをかみしめることもなく次の日12月26日の朝には街中がお正月モードへとすっかりと衣替えして様変わりしています。完全にこれは申し合わせたと思うような気がします。でなければ、あんな一夜にして、サンタやトナカイ、クリスマスツリーは消えませんもの。あわてんぼうのサンタがいるのなら落ち着ぎすぎのサンタだっていてもいいはずです。ぶぶづけだすぞうサンタクロースだっているはずです。いや、きっといてはります。

あわてんぼうのサンタクロースは、年ねんあわてすぎてきた感じもしてきまいしたが、それにストップをかけるべくカボチャのランタンが立ち上がりましたね。血まみれのゾンビって説もありますが。しかし、そのお陰かセイかはわかりませんが、ハロウィンの次の日、街中がゴミで埋もれている最中でこっそりとあわてんぼうのサンタクロースがサンタの群がやってくる日になってしまったのかもしれません。あわてんぼうではなく通常出勤です、なんてことになりますね。

「夏が来ようとしている季節に季節柄に秋だ冬だのお話をされもてお話にならないと思うんだけれどもね」と私が現実の季節感に話を戻してくれた。
「それもそうだね」納得してみせたボク。
「いま、街に出たところでサンタもゾンビもカボチャのランタンなんてないからね」
「まるで街を見てきたかのような言い回しだね」
「そんな、これくらい街を見なくったってわかるよ」と推測だったことを私は口にした。
「え?見てきてないの。それじゃもしかしたら、サンタやゾンビがいてるかもしれないじゃないかい。このnoteは真実と信頼をモットーにしているんだからそんな曖昧な情報は載せられないよ」と私の情報の信頼性のなさに疑問をボクは突き詰めるべく声をあげた。
「それならば申し訳ない。反省をしている」深く深く反省をした私。
「いや、そんなに反省されても困るんだけれど、ごもっともな意見だし見識だったしね、ボクの言い方も悪かったよ」と反省するボク。
「だよね、言い方をもう少し変えてくれないと反省するしかなくなってしまうと思ったんだよね私も」とここぞとばかりに今度は反論してきた。
「その言い方も反省するか反論するかしかない言い方だけどね」反省するでもなく反論するでもなくボクは言った。
「そうだね、言い過ぎた」と納得した私。

街を見渡せば、夏を先取りすべく笹に飾り付けられた短冊や天の川なんかが梅雨の晴れ間を見つけては外へと出されたり雨が降り出せば室内へをしまわれたりしていますね。
この笹への飾りつけに、サンタさんやランタンなんかがないのかと目を凝らしてみて見たものの、そんな不届きな風情も風流もない人はいませんでした。

個人的には、あわてんぼうなサンタとして水着をきたサンタなんていてもいいのかもなんて思ったり思わなかったりしています。
サンタさんも短冊に願いを書いたっていい気もしますしね。
いやいや、ゾンビもカボチャのランタンも願いを書いたっていいんじゃないでしょうか。

そんな日が来たらボクはとても幸せな気分です。
まるで、七夕とハロウィンとクリスマスが一緒に来た気分です。

短冊に書く願い事が思いついたので、このあたりで。

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