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新作歌舞伎FFXを見てきました。最高でした。

定期投稿8本目
どうも、大学生のryoseiです。
先日、東京に行ってまいりました。
もう既に早く本題に入りたくなっているので本題に入りますね笑。


FFX(ファイナルファンタジー10)の歌舞伎を見て来ました!!


今日は感想諸々について書いていきますね。
見る予定だけどまだ見ていないという方はぜひ見終わってからこの記事に戻って来るのをおすすめします!

今回見る予定はないけど、DVDか映画版がもし出たら見ようかなと考えている方は目次を参考に好きなところまで読んでみてください!

FFXの歌舞伎を見る予定はないけど僕のこの記事を読もうとしてくださっている方、とてもありがとうございます!

それでは早速内容を書いていきます!
普段より明らかにテンションが高いですがお気になさらず!


FFX(ファイナルファンタジー10)とはどのような作品?

2001年にPS2(プレイステーション2)のソフトとして発売されたRPG。
主人公の"ティーダ"は、ザナルカンドという機械が発達した都市に住む17歳の青年。水中球技"ブリッツボール"の選手である彼は、ある日の試合中、相手ゴールにシュートを打とうとしていた。
しかしその時彼は、巨大な魔物が遠くで街を飲み込んでいくのを目にする。震災とも言える大きな魔物が突如現れ、ザナルカンドを襲ったのだ。
主人公ティーダはその魔物に飲み込まれてしまう。
気が付くとそこは、ザナルカンドは1000年前に滅んだとされる異世界"スピラ"。
異世界に迷い込んでしまったティーダは、そこで世界を救う旅に出る"ユウナ"という少女と出会い、共にスピラを旅することとなる。
旅を続ける中で、ティーダは「どうしてスピラに来てしまったのか」「自分はどういう存在で、何をすべきなのか」を知るのであった。

ざっくりとあらすじを書いてみました。
本当はもっと世界観が深く広く作られていて、簡単には説明できないくらい壮大な物語です。
この物語は登場人物一人一人の物語が折り重なって構成されています。
それは「友との物語」であったり、「愛する者との物語」、「親子の物語」、そして「大人になっていく物語」…。

何回見ても感動して泣いてしまう作品です。


僕とFFXの関係

ちょっとだけ僕とFFXとの関係についてお話します。
発売された2001年当時、私はとても幼いリトルryoseiでした。
物心ついた時にはFFXを家族と一緒にプレイしていました。
家族がFFXを買ってやっていたおかげで僕は出会うことが出来ました。

もちろん物心つきたてほやほやの時期にFFXをやっても、ストーリーやゲームをちゃんと理解していたわけではありません。それでも印象に残っていました。

その後、小学校時代にもう一度プレイをしたり実況を見たりして、音楽・ストーリー・その他もろもろの素晴らしさに感動してドハマりしました。
そして中学、高校でも遊ばせてもらいました。
FFXが僕の人生の根底の一つを形成したと言っても構いません。
『ザナルカンドにて』というFFXのテーマ曲を弾きたいと思ってピアノも始めました。
FFXのBGMや名言集を聞いて勉強もモチベを維持しました。
ストーリーや名言は僕の人生のバイブルです。

ずーっとお世話になっていました。
そして今回、歌舞伎と言う形でまたFFXを楽しむことができました。
素敵な作品に出会えてよかったと思っています。
FFXの制作に携わった方々、ありがとうございます。



FFXの歌舞伎・IHIステージアラウンド東京について

今回、FFXが歌舞伎化するきっかけは、主人公ティーダ役を演じられる尾上菊之助さんがFFXを歌舞伎化しようと考えてくれたからだそうです。

尾上菊之助さんはコロナ禍のステイホームの時期に、久しぶりにゲームをやろうと思い、何をやろうかなと考えました。
菊之助さんご自身の記憶をたどった時に、一番衝撃的で感動したのがFFXであったことを思い出し、コロナ禍に20年ぶりにプレイしたそうです。
その時に、「FFXを新作歌舞伎として作り上げたい」と考えたそうです!

ゲームの歌舞伎化というのは今までにない試みでしたが、それをやり遂げてくださりました。

この動画に詳しく載ってあります。 

そしてFFXの歌舞伎は現在IHIステージアラウンド東京という劇場で公演されています。
この劇場は、国内唯一の360度回転する没入型の劇場です。
このIHIステージアラウンド東京で2023年4月12日までFFXの歌舞伎が披露されます!

しかしながら…。
このIHIステージアラウンド東京は、もうすぐ取り壊されることになっています。
本来であればもっと早く取り壊されるものだったのですが、延期してくださっていたみたいです。
FFXの歌舞伎はIHIステージアラウンド東京でしかできないので、FFXの追加公演は正直なかなか望み薄です。

もし見に行きたいと思った方にはぜひ見に行ってほしいですが、地方の人はなかなか東京にパッと行くのは難しいと思います。

ただ、今回かなり好評ですし、ナウシカやワンピースの歌舞伎はDVDや映画化にもなったそうなので、FFXも何かしらの形で残ると思っていいかもしれません。

僕個人としては、IHIステージアラウンド東京が取り壊された後に、またFFXの歌舞伎ができる機構を持った劇場が作られ、再び公演されることを少し期待しています。望み薄かもしれませんが…。

DVDなり映画なりになったらまた見たいと思うので、その情報が出たらまた記事にしようと思います!

感想(ネタバレ含みます)

それでは感想を書いていきたいと思います。
何から書いていきましょうか笑。
まず、初めての歌舞伎でしたがかなり楽しむことができました。
公演の最初にオオアカ屋という今回の語り部の人物が観客に色々お話してくれました。見栄やツケ打ちという歌舞伎の演出についての説明もしてくれましたね。そしてその後、「歌舞伎初めてという方どれくらいいますか?」と聞いたら、7~8割くらいの人が手を挙げていたような気がします。僕もそのうちの一人です。
実際、今回の歌舞伎は歌舞伎を見たことが無い人でも楽しむことが出来るようにかなり気を配られていたように感じます。
導入、最高でした。

オオアカ屋の語りが少しあった後、いよいよ本編が始まりました。
まず最初に鳥肌が立ったのは、音楽です。
シナリオを通して一貫して、原作の音楽が同じタイミングで流れるという原作ファンへの嬉しい演出があったのですが、そこで流れる音楽は歌舞伎用にアレンジされた雅楽調。和楽器で演奏されるFFXの音楽が最初に流れた時はもう鳥肌がぶわーッと。
歌舞伎バージョンのサントラ出てくれないかな…。
音楽、最高でした。

今度はストーリーについて。
原作は色々な要素が盛沢山だから、6時間ちょっとの歌舞伎では結構抜粋されちゃうだろうと思っていました。
結果、ストーリーのほぼ全ての要素をやってくれました。
もちろん「200回雷避け」みたいなやりこみ要素はなかったですが、ズーク先生もでてきましたし、シーモアも繰り返し立ちはだかりました。
その中で、若干のアレンジや改変があったのですが、歌舞伎チックな話になっていたり、原作ファンには嬉しい改変だったりしました。
限られた時間の中に人でも多くの物語を含めようとしてくれた気がします。それでいて、変にごちゃごちゃせず、むしろエボン=ジュの説明を原作よりも丁寧にしていたりとストーリーの構成も観客やファンのことを考えてくれていました。
ストーリー、最高でした。

そして衣装や小道具、映像演出について。
ブリッツボール、ルールーのモーグリ人形、各々の武器、衣装や化粧など、なにもかもクオリティが高かったです。
異界や飛空艇も映像などを上手く使って再現されていました。
何度鳥肌が立ったか、原作ファンへのファンサにクスッと笑わせてもらったかわかりません笑。
もう一度ゆっくり確認したいですね。
衣装や小道具、映像演出、最高でした!

あとは歌舞伎的側面について
今作は歌舞伎を見たことが無い人でも楽しめるように分かり易さを追求されていましたが、歌舞伎的な側面も感じました。
先ほども述べた通り音楽は雅楽調でした。
あとは見栄がところどころあり、観客皆で拍手しました笑。
あとは戦闘シーンは歌舞伎っぽかったですね。かっこよかったです。
「あとは」が二連続で出てしまいました。失礼しました。
他には、大体は口語でしたが時々歌舞伎口調だったり、長唄囃子連中という生演奏で音楽や唄をしてくれる演出があったりしました。
新鮮でとても楽しかったです。
本格的な歌舞伎はまだ僕には早いかもしれませんが、今回みたいな知っている作品の歌舞伎化とかなら、歌舞伎要素を楽しみつつ作品を楽しむことができるかもと思いました!
歌舞伎的演出、最高でした!


そして最後にカーテンコール…。公演後、役者さんがステージに並んで写真撮影をさせてもらう機会がありました!
ありがてえと思いながら写真を撮りまくっていたのですが、ティーダとユウナが客席の方に走ってきて、観客を立たせてハグしていました。
最初は観客へのファンサかと思ったのですが、一人目に立った人がなんと、
植松伸夫さんというFFシリーズの音楽を手掛けていた方でした!
FFXでもテーマ曲の『ザナルカンドにて』を始め、音楽に携わっています。
ザナルカンドにては僕がピアノを始めるきっかけでもあるし今でも頻繁に聞く曲で僕のお葬式で流してほしいくらい好きな曲なので植松伸夫さんにはかなり感謝しているので一目見ることができて嬉しかったです(早口)
そして二人目のところにもティーダとユウナが駆けていきました。その方は原作のティーダの声優の森田成一さん。他にも、BLEACHの黒崎一護やキングダムの信の声優もしているので読者の中にも知っている人は多いと思います。

植松伸夫さん
森田成一さん

もちろん、舞台にいる他の役者さんも色々してくれていました!
個人的に刺さったのは、ジェクトが幼少期のティーダを抱っこしているところ。もうその光景だけで泣けますね、はい。
カーテンコール、最高でした!

まとめますと、とにかく最高でしたということです。
見に行ってよかったです。
FFXという作品と出会ったいて良かったと思いましたし、FFXの歌舞伎にも出会えてよかったと思います。
今回FFXの歌舞伎化に携わってくださった方、ありがとうございます。

またバイト頑張ろうと思います笑。




FFXをSwitchでプレイできます!


FFXは2001年発売のPS2のゲーム作品であるということは先ほど述べました。
「あ~もうFFXは遊べないのか…」
と思ったそこのあなた、朗報です。
Switch、プレステ4でも対応ソフトが出てプレイできるようになっています!

ここにAmazonのアフィリエイトを載せようかと思いましたが、FFX歌舞伎の感想記事にアフィリエイトを載せるのはなんか違うなーと思ったので、こちらの方に載せてそのURLだけ貼ることにしました。
興味があればぜひご覧ください。

https://note.com/_ryosei_/n/na0e2b1acb2f1



まとめ

今回はFFXの歌舞伎についてやその感想について記事にしました。
興奮冷めやらぬ状態で書いたのでテンションも高ければ文章もおかしい所もあると思いますが、許していただけると嬉しいです。

素敵な作品に出会えて良かったですし、それが色々な形で長い間愛されることは素晴らしいと思います。

そして今回、にわか向けではありますが歌舞伎という日本文化にも触れることができてよかったと思います。

FFXが好きな方は一緒にFFXについて盛り上がりましょう!そしてスクエニに何度でもFFXを擦ってもらいましょう!そしたらFFX-3としてブラスカ・ジェクト・アーロンの物語のゲームを制作してもらえるかもしれません笑。

FFXを知らなかった方けど興味を持ったという方は、ぜひご自身でプレイしてみたりゲーム実況を見たりしてみてください!



今日の記事はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
僕は現在毎週水曜と土曜の定期投稿に挑戦しています。
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またこちらでおすすめの色々を紹介しているので、応援したいなと思ってもらえたらぜひ気になるものはないか見てみてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう!


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