クラスターが発生している施設で頑張るB氏の奮闘記 3

初夜勤の不安と緊張により泣き出してしまったB氏。

昨夜は眠れたのか、伝えたことは実行できたのか、今も不安と緊張に包まれていないのかを確認するために14時30分頃B氏へ電話をしました。

側に仲の良い同僚(M氏)が居たためスピーカーで話しました。

「昨日は取り乱してしまい申し訳ありません」
律儀なB氏。

M氏にはB氏の様子を伝えていましたが、知らないフリをしてどうしたのか聞いてくれました。

夜勤と言われて不安になり、どうしたらいいかわからなくて取り乱してしまったと素直に答えました。

夜は眠れたのか確認すると、お風呂に入り
ビールを飲んで眠れたと言いました。

M氏は「そういう時はデリヘル呼んでスッキリすれば良いんだよ。支払いは前居た事務長に回しちゃえ」と笑いながら言いました。

B氏は「いやいやいやいや」と言いながら大笑い。

声に張りがあり、笑えるくらいになっていたB氏。

朝はガッツリ食べ、午前中に散歩に行き、お風呂に入り、昼寝をしたと。

また、くよくよしても仕方がない。出来ることをやろう。学べることは学ぼうと考え方を変えたらやる気が出てきたと話しています。

M氏は「そうだよ。学べることは学んで、夜勤手当をもらって、帰ってきたらデリヘル奢ってよ」と言うとB氏はまた大笑いしました。

B氏の緊張を夜勤直前に消してくれたM氏。

2人で頑張ってこいよと送り出しました。


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