夏の向こう側、秋の呼ぶ声がする。



秋がすきだ。



夏の終わりの音がして、あの詩が流れて来る。



急ぎ足で過ぎる雲は、色を変えて。

騒がしい命の音が、頬をかすめていく。


僕を呼ぶ声が、命の音の向こう側で泣いて、終わりの始まりを告げている。


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白昼のカペラ_Type S

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