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#11 私の場合の働き方・続き

協力隊の働き方は、ミッションの内容や、雇用または契約状況でかなり違ってくると思います。私の場合は、個人事業主として、ミッションに沿った活動を月150時間満たせば、満額の報償費(=給料)が支給されます。

もう少し詳しい状況も加えて、まとめてみると、
・毎日ここで作業をしなければならないといった固定の場所はない
・活動の開始時間、終了時間、活動日、休日の調整も自由
・2週間おきに担当者と定例ミーティングをして活動状況の報告をする
・日々の活動状況は、自己申告制で日報に入力
・日報は、月報にまとめられていて、月末に担当者にメールで報告する
・活動中の移動は公用車でなく自分の車

私は、地域振興センターに机があり、そこを拠点にしていたので、そこに担当者もおり、日々私の活動が見える状態です。公民館も併設されているので、公民館行事や地域の行事がよく分かります。また、#7でお話したような地域の表に登場する人達の集まりも公民館であるので、地域の人がよく来ます。それで、地域の情報、地域の人の情報がさらによく分かる状態です。

この、公民館が併設されている地域振興センターでは、本当に居心地がよく、働きやすく、地域振興センターと公民館スタッフの方達のおかげでスムーズに日々の活動に取り組めました。私のミッションを理解しているということではないんですが(笑)、私が活動しやすいように協力していただきました。この過ごしやすい環境がなかったら、最後まで協力隊を続けられていたかちょっと自信がありません。

そして、もう一つ、自由に働きやすくできたポイントは、活動費の使い方ではないかと思います。

活動費(活動交付金)とは、協力隊がミッション遂行にあたって使えるお金です。私の場合は報償費(給料)とは別に支払われ、一年毎に年度初めに専用の通帳に振り込まれます。使い切らず残った分は、年度終わりに市に返還します。

私の場合は、この活動費を使う時、特に申請や手続きはなく(もちろん事前に用途は説明しますが)、自己管理で、ミッション遂行に必要な備品や印刷代、研修費などなどに、その都度使うことができました。

これはすべて私の自治体の場合です。自治体ごとに、協力隊の日々の動き方や活動費の使い方は決まったルールがあると思いますので、事前に聞けるだけ聞いておくと、入ったあとのギャップがなくストレスも少ないかと思います。そして、このルールを変えるのは難しいと思います。できるだけ情報を集めて、自分に合うかどうか検討することをお勧めします。

私は、自由な働き方ができそうだなとは思っていましたが、詳しくは知りませんでした。事前面談で、働き方や活動費の使い方なんて全く頭にありませんでした。ミッション、ミッション、何ができるか、何ができるか、で頭がいっぱいでした。

結果、この超自由裁量な働き方で良かったです。元に戻れるかな!?






  


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