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【本日の蘊蓄➡︎老爺の自虐ネタ】
『白楽天の漢詩訳』 私はもう七十一歳 (投稿者、70歳)。 目はかすみ、鬚は白く、頭はぼけている (投稿者はハゲている。)。 [中略] 未だ死なずにしばらくこの世に生きてい るのもまた悪くはない。 腹が減っては食べ、楽しんで飲み、安穏 に眠る。 死も生も、可もなく不可もない。 よくやった。よくぞやったぞ白楽天。《補 足》 彼は(772-846年)
もっとみる『 野辺の曼珠沙華 』
友よ❣️」彼岸に去って早く五ヶ月、黄泉のたつき(生計)は、どんなだい❓
此方は、陽の中、曼珠沙華が鮮やかな朱を射るぞ。
去年(こぞ)の秋は、来し方の反省だったなぁ〜〜
ならば、今度会ったら酒酌み交わそうぜ‼️
≫ 曼珠沙華あつけらかんと道の端
【夏目漱石】
【年金老人の冷や水】
友人が自宅🏠ウッドデッキの一部が経年
腐食しており、取り換えたい旨聞き及んだ
ことより、協力したのは、良いけれど、
何せ大工仕事は不調法であり、いろいろと
迷惑を掛けた様なれど無事改修を終えること
が出来慶賀の至りである。
歳は無駄に取ってしまったが、友人の手伝い
が出来たこと、この上無い喜びである。
【老体に鞭打って】の草刈り
父母が残し雑地(元々は田地;約800㎡)を私の
代替わりで荒らすことには些か忸怩たるものが
あり繁草時には1回/月程度(4月〜10月の間)、
作業する事としている。
しかし乍ら、齢70 歳を迎えた今日、些かそ
の重きに耐えかねている。
初夏、五月の詩(うた)一編
若い頃、思い入れを深くしたものです。
何時も、この季節になると、思い出します。
【 旅 上 】
「萩原朔太郎 純情小曲集より」
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん。
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。
最近の面白読書感 更科 功著「絶滅の人類より」
1️⃣ 人類はチンパンジー類と約700万年前に別
れ、別々の進化を歩み始め、現在のヒトに
なった。
2️⃣ その中で、脳が大きくなり始めたのは、人
類の進化の後半で、およそ250万年前のこと
である。
3️⃣ 此れを考えて見ると約450万年間というも
の、脳🧠は殆ど大きく為らなかったのであ
る。
4️⃣ 従って、「ヒトは直立二足歩行を始めたの
で、手が自由になった。そし