修士2年秋学期の備忘
書き出しから苦しい雰囲気になってしまうが、お金のことを考えるとこころの動きが急速に鈍くなる。今もファーストフード店で隣の人たちが、未来の雇用や社会が変わらなければ、子どもの世代までうまいこと存続することはない、というようなことを話している。自分たちの時から30年も初任給が変わらないのは気の毒だ、あの頃は”いけいけどんどん”だったよね、など、先ほど美味しく食べたはずのナゲットの消化が悪くなりそうなことを言っている。
そんな話がされていてもここは新宿の住宅街で、未来を憂う話の前は