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"わたし"という物語。

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ある日突然、妹が統合失調症になった。 それからわたしは、"きょうだい"として、"1人の人間"として孤独だった。 そんな"わたし目線"の生活を綴ったものです。
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2021年4月の記事一覧

心のサーフィンが下手な私が学んだこと。

心のサーフィンが下手な私が学んだこと。

私は、病気柄か性格的な本質なのか、
感情の波が激しい。
そして、心のサーフィンが下手なのだ。

大波警報が頭の中で鳴った時には、もう遅い。

小さな感情の波でも
気に止めておかないと
飲み込まれてしまう原因を作り出す。

それを人は

"無理しない"

という選択をして
荒波を落ち着かせなければならない。

いわゆる

"休む"

ということだ。

でも私は、休むことが苦手で苦手で。
とにかく嫌い

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人は変わるのか。

人は変わるのか。

「人は変わる。」
よく耳にする言葉を私はずっと疑っていました。

簡単に言わないで欲しい。
変わりたいと思っても、変えられないのに……。

妹が統合失調症になってから
病気が簡単に治らない事を目の当たりにして
一度起きてしまった物事は、簡単に変わらないんだと思いました。

読書好きな私は、色んな本を読んでも、
「そんなこと分かってる。」
と思うようになりました。
持病で集中力もなくなって、
いつの

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精神障害者として働くこと。

精神障害者として働くこと。

私は会社に障害者だということを
内定を頂いてから、オープンにしました。
内定を頂いてからオープンにしたことで、たくさんの方にご迷惑をおかけしたと思います。

今の会社に転職する前の会社では、
障害者だとオープンにしても
皆、分け隔てなく、対等に接してくれました。

だから
どこの会社もそうだと思っていました。

今の会社では
"障害者"というだけで
初めから社外の方とのやり取りを禁止されました。

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