精神障害者として働くこと。

私は会社に障害者だということを
内定を頂いてから、オープンにしました。
内定を頂いてからオープンにしたことで、たくさんの方にご迷惑をおかけしたと思います。

今の会社に転職する前の会社では、
障害者だとオープンにしても
皆、分け隔てなく、対等に接してくれました。

だから
どこの会社もそうだと思っていました。

今の会社では
"障害者"というだけで
初めから社外の方とのやり取りを禁止されました。

「何をされるか分からないから。」
と平気で言われました。

私は、前職で電話対応も来客対応も
お客様対応も社外の方とのやり取りをたくさん経験してきました。

"障害者"と伝えただけで
景色が一変した事が信じられませんでした。

障害者手帳を返納しようかと思うくらい
障害者差別に苦しみました。

「障害者手帳を返納したら、
皆と同じような仕事をくれますか？」

と聞いたこともありました。
返ってきたのは、

「障害者雇用しないと罰金払わなきゃいけないから、障害者手帳は持ったままでいて。」

とか

「障害者じゃなくなったら、誰も助けないよ。」
と言われました。

私は、悔しかったけど
そういう言葉にまた傷ついていました。
その当時は、その言葉に何故か納得もしていました。

気づいたら
いじめられていました。

退職された上司からも
退職される前に

「あれはいじめだった。」

と言われたことがあります。

私は、差別や偏見が苦しくて仕方ないです。

されるのも、見るのも、聞くのも嫌です。

育児をしながら働く方も増えているように思います。

まだまだ働きにくいかもしれません。
まだまだ育児休暇も当たり前ではないと思います。

ただ、同じように
障害を抱えながら働く人もたくさんいるんです。

障害を抱えながら働くことを認めて欲しいです。

応援して欲しいです。

障害者と名乗っただけで
顔色を変えて避けられるのは辛いです。

ただ一生懸命、
障害と共に生きています。

障害者でも、幸せです。

幸せだと思う日も
辛いと思う日もあります。

それは、平等です。

どうか、
障がい者がもっと生きやすい世界になりますように。