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【2分で読める】記憶力をあげる一番の近道【忘却曲線】




✅記憶の種類は3種類

•感覚記憶
•短期記憶
•長期記憶
【感覚記憶】
<五感で感じる一瞬の記憶>

目で見たすれ違った人の顔。
耳で聞いた車の音。
匂い、触覚、味覚。
それら五感での感覚記憶は1〜4秒で忘れるものがほとんどと言われている。
【短期記憶】
<脳には残っているが、なかなか思い出せない記憶>

初対面の人と自己紹介をしてその場ですぐ覚えても、1ヶ月後に会うと名前が出てこない…。しかし、ふとしたタイミングで思い出す。
そんな短期記憶も、脳には約1年残るという研究がある。
脳には残っているが、その引き出しがどこかが分からないという状態。
【長期記憶】
<いつでも取り出せる記憶>

半永久的に覚えておけるという記憶。
家から学校までの通学路、自宅のトイレやお風呂、親や親しい人の誕生日。



✅忘却曲線を利用して長期記憶にする

ドイツの心理学者エビングハウスが発表した『忘却曲線』

最初に覚えた記憶も時間と共に徐々に薄れていく。
それを防ぐために、エビングハウスは時間と記憶保持率を表に表した。


画像1



✅忘却曲線の仕組み

上記の画像を参考に、
人は何かを学んだとき、

•20分後には42%忘れる
•1時間後には56%忘れる
•9時間後には64%忘れる
•1日後には67%忘れる
•2日後には72%忘れる
•6日後には75%忘れる
•31日後には79%忘れる

という割合で忘れて行くことが分かります。

⚠️記憶に関しては個人差があるので、あくまで目安です。


✅忘却曲線から分かること

①何かを学ぶとき、学ぶ人にとって、それが意味のあるものだったり、重要なものであったりした場合、暗記は楽である。
逆にその内容が学ぶ人にとって意味のないものであれば、すぐ忘れる。

②学習に時間をかけると、吸収できる情報量も増える

③一度目の学習より二度目以降の学習の方が簡単になる。復習を重ねるごとに忘れにくくなる。

④一度にたくさん学ぶよりも、時間をかけて何度かに分けて学んだ方が、学習効率は上がる。

⑤学んだ直後から物忘れは始まる。最初は一気に忘れ、次第にゆっくりと忘れるようになる。



✅忘却曲線を利用した最適な復習タイミング

カナダ ウォータールー大学の研究した図↓

画像2

結論から言うと、

初日に勉強をしてから、
1日以内に10分間の復習。
1週間以内に5分間の復習。
1ヶ月以内に2〜4分の復習。

たったこれだけで、記憶の定着が圧倒的に変わるという。

【上記の図から分かる事】
黒い線は普通に勉強をして、復習を一度もしなかった場合。
黄色い線が、1日以内•1週間以内•1ヶ月以内に復習した場合。


つまり、
適切なタイミングでの約20分間の復習で1ヶ月後も学んだことを覚えていられる。



最後に

今回は忘却曲線についてまとめました。

先日から何度目かの挑戦で英語の勉強を始めました。

しかし、効率よく勉強をするためには記憶をしっかり定着させたい。

そんなとき、
なんとなく聞いたことはあったけどどんなものか分からない忘却曲線について知ってみようと思いました!

全く意識をしてこなかったので、1日に同じことを何度も復習したり、毎日同じ問題を解いたり、すごく効率が悪かった勉強法に革命が起きました😂

復習時間は1ヶ月の間に20分で良い。

衝撃ですね🤩

衝撃すぎて疑心暗鬼なので、実際に忘却曲線を取り入れた勉強法に取り組んでみたいと思います!

まずは実践あるのみ!💪😊

皆さんの参考になれば幸いです。


最後まで読んでくださりありがとうございました!

よかったらスキとコメントお願いします!☺️


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