許容と拒絶

珍しくメンタルが墜ちた感覚。
酒を飲んでも眠れない。
イライラしている。

過去の素敵な思い出を思い出す時間があった。
きっかけは、とある配信。
その配信のツアーでは、本当に当時のわたしにとってはめちゃくちゃ良いことがあったと感じていた。
勿論、大きな傷も負った。

だけど、今のわたしは当時よりも人間不信が加速しているし、何よりこの界隈では人間の形をしていても人間ではないというポジションだ(とわたしは思っている)。

だから、配信を見ていて非常に複雑な気持ちを抱えた。
好きなのに、こころにナイフが刺さる。
こころが抉られていく感覚になった。

「勘違いしてんじゃねぇ。相手がわたしのことなんて好意持ってくれてる訳がないだろう、このクズめ!!お前は人間と見られてないんだよ!」
と、今のわたしは当時のわたしを責め続けている。


相手のことも、自分のことも許容することができない。
寧ろ、拒絶反応しかでない。
こころの中でどんどん壁を作っていき、今となっては死んでもその壁が崩れることはないかもしれないくらいに強固な壁が出来上がった。

当時の自分に対して、何の許容ができるのだろう。
いや、過去にあった事実を全て拒絶しているから難しいだろう。

過去の思い出さえも拒絶してしまう程、わたしが負ったこころの傷は深いものだったんだな。

当時のわたし、辛かったね。
あの時この世から消えようと思ったけど、あれからもう随分経ったよ。
あの頃から体型も豚に戻って、痩せてようが太ってようが相手から人間として見られていなくても、その界隈以外の沢山の人たちからはちゃんとわたしを人間として見てくれているんだ。

泣いても良いんだ。
辛かった気持ちを思い出してしまうのは仕方ない。
だけど、乗り越えられなくたって、ちゃんと生きて頑張れてるんだ。
わたしにとって、そのことよりも大きな出来事が今来てるから。
報われると信じて、今を生きよう。


書きながら、何故か涙が止まらない。
この涙は、何の涙なのだろうか。
分からないけれど、書きながらわたしは少しでもわたしを許容できていればいいな。


一方で辛すぎることがあって引き裂かれる思いがあろうとも、その反動で良いことが起きてきているんだ。
だから、報われるまでは頑張ろう。
これまでの頑張りが無駄にならないように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?