#取材
取材を受けてもらえるのは会社の看板のおかげである
ふと思ったのだが、大手メディアの記者は、基本的に断られる経験をあまりしていない。
取材を申し込めば「ぜひ」と相手も乗り気であることも多い。いうまでもないが、それは当然取材先もパブリシティという形で利用できると考えるからである。都合が悪いものではない限り、基本的にウェルカムな状態で受け入れてくれる。そうでなくともとりあえず相手にしてもらえることは多い。
断られたり無下にされる経験を知らないと、人は
ぴりりとした緊張感って
記者という仕事をしていると「取材」ということでとにかく人と会うこと・話すことを強いられるものである。
記者の仕事は執筆ではなくむしろ取材にありというのは本当にそのとおりであると思うが、それだけに取材先の人がどんな人柄であるのかは記者にとっては重要な問題の一つである。
あるとき、会社の後輩が先輩に「この人って怖い人なんですか」と聞いて、「馬鹿野郎、怖い人だろうが何だろうが取材しろ」と叱られていたこ