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恋愛はパチスロが如く ~リアル~

これは去年、毎年恒例の日本最大級アイドルフェスティバル
「Tokyo Idol Festival 2023(通称:TIF2023)」に参戦した夜のお話・・・

何年ぶりかに顔を合わせるドルオタ友達とTIFで再会して、
その夜 一緒に旨いメシと数年間分の思い出話をあてに酒を飲んだ。

実際その友人と今回のTIFで一緒にライブを見たのは 1~2グループやったけど、実はそのスタイルには慣れている。

俺が48オタ全盛期の時代。
個別握手会や全国握手会で目当てのメンバーのレーンに個々で行き
定期的に連番する時やステージ観覧・休憩の時にだけに集合する。

なのでそのスタイルは、あの頃から変わらずだった。

話は戻ってTIF後の2人飲みの時。
さっきも話した48オタ全盛期の時ぶりの再会だったから、
かれこれ約6年ぶりくらいになると思う。

6年分の近況報告。
それはもう大盛り上がりで、今に至るまでの経緯やオタ活、私生活まで
当たり前だけど話は尽きなかった。

色々なジャンルの話をした中で特に俺が印象に残った
「アイドルに対するファンの恋愛論」
が面白かったので
今回はその話をしようと思う。

その話の軸となるのが・・・
「自分の好きなアイドルと本当に付き合うのが難しい理由」という話。
今思えば男が 2人で話すには、かなりキザな内容(笑)

話の中で友人がした例え話がこんな内容だった・・・

彼曰く「恋愛」はパチンコやスロットに例えることが出来るそうだ。

男女共に好きな相手は「パチンコ台」や「スロット台」。
自分自身は「それを打つ人(プレイヤー)」。
そして「付き合う」という状態が、パチンコ・スロットで言う「大当たり」の状態だとする。

パチスロは自分の「好きな台」を選び「大当たりさせる」為に打ち始める。
恋愛も同様。自分の「好きな異性」を選び「付き合う」為にアピール(ギャンブルの場合、お金を投入)しはじめる。

でも勿論、台の中の機械の仕組み(基盤)・当たりの抽選状況が見えないのと同様に好きな子の心の中や思考は一切垣間見える事は無い。
そして必ずしも「当たる(付き合える)」という訳では無い。

そんな中でも些細な変化・挙動に気付いたり、一心不乱に「打ち続ける(アピールし続ける)」事で、
何百%分の1の確率で同じ台(同じ子)を狙う他の奴らを出し抜いて初めて大当たりする(付き合う)事が出来る。

上記を基本の考え方として、
自分たちの「ビジュアルが良い」や「言動」はいわゆる「運」の要素。
「アイドル」や「芸能人」というのはいわゆるパチスロにおける「人気機種」。
故にその台を狙う人も多い為、競争率が高いというもの。
ここまでが「パチスロ = 恋愛」における基本理論。

それを説明した上で、友人が俺に質問を投げかけてきた。

「さて! ここで質問です。お前が狙ってとる台は、超人気機種です。
狙う人が多いのは勿論、その台はお前が大当たりさせるには難易度もかなり高いです。それでも打つ?」

「多分打つと思う」
迷わず俺がそう答えると
友人は間髪入れず「何故?」と聞き返した。

俺は友人の様子を伺いつつ
「リターンが多かったり、そもそも その台が好きだから?」と答えた。

「そう、ソコ! その通り!!!」

食い気味で言った辺り、どうやら友人が欲しかった回答であったようだ。笑

「そう、好きだからだよ! 細かい理屈・理論抜きで好きだから! 
例えハイリスク・ハイリターンでも、負ける確率のが高くても、
好きだし打ってる時間が楽しいから打つんよ!
《好き》だから。それ以上の理由は無いんよ!!
恋愛も一緒。 「アイドルの子を本気で好きになる事」で
幾ら周りに「馬鹿だな」「無駄だ」「愚か」だと言われとっても関係ない!
俺は〇〇 〇〇ちゃんが好きなわけよ!?
アイドルをやっている〇〇ちゃんを好きなんじゃなくて、
好きだった〇〇ちゃんがアイドルをやってたわけ!!
例えその考えがアイドルオタクとして邪道で間違ってるとしても・・・
本気で好きなんよ・・・」

大熱弁の末、少し悲しそうな顔をした友人。
「うん、そうやな。それでいいと思うよ・・・俺は。」
微笑みながら友人の方をたたいた。

その後トイレで彼は鏡に映る自分の顔を見て冷静になったらしい。笑

よくよく聞くと、どうやら先程の熱弁に至るまでには色々あったらしい。
加えてこのTIFの現場でも色々あったらしい。
話はその後も続いたが、ここでは割愛する。

共感するか否かは別として、我ながらこの「理論」はかなり真理だと思う。

皆さんはどう思いますか?
恋愛やアイドルについて持論はありますか??

※追伸
1つ補足をすると、上記内容には嘘がありました。
「■■と言ったところは実は●●と言ってました」とか
そんな細かい事ではなく、この記事の根本的な部分についての嘘です。
別に読んでいただいた方を騙す悪意があった訳では無く、
ただ記事の構成上ソレのが読みやすいし伝わりやすいと思ったからです。

その嘘とは、この記事では本来の友達と俺自身の立場を逆で話してます。
そう、この記事で熱弁していた「友人」こそ僕自身です。

記事楽しんで頂けましたか?笑
※この構成の元ネタ知ってる人いますか?

ではまた🐷

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