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Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル    1 家庭での学習準備 その4

2️⃣ 時間割や連絡ノート・お便りを見ながら、明日の準備ができるようになる 【育て方】

 次のスキルの【育て方】を順番に、書いていきます。
  ⑴ 「ひらがな」が読める
  ⑵ 書いてあることを見て、その指示通り動く
    ⑶ 複数の情報を組み合わせて正解をする
  ⑷   自分で用意できないものは、親に頼む

⑴「ひらがな」が読める

 小学校に行くまでに、書けなくても構いませんが「ひらがな」が読めるようになっておく必要があります。
 平均タイプの子どもは、文字に興味を持ちます。だから、看板やメニューなど様々なものを見て「これ、なんて書いてあるの?」と「やりとり」して来ます。だから、自然と「ひらがな」を覚えていきます。
 しかし、凸凹タイプの子どもは、興味を自分の好きなものにしか向けないので、文字に興味を示さない場合があります。電車や車、国旗、恐竜、昆虫などには興味を持ち「やりとり」してくるのですが、文字に関しては何も質問しないのです。
 そんなときは「言葉のシャワー」を使います。親の方から、積極的に文字の情報の入った言葉をたくさん浴びせかけていくのです。そしてて「覚えて」を使って定着させていくといいでしょう。必要と思言葉を、どんどんシャワーしていきましょう。

 スーパーに行って「うどん」を買うときの例で書きます。例は、お母さん(母)と子ども(子)です。

【セリフ】
母「そこの『うどん』取ってちょうだい。」
子「どれ?」
母「これだよ。覚えてね(「覚えて」)。」
子「わかった。」
「そして、ここ見て。ここになにか書いてあるでしょう。」
子「うん。」
母「これはね『ひらがな』というもので『う・ど・ん』と書いてあるの」 
 よ。」
子「これで、『うどん』と読むの?」
母「そうだよ。『うどん』覚えてね(「覚えて」)。覚えられる?」
子「できるよ。覚えた。」
母「すごいね。じゃ次から、うどんを取ってと頼んだら取れるね(「共
 感」
)。」

⑵⑶⑷は、次の記事に書きます。

【参考】言葉のシャワーに付いて


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