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『けん玉教室』が始まる その3

《10月11日(金)》「けん玉教室」3日目

 「けん玉教室」の3日目だ。今日は、1年生には壁になる「大皿剣先」と「Bの中皿」をじっくり説明して、みんなで練習し、教え合いをした。

 いよいよ、月曜日から検定を開始する。みんな、楽しみにしているらしい。気をつけないといけないのは、少し強制的ににやる「けん玉教室」で《あそぼクラブ》を嫌いになってはいけないことだ。それでは、本末転倒だ。
 だから、けん玉が苦手そうな子は、特別に呼んでこっそり裏で練習している。つま、たくさん手を当てている。ここで「大皿」まで載せておくと、嫌になる子はいない。

 初心者の初段(Bの中皿)まで合格して、たくさんの1年生がけん玉をもらって欲しい。去年は、全員もらっていないので、今年は是非そうしたい。

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『けん玉教室で、学童が嫌いになる』
 
他所の学童保育で起こっていたことですが「けん玉教室」することで、学童保育をやめる子がいたのです。
 それは、不器用な子どもたちで、検定が一つも通らず凄く嫌な気持ちになってやめるようでした。特に、張り出した検定表があると、目立つのでそれが原因で止めてしまいます。

 だから、《あそぼクラブ》クラブでは、検定表は個人持ちで「わざ」だけでなく「もしかめ合計表」や「教え名人表」もありました。

 ・「もしかめ合計表」は、もしかめ3回できたら3個色を塗ります。次に7
  回できたらさらに7回塗ります。合計10回したことになります。やった 
  「もしかめ」の数を毎日、マラソンのように塗っていくのです。
 ・「教え名人」というのは、教えた子が検定に合格すると、シールが1枚
   もらえる制度です。

 もしかめ5回を10回挑戦したら、50回が色が塗れる。「とめ大皿」ができたら、できていない子を4人教えて、シールを4枚もらい、そして、感謝される。技だけでない楽しみ方も設けていました。
 自尊感情が傷つかないように、導入を含め注意していました。

『養護学級在籍児童』
 
養護学級在籍児童が、数人いる。この子たちはけん玉が、少し難しいと判断したので、ペットボトルとホースで、この子たち用のけん玉を作りました。

 ・ペットボトルを下1/3でカットする。縁はビニールテープを貼る。
 ・飲み口に、適当な長さ(15センチ位?)のホースを突っ込む。
 ・ペットボトルの上部に穴を開けて、糸をと本物の玉を取り付ける。

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ペットボトルけん玉

《10月12日(土)》検定の練習を兼ねて検定をした

 10人の出席があった。学校が休みの日なので、1日遊べる。

 伊集院さんが、頑張ってまとめてくれているので、今日も任した。司会をして「好きなもの遊び」を決めてくれた。「けん玉」「2重Sケン」「ミニドッチ」と遊んだ。「2重Sケン」は、雨が降り出したので「バットとモス」に変更していた。

 「けん玉」の検定してと言うので、先生達の検定をする側の練習も兼ねて、今日から特別に検定をしてあげた。

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