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元発達相談員の育て直し日記 《4歳から6歳》 一部有料

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これで、本として完結してます。4歳から小学校に向けて「凸凹タイプの子どもに、何をどのように育てていけばいいのか」を超具体的に書いていきます。  小学校になると必要になるスキルが3… もっと読む
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#小学校

4歳から6歳までに『何をどう育てるのか』を、ものすごく具体的に書きます

4歳から6歳までに『何をどう育てるのか』を、ものすごく具体的に書きます

 「これから、何を書こうとしているのか」の説明編です。少し長いですが、読んでください。

1.4歳から6歳までの間に「どんなこと」を教えていけばいいのか  小学校に向けて、4歳から6歳までの間に「どんなこと」を教えていけばいいのでしょう。考えながら、子育てしているでしょうか?
 平均タイプなら心配いりません。子どもから出てくる要求に合わせて子育てすれば、普通に小学校に適応するような子どもに育ちまま

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Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル    1 家庭での学習準備 その3

Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル    1 家庭での学習準備 その3

2️⃣ 時間割や連絡ノート・お便りを見ながら、明日の準備ができるように
  なる。 【解説】

 現在の小学校では、時間割だけを見て明日の準備できません。毎日のように時間割変更があるからです。連絡ノートやお便りなど複数の情報を読みこなして、準備する必要があります。
 その他、月曜日に決まって持っていく「給食エプロン」や「上靴」があります。また、特別に持ってこないといけないもの、例えば工作用の牛乳パ

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Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル    1 家庭での学習準備 その4

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2️⃣ 時間割や連絡ノート・お便りを見ながら、明日の準備ができるように
  なる。 【育て方】

  次のスキルの【育て方】を順番に、書いていきます。

  ⑴ 「ひらがな」が読める
  ⑵ 書いてあることを見て、その指示通り動く
  ⑶ 複数の情報を組み合わせて正解をする
  ⑷ 自分で用意できないものは、親に頼む

⑴「ひらがな」が読める
 小学校に行くまでに、書けなくても構いませんが

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Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル    1 家庭での学習準備 その8

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3️⃣ 筆記用具の準備ができる  【育て方】

 発達に凸凹があるタイプの子どもは、えんぴつを削ってこないことが多いです。理由は3つあります。

  1.えんぴつを削る方法知らない。
       ・・・親が教えていないか、親が削って上げていた。
  2.できるが、面倒くさいからやらない。
  3.単に忘れている。

 だから、6歳までに、次の3つのことを育てておく必要があります。
  1.

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Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル             2 登校から、1時間目までの過ご し方 その4

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3️⃣ チャイムが鳴ったら、朝の学習を始める。早く終わったら、先生が来る
  まで指示されたことをして待つ。 【解説】 
  ・学習課題 ➪ 読書 折り紙 自由帳    

 学習課題で何をするかは、各学校によって違います。簡単な計算問題や漢字の書き取りするところが多いようです。視写に取り組んだり、クイズやパズルをしたり、読書をする学校もあります。
 ここで問題になるのは「やった!!課題が終わった

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「元発達相談員の育て直し日記」の『4歳から6歳』編 終了です

「元発達相談員の育て直し日記」の『4歳から6歳』編 終了です

 「1年生になったら必要になる30のスキル」を説明しました。そして、それらのスキルを4歳から6歳までにどうやって育てるのかを、具体的に書いてきました。書いていて【育て方】としては結局、次の2つのことに集約されることが分かりました。
   ・体や手指を使って遊ばせること
   ・家のお手伝いをさせること
   
 凸凹タイプの子どものために書きましたが、平均タイプの子どもで足らないところがあれば、3

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