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【面接対策の質問集あり】未経験からUIUXデザイナーへ!転職活動で気をつけた10のこと

本文は全て無料で読めます。
「面接対策の質問集」のみ有料にしています。

こんにちは!ZIN(じん)と申します。
約1年間、UI/UXデザイナーを目指して勉強してきましたが、この度BtoC事業会社のプロダクトデザイナーに転職することが決まりました!
UI/UXデザインの経験は乏しい私ではありますが、以前から好きだったサービスを運営する企業から内定をいただき、とても満足のいく転職活動となりました。

今回の転職活動は、
・UIUXデザイン系の実業務未経験
・前職退職から約1年のブランクあり
・初の転職活動
・転職エージェントは使わず、直接応募orスカウト経由のみ
などなど、初めての経験で戸惑うことが多かったです。そこで、「転職活動で気をつけた10のこと」と題し、今回学んだ経験・情報・ノウハウなどを共有したいと思います。皆様の転職活動のヒントになれば幸いです。

記事の最後には、転職活動に実際に使用した「役立つ便利ツール」や、カジュアル面談から最終面接で実際に質問された内容を元に、「面接対策の質問集(有料)」もご用意しています。少しでも興味がありましたら、ぜひ最後までご覧ください。


転職活動の概要

本題に入る前に、簡単に自己紹介と転職活動の概要を説明します。

【スキルと経験】

2017年4月に経営コンサルティング・ブランディング制作会社でグラフィックデザイナーとして入社。主にIR関連の印刷物(株主通信・統合報告書)やコーポレートツール(ポスター、ロゴ、WEBサイト、バナー)など、多岐にわたるブランディング業務に従事。2023年3月に前職を退職し、UI/UXデザイナーへの転身を目指して一念発起。約1年間にわたり基礎学習と自主制作に取り組む。

【ポートフォリオ】

著作権の関係上、自主制作のみ公開していますが、実際の選考ではクライアント案件含む全ポートフォリオを共有しました。

【学習内容】

【使用した求人サイト】

  • YOUTRUST(転職・副業コミュニティ)

  • Wantedly(求人情報サイト)

  • ReDesigner(転職エージェント) ※キャリア相談に使用

【選考期間と結果】

  • 選考期間:約2ヶ月

  • 選考結果:カジュアル面談(8社)/選考(6社)/お祈り(3社)/内定(3社)


転職活動で気をつけた【10】のこと

【1】焦りは禁物!ポートフォリオは自分にできる最大限を出しきる!

自信を持って面接に臨むことができ、成長の可能性やポテンシャルを評価されるようになる。

今回の転職活動で提出したポートフォリオ内容は、前職でのグラフィック案件の実績はありましたが、アプリ系はすべて自主制作でした。焦らず自分の力を最大限に発揮したポートフォリオを作ることで、自主制作だけでも「成長の可能性」や「ポテンシャル」を評価してもらえます。
また、面接での自主制作のポイントについても自信を持って話せるようになりました。


【2】SNS・ブログで「情報発信」と「言語化」の習慣を身につける!

自分の考え・学習内容・人柄をアピールできるため、好印象を与えやすい。名刺交換の場でもSNSを活用できる。

SNSやブログでの情報発信は、ポートフォリオの成果物に加えて、人柄や日々の学習姿勢をアピールする重要な手段です。面接を通じて、この点が実際に評価されることを実感しました。
また、イベント参加時の名刺交換の場でもSNSを活用できるので、発信・言語化の習慣をつけることをおすすめします。恥ずかしながら、私自身もSNSに抵抗があり全く触れていませんでしたが、1年間の学習期間を通じて徐々に習慣化することができました。


【3】会社選びは、自分を深掘り「譲れない軸」を元に決める!

自分の価値観や軸を明確にすることで、適切な企業選びができる。面接時の信頼感もアップ。

自分の奥底にある欲望や大切にしたいことを掘り起こし、「譲れない軸」を洗い出すことで、適切な企業を選択できます。
想像しやすいように一部例を挙げると、以下を深掘りました↓↓↓↓
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・デザインで大切にしたいことは何だろう?
・誰に届くデザインをしたいかな?
・デザイン工程のどのフェーズが好きかな?(企画?リサーチ?作成?)
・事業に対して、どの段階にどんな立場で貢献したいのか?(初期段階?成長過程?第三者として様々な案件に携わる?)
・仕事が楽しくなるのはどんな時だろう?
・3年後、5年後、10年後にどんな姿になっていたい?
・身に付けたいスキルは?
・どんな人と働きたい?(自分の価値観と合う人たちはどんな人?)

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他社の受けている企業名を聞かれる際も、面接で一貫した軸を示せば、企業への印象も良くなります。


【4】企業調査はストーカーの如く徹底的に!

徹底した企業調査を行うことで、企業への関心や理解を深められ、企業側にも熱意が伝わる。

会社選びの軸が決まったら、自分は6社に絞って転職活動を進めました。数は少ないですが、その分徹底的に企業調査を行い理解を深めました。「あなたに興味があります!好意を持っています!」が伝わるような濃い転職活動が出来たかなと思います。以下が私が行った企業調査の内容です↓↓↓↓
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■ SNSやブログ記事:最新情報をチェック。
■ Podcast:社内の雰囲気をチェック。
■ WEBサイト:企業理念、文化・価値観、企業の方向性をチェック。
■ 株主総会の資料や動画:直近の業績、経営状況、具体的な行動、組織の現状をチェック。
■ 企業の口コミサイト:openwork転職会議で企業の口コミ・評判をチェック。
■ 選考フロー確認:面接形式や内容を把握し、必要であれば対策する。面接回数を確認し、他社の選考状況に合わせてスケジュールを調整する。
■ 知り合いに印象を聞く:IT業界は狭いので、知り合いに企業の印象を聞くと参考になる。
■ イベントに参加:気になる企業主催のイベントやデザインイベントに参加し、情報収集。
■ サービスに触れる:実際にリリースされているサービスを使ってみて、良い点や改善点を考える。
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時間がない方は、Podcastやブログ企業の口コミサイト、上場企業なら株主総会の動画をチェックすると良いです。できればカジュアル面談前に「企業調査」を行うと、理解度や質問の質が上がるのでをおすすめです!


【5】複数社カジュアル面談して、予行練習!

複数社のカジュアル面接を受けることで、本番の緊張感を和らげ、実践的な面接対策ができる。

「一発目に第一希望は良くない。いらんこと言ってスコーンと落ちたw」という失敗談を聞いていたので、志望度の高い企業の面接前に、複数の企業でカジュアル面談を行ました。本番の緊張感を和らげられますし、実践を通じて感覚を掴めば、実際の面接でも対応しやすくなります。


【6】志望度の高い企業には、「直接応募」で熱い思いを伝える!

直接応募で熱い思いを伝えることで、ポテンシャルを評価してもらえる可能性が高まる。

今回の転職活動では、エージェント経由ではなく「スカウトor直接応募」で行いました。転職エージェントが有利な場合もありますが、未経験デザイナーにとっては、熱意やポテンシャルを伝えやすい「直接応募」が魅力的です。その際は、ラブレターのように熱い思いを込めて送っちゃいましょうw


【7】面接の質問項目を予測して、事前準備!

質問項目を予測し準備することで、本番で動揺しなくなる。自分の考えもまとまり、企業との相性も判断しやすくなる。

本番で何を質問されても動揺しないよう、企業調査の情報をもとに、予測される質問内容と回答を事前に準備しました。準備を進める中で自然と自分の考えや価値観もまとまり、より企業選びの方向性が定まりました。(詳しい質問内容は、この記事の最後に記載しています。【面接対策の質問集(有料)】を参照ください)
また、「面接対策の質問集」には、面接官への逆質問もご用意しておりますが、内定後のオファー面談(条件すり合わせ)で、面接官から「〇〇というご質問をいただいたことが印象的でした」と言われたことがあります。良い質問をすることは、それ自体がアピールにつながると実感しました。


【8】エージェントは、距離感保って上手に活用!

エージェントを上手に活用することで、キャリア相談やポートフォリオ添削など、様々なサポートを得られる。

冒頭で「転職エージェントは使用していない」と述べましたが、企業選考には使用していませんが、以下の目的では活用しました↓↓↓↓
ーーーーーーーーーーーー
■ キャリア相談:企業の内部事情の共有や、自分の強みを企業目線で分析してもらう。
■ ポートフォリオ添削:デザインに強いエージェントからプロのアドバイスをもらう。
■ 選考中の交渉アドバイス:日程調整や給与交渉などでアドバイスを受ける。
ーーーーーーーーーーーー
特におすすめしたい転職エージェントは、「ReDesigner」です。企業の内部事情に詳しく、面談を予定している企業の情報も教えてくれました。
また、自分のスキルと企業のマッチング度合いを判断し、具体的なアドバイスをくれるので、方向性が明確になりました。
とはいえ、エージェントのアドバイスを参考にしつつも、自分の意思を尊重することも大切です。適度な距離感を保ちながら、上手に活用することをおすすめします。


【9】不安があればまず相談!焦って行動する前にまず相談!

不安に思ったことは、友人や知り合いなど第三者に相談することで、冷静な判断ができるようになる。

転職活動中に不安を感じたら、焦って行動する前に、まず誰かに相談してみることをおすすめします。(何度も救われました;;)
業界や職種が近い方なら、なお良いです。相談できる友人や知り合いを見つけるためにも、イベント(できればオフライン)やコミュニティに積極的に参加し、フィールドを広げることが大切だと感じました。
転職は人生の大きな決断です。後悔しないために、第三者の意見を聞いて、一度立ち止まってから判断してみるのもおすすめです。


【10】最終決断、迷ったら「働くメンバー」と「楽しく成果を出せた状況」を思い出す!

働くメンバーの雰囲気や過去の経験を振り返ることで、最終的な企業選びがしやすくなる。

最終的に、ありがたいことに3社から内定をいただきましたが、どの企業も魅力的でギリギリまで悩みました。
そんな時、イベントで知り合った方に「会社選びで後悔した点」を聞く機会があり、とても参考になったのでシェアします↓↓↓↓
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【会社選びで後悔した点】
■ 働くメンバーについて:一緒に働くメンバーと「飲み会の二次会に行きたい」とまでは思えなかった。一次会ではなく二次会という点がポイント!最初の直感は当たる。
■ 楽しく成果を出せた状況について:過去の経験を振り返り、楽しく実力を発揮できた状況や成果を出せた状況を思い出すと、それとは違う環境を選んでいたことに気づいた。
具体的な状況を思い出すために、以下ポイントを考えると良い↓↓↓↓
・チームで進めるプロジェクト or 個人で進めるプロジェクト
・しっかり要件が決められたプロジェクト or 柔軟な要件で自由度が高いプロジェクト
・着実に一歩ずつ学ぶ or 実践的にスキルや知識を急速に習得する
・未完成な事業や組織で大きく変化し成長する or 安定した事業や組織で持続的に成長する

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この内容を聞いたとき、自然とすっと決断することができました!
それでも決断が難しい場合は、オフィス訪問など、「直接オフラインで話せる場を設ける」のがおすすめです。画面上の情報だけでなく、社内の雰囲気などを五感で感じ取ることで、判断材料が大幅に増えると思います。



役立つ便利ツール

ここからは、私が転職活動で実際に使用した「役立つ便利ツール」を共有いたします。どれも楽に効率化できるものばかりなので、ぜひ活用してみてください。

【ポートフォリオの作り方|STUDIO×Notion】

ポートフォリオは(@borley1211)さんの「STUDIO×Notion」を使用する方法で作成しました。裏側はNotionなので更新しやすく、表層はSTUDIOで自由度高く作り込めるので、とてもおすすめです!


【履歴書テンプレート|FIgma】

今回使用した履歴書は、(@honami_web)さんが公開している「Figmaの履歴書テンプレート」を活用させて頂きました。更新性や汎用性も高く、IT系の企業であれば問題なく使用できました。
※お堅めな企業であれば、ハローワークが提供している履歴書の書き方を参考にしてみてください。詳しくはこちら→


【転職活動の進捗表|Notion】

転職活動の進捗表は、Notionで公開されている「就職・転職活動 - テンプレート」を少しアレンジして使用していました。選考状況の一覧と各企業ごとの詳細情報(レジュメ、ポートフォリオ等)を簡単に追加・編集できます。全体の進捗を一元管理することができました。


「転職活動で気をつけた10のこと」については以上です。
振り返ると、この一年間の学習はとても楽しく、「学びを頑張った!」という感覚はなく、気づいたら多くのことを学べていました。また、転職活動自体も自分を見つめ直す良い機会となり、とても有意義な時間でした。
この転職活動で、相談に乗ってくれた方、情報を共有してくれた方、アドバイスをくださった方、関わってくださった皆様に、改めて感謝申し上げます。デザイナーとして、やっとスタートラインに立ったところですので、引き続き学び実践しながら、楽しく成長していきたいと思います!



以下有料部分の内容【面接対策の質問集】

有料にするのはかなり迷いましたが、noteの「課金システム」を実際に使ってみたいという気持ちもあり笑、このような形にさせていただきました。

  • コア質問(約12問):各フェーズ共通で高確率で聞かれる基本的な質問集です。最低限、コア質問は対策しておくことをおすすめします。

  • 各面接フェーズを想定した質問(各5〜10問程度):実際の面接で質問された内容を基に作成しました。カジュアル面談、一次面接、二次面接、最終面接ごとに、具体的なスキルや経験、志向性に関する質問を集めています。

  • 各面接フェーズを想定した逆質問(各5〜10問程度):各フェーズごとに、企業理解や業務内容を深めるための面接官への逆質問も用意しました。良い質問をすることは、それ自体がアピールにつながります。

ちょっと内容をお見せします。
少しでも興味がありましたら、ぜひご覧ください!

「面接対策の質問集」の一部抜粋

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