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【雑感】指示待ち社員が増えている?

<おじさんDX Vol 670>

管理者との懇談での話題の一部になります。



✅自立(自律)しない社員


部下に「自分で考えて行動して欲しい」という管理者は、多いのではないでしょうか。しかし、現実での職場は、指示待ち社員ばかりで管理者がアレコレ指示しないと動かない。


管理者の嘆きの定番でもあります...。


「もっと部下が自立して動いてくれれば、業績も上がるのに…」と分かっているならばこそ、立ち止まって考えてほしいのです。


部下の行動や変化に頼りっぱなしではありませんか?

✅本当に、指示しないと社員は動かないのでしょうか。
✅むしろ(管理者が)社員を動けないようにしているのでは?

おじさんDX



✅管理者の勘違い


私の見てきた狭い範囲での管理者は、部下をコントロール下に置くのが好きだったりします。そうして数多の指示を行い、仕事をした気になっている…。

✅部下の全てを把握していないと気が済まない
✅部下の全てをコントロールするのが仕事と思っている。


マイクロマネジメントになっているコトに気付けないと、それこそ指示だらけになります。その反面、放任主義と言えばもっともらしく聞こえますが、自分中心で部下に無関心な層が居るのも事実。

✅部下を信用できない管理者は、指示し過ぎ。
✅部下を信用していない管理者は、マイクロマネジメントをする。
✅部下を信用している振りをする手段で放任主義を装う。

これでは何も発展しません。



✅自立を促すだけでは...。


「自立しなさい」と言うだけで終わるのは残念なのです。


部下が自立しない理由の一つに、可動範囲が狭いケースがあります。

✅権限委譲がない。

よくある逃げ口上に「本部に確認します」「上司に確認します」「それは私の権限ではないので…」


本当にそうなのかは別としても、可動範囲が狭いと部下は自立出来ません。

職場での複雑なルールも同様ですが、縛るだけ縛っておいて自立せよというのは、なんとも矛盾しているのです。その反面、部下の力量を把握していないとキャパを大幅に超えるケースもあるのです。


部下に自立して欲しいなら「考えられる」「試行錯誤出来る」余白を与えるのも管理職の役目と思います。




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