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暇な時間で夢を膨らませ

32歳の今、趣味のある毎日を謳歌している。
仕事が終わった後はトレーニングしたり、noteを書いたり。
土日も予定がない日はほとんどなくて、楽しい日々だ。

でも、20代後半ぐらいのとき。
時間を持て余してかなり暇な時期があった。
今考えると、あの時間も結構楽しかったなーと思う。

新しい趣味を探してみたり、無駄に街に出かけてみたり。
なんの制限もなく使える時間って結構愛しいものだ…洋服屋さんに行きまくったので大分浪費したのは後悔しているけど。

人は暇であることを悪いように捉えがちだけど、それが良いものか悪いものかは自分自身が決めることなんだと思う。
僕は20代後半に暇な時間があったからこそ今の趣味と出会えたし、楽しい30代のスタートが切れた。

僕は、暇な時間は夢を探す時間なんだと思う。
別に、夢って言っても「宇宙飛行士になりたい」とか「ヨットで世界一周したい」とか、そんな大それたものじゃなくていい。

あの服が欲しいとか、あの本が読みたいとか。
そんな小さな夢の風船をたくさん見つける。

で、暇な時間にその風船に息を吹き込む。
服を買ったり本を読んだらその風船は割れるわけだけど、そしたらまた新しい風船を見つければいい。大丈夫大丈夫、どうせ暇なんだから。

何かやっていれば、何もしなかった休みの夕方ぐらいに感じる「あー、今日も無駄な時間を過ごしてしまったな」的な独特の後悔も残らないし、自己肯定感も上がる。

そうしているうちに風船をたくさん割ることが楽しくなるかもしれないし、空気を入れても入れても割れない大きな風船が見つかるかもしれない。
暇な時間っていうのは、そういう風に使えばいいんじゃないだろうか。


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