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2023年11月 映画興行収入予想

どうも。エンタメ大好きoilです。
11月と言えば、もう秋も真っ盛り。
冬の足音も聞こえてくる頃です。

秋も深まり始める10月は、どんな作品が公開されるのでしょうか。
恒例の興行収入予想と共に確認していきましょう。

ゴジラ-1.0(11/3公開)

予想:42億円

ヒットメーカー・山崎貴を監督に迎えて復活する、令和初の国産ゴジラ作品。
神木隆之介・浜辺美波の「らんまん」コンビを主役に据え、吉岡秀隆・安藤サクラと実力派で脇を固めた。
原点回帰を意識した恐怖感溢れる映像の迫力は見事だが、それが集客に結びつくかは難しいところ。
「シン・ゴジラ」の人気はあくまであの作品独特の魅力に端を発するものだと考えられるので、やはり「ゴジラVSコング」のような数値を基本値と考えるべきだろう。
そう考えると、なんとなく40〜50億ぐらいに落ち着く気がするが…ポテンシャル的にはもっといってもおかしくはないですね。

マーベルズ(11/10公開)

予想:10億円

MCU作品も33作目、世に蔓延るもういいよ感がいかに数字に反映されるか気になるところ。

一応前作という扱いになる「キャプテン・マーベル」(2019)は20億円を超えているものの、完全に「アベンジャーズ:エンドゲーム」(2019)への期待を含んだ数字だったため、今回は大幅に下落する可能性が高い。
今後のことを考えるとタイトルが似ていて世間的にはイマイチ違いが分かりづらそうな「エターナルズ」(2022)には勝っておきたいところだが、それもやや厳しい気がする。なんとか10億円には乗せておきたいが、どうなるか。

法廷遊戯(11/10公開)

予想:7億円

永瀬廉×杉咲花×北村匠海という、豪華なはずなのに何故かまったく新鮮味がないメンツ。
というか、僅か一月前に同じ事務所の中島健人主演で「お前の罪を自白しろ」という法廷モノをやっているのはどうかと思う。
お互いマイナスでしょ、これ。

キンプリで映画に主演して数字を稼げるのは平野紫耀ぐらいだったため本作も当然苦戦が予想されるが、イマイチ数字が読めない。
永瀬の主演作といえば「真夜中乙女戦争」(2021)が記憶に新しいけど、あれよりは公開規模も大きいし共演者も豪華なので多少数字は上がるでしょう。



翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(11/23公開)

予想:22億円

第一作「翔んで埼玉」は37.8億円のサプライズヒット。
ただ、原作からしてアイデア一発モノだし2作目って需要あるのかなぁ。
内容こそ違うものの、同じ発想勝負型の作品「テルマエ・ロマエ」が1作目から2作目の間に26%程数字を下げていることを考えると、やはり1作目の70%程の数字が現実的。
原作が遥か昔に終了していることを考えると状況的には更に不利になるため、20億円少々と予想。

ただ、舞台を関西にしたのは正解な気がする。
延々と埼玉vs千葉をやられても『もういいわ!』ってなりそうだし。

首(11/23公開)

予想:18億円

世界の北野武監督、最新作。
近年は「アウトレイジ」シリーズや「龍三と七人の子分たち」等で無難にヒットを飛ばしている北野監督だが、本作は久々の東宝配給+制作費15億円(公称)とかなり気合が入っている。

20億円以上は出さないと採算が取れないはずだが、近年時代劇というのは中々ヒットが狙いにくいジャンルになりつつある。
Youtubeの予告の伸びも鈍い気がするし、個人的には18億円程度に止まりそうな予感がしています。


秋の主役はやはり「ゴジラ-1.0」でしょう。
「翔んで埼玉」「首」が、どこまで「ゴジラ-1.0」を追走できるかが見所になりそうです。

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