話が劇的に進んだなあ。「アンチヒーロー」第6・7話感想
仕事が忙しくて感想が2話まとめてになってしまったんですが、この2話はまとめてで良かったのかもしれない。
6・7話では、これまで穏やかそうな人物として描かれてきた瀬古判事(キムラ緑子)の黒い本性が明らかに。
12年前の事件と絡み政治家や伊達原(野村萬斎)とも強い繋がりを持つ瀬古は本作の中ボス的な立ち位置になりそうだったんですが、6・7話で明墨(長谷川博己)に罪を糾弾され、失脚。
6・7話はスピード感のある展開とこれまでの事件が12年前の謎に一気に繋がっていく感覚がとても気持ちの良い、最終章に向けて加速していくエピソードでした。
いやはや、まさかこの段階で瀬古判事がやられちゃうとは。
しかしながら、この展開の早さがまた良いですよね。
ガンガン引き込まれました。
これまでの事件が一気に一つにまとまるのは、どことなく「ストレンジャー・シングス」っぽい。実に良く練られた脚本です。
まさか緋山(岩田剛典)も再登場して、重要キャラになるとは。
1・2話限りのゲストキャラと思ってましたが、なめてましたね。
8話以降は、いよいよ最終章突入ですかね。
ついに伊達原も出張ってきそうですし。今後は緑川(木村佳乃)、白木(大島優子)辺りが面白い動きをしそうですね。
あと、赤峰(北村匠海)がどんどんダークになってるのがたまりません。
序盤は本作の光の象徴みたいな感じだったのに。
緋山に見せた邪悪なほほ笑みは、彼の変化を感じさせてくれました。北村匠海、演技うまいなあ。
次回は、いよいよ12年前の出来事の真相が明らかになりそう。
どれぐらい驚かしてくれるのでしょうか。
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