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吉田裕太
2024年3月1日 13:29
吾輩は俳優である名前(代表作)はまだない。というかそもそも仕事がない。仕事がないから、時間はある。小晦日から大晦日、元旦ふくめの三ヶ日、五日丸々実家に帰る。しかし、帰ったとてすることはない。仕方がないから本を読む。『吾輩は猫である殺人事件』ちなみに『吾輩は猫である』を知っているだろうか?「吾輩は猫である。名前はまだない」から始まるアレである。ではこれを最後まで読んだものはどれほどい
2022年4月11日 01:45
ヘミングウェイは大酒飲みだった。彼は酒を飲まねば文章を書くことができなかった。朝6時に起きて筆を取り、夜8時までグラス片手に書き続け、それ以降は断酒。なんとも逆転した生活を送っていた。彼にとってアルコールはペンのインクも同然だった。だから彼が糖尿病に犯され、酒を控えよと医者から強く忠告された事は、彼の作家人生最大の危機に違いなかった。そこで考案されたのが”パパ・ダイキリ”ここから砂
2021年6月12日 18:16
”俳優本”が好きでよく読む。面白い。僕が好きな俳優本の中で言うと、例えば柄本明の『東京の俳優』なんかは絶品。ユーモラスな語り口で荒唐無稽な俳優人生が綴られる。堺雅人の『文・堺雅人』なんかもおすすめ。あのヒョロヒョロっとした、それでいてナイーブな感じが文体に出ててイイ。山崎努の『俳優のノート』は割合演技論に傾いた本。一人の老俳優が一本の舞台に向き合う姿そのままに描かれている。このレベルの俳優
2021年4月24日 00:48
2021年04月07日ここ最近、村上春樹にハマっている きっかけはラジオ。 今、僕の家にはテレビがなくて、一人暮らしの家は妙に静かでサワサワしてしまう。youtubeを垂れ流していた時もあったけど、5分おきに不愉快な筋肉増強剤のCMが挟み込まれるので、近くのディスカウントストアで500円の昔ながらのハンディーラジオ(おじいちゃんが川辺で座りながら競馬中継聞いてるアレ)を買って、無音を紛らわ