平日はSE、休日はたまに美術関連のアシスタントをしています。美しいで溢れる世界にしたい🌍

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記事一覧

🌸[アート•哲学編]お勧め記事に私の「デ•キリコ展感想」を載せていただきました〜ありがとうございます🌸

記事はコチラ↓
https://note.com/yuzunoniwa/n/nfd21fe35456a

千
9時間前
12

サントリー美術館「名品ときたま迷品展」感想

Q.これはどちらのメイヒンでしょう。展示会概要サントリー美術館が所蔵しているたくさんの美術品の中から、特に素晴らしい名品と、ちょっと変わった「迷品」を集めた展示会…

千
1日前
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🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「デ・キリコ展」感想

わーい!! 私の「デ・キリコ展」感想がnote公式マガジン「美術展 記事まとめ」に掲載されました!! 何回載ってもうれしい🌸 興味のある方は見てみてください🌸

千
2週間前
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「デ・キリコ展」感想

70年の集大成が訴えかける重みを前に、 すべての細胞が止まってしまうような感覚におそわれた 展示会情報 形而上絵画 形而上絵画とは、展示会の言葉を借りて表現するな…

千
3週間前
38

「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」感想

2024年03月23日(土)から06月09日(日)までSOMPO美術館で開催されていた北欧の神秘に行ってきた。 展示会情報 好きだった作品たち 北欧にもヨーロッパにも行ったこと…

千
1か月前
36

「大坪美穂 黒いミルク―北極光・この世界の不屈の詩―」感想

生きる色と死ぬ色、という作品たちだった。 戦争を感じたことのない世代に見に行ってほしい。 展示会情報 生きる色と死ぬ色 明るい色(生きる色)と暗い色(死ぬ色)の…

千
2か月前
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🌸きらのの日常🌿さんの「素敵な骨董箱」マガジンに私の「「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ― 」感想」を載せていただきました〜
ありがとうございます🌸

記事はコチラ↓
https://note.com/yuzunoniwa/n/n10426941456f

千
2か月前
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🌸工藤あかりさんの「#仕事・人生」マガジンに「中原淳一展」感想を載せていただきました🌸ありがとうございます〜

↓記事はコチラ
https://note.com/yuzunoniwa/n/nb4e634500e8b

千
2か月前
16

「いつまで頑張らないといけないのか」について

「ねえ、いつまで頑張らないといけないのかな」 あの日、19歳の女の子から受けた相談。 あのときは何も出てこなくて、頭を撫でてあげることしかできなかったけれど 今な…

千
3か月前
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悲しくなったらやること

たぶん、感受性が高いほう。 後輩からお土産をもらっただけでこの世で一番幸せなんじゃないかというくらい嬉しくなるし、 いろんな都合で友達との予定を遅らせないといけ…

千
3か月前
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🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想

またまた、 私の note「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想が、 note公式マガジン《美術展 記事まとめ》に掲載された! 色んな人に見てもらえてうれ…

千
3か月前
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「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想

「すぐに評価されなくても、大切なことは良い仕事をすることだ」 新しいことを発想し創造しても、それが現状と乖離していればいるほどすぐには理解してもらえず、批判を浴…

千
3か月前
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🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「中原淳一展」感想

私の note「中原淳一展」感想が、 note公式マガジン《美術展 記事まとめ》に掲載された! 色んな人に見てもらえてうれしい🌸☺️ 良かったら覗いてみてください🌸

千
3か月前
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「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ― 」感想

つい先日、スペインで公務員をしている先輩が帰国してきた。 ちょうど角川武蔵野ミュージアムでダリの美術展がやっていて、 (ダリはスペイン出身だから)本場を知っている…

千
4か月前
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「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」感想

先日ネットサーファインをしていたら見つけたキース・へリング展。 友達と行ってきた。 まだ一人では美術館へ行けないような小さな子どもたちにもぜひ見に行ってほしいと…

千
6か月前
13

「悲劇のヒロイン病」

たぶん、記憶力がいいほう。 日常的に、感情を伴って映像のように呼び起こされて、一人映画館のようなことをしている。 言ってしまったことも、言われたことも、やってし…

千
7か月前
1

🌸[アート•哲学編]お勧め記事に私の「デ•キリコ展感想」を載せていただきました〜ありがとうございます🌸

記事はコチラ↓
https://note.com/yuzunoniwa/n/nfd21fe35456a

サントリー美術館「名品ときたま迷品展」感想

サントリー美術館「名品ときたま迷品展」感想

Q.これはどちらのメイヒンでしょう。展示会概要サントリー美術館が所蔵しているたくさんの美術品の中から、特に素晴らしい名品と、ちょっと変わった「迷品」を集めた展示会。

名品
日本の歴史や文化にとって大事な美術品や工芸品。たとえば、昔の絵画や陶器、茶道具など。

迷品
ちょっと変わった作品や、普段あまり見ない珍しいもの。見る人に「なんだこれ?」と思わせるようなユニークなもの。

美術に詳しくなくても

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🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「デ・キリコ展」感想

🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「デ・キリコ展」感想

わーい!!
私の「デ・キリコ展」感想がnote公式マガジン「美術展 記事まとめ」に掲載されました!!

何回載ってもうれしい🌸

興味のある方は見てみてください🌸

「デ・キリコ展」感想

「デ・キリコ展」感想

70年の集大成が訴えかける重みを前に、
すべての細胞が止まってしまうような感覚におそわれた

展示会情報

形而上絵画

形而上絵画とは、展示会の言葉を借りて表現するならば
「日常の奥に潜む非日常」を表現した絵画だ。

(ニーチェも同じような神秘的な情緒を経験したそうで、デ・キリコはこの後もますます哲学に傾倒していくらしい。)

遠近法もぐちゃぐちゃで、大きいもの、小さいもの、すべて極端に描かれた

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「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」感想

「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」感想

2024年03月23日(土)から06月09日(日)までSOMPO美術館で開催されていた北欧の神秘に行ってきた。

展示会情報

好きだった作品たち

北欧にもヨーロッパにも行ったことがないけど、絵画は見たことがあるから、違いを少しでも感じたい、という気持ちで全体を見るようにした。

工業化と都市開発が進んできたことがきっかけで逆に原点回帰に向かうのは面白いと感じた。やっぱり皆、なくなってから有難さ

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「大坪美穂 黒いミルク―北極光・この世界の不屈の詩―」感想

「大坪美穂 黒いミルク―北極光・この世界の不屈の詩―」感想

生きる色と死ぬ色、という作品たちだった。
戦争を感じたことのない世代に見に行ってほしい。

展示会情報

生きる色と死ぬ色

明るい色(生きる色)と暗い色(死ぬ色)の対比が美しくて禍々しくて、画家自身の葛藤が心に流れ込んできた。

自分が色の対比にはじめに注目した作品が「家族の肖像 a、b、c、d」。
子供の、成長して着られなくなった服が版画に使用されていた。真っ白のキャンバスに真っ黒の子供服の刷

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🌸きらのの日常🌿さんの「素敵な骨董箱」マガジンに私の「「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ― 」感想」を載せていただきました〜
ありがとうございます🌸

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🌸工藤あかりさんの「#仕事・人生」マガジンに「中原淳一展」感想を載せていただきました🌸ありがとうございます〜

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「いつまで頑張らないといけないのか」について

「いつまで頑張らないといけないのか」について

「ねえ、いつまで頑張らないといけないのかな」

あの日、19歳の女の子から受けた相談。

あのときは何も出てこなくて、頭を撫でてあげることしかできなかったけれど

今なら少しはうまく答えられるだろうか。

そう思っているうちは生きていくのが辛いだけ

同じようなことを考えていた時期があった。

周りから認められよう
周りより上を目指そうと頑張って

段々何のために生きているのか分からなくなって

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悲しくなったらやること

悲しくなったらやること

たぶん、感受性が高いほう。

後輩からお土産をもらっただけでこの世で一番幸せなんじゃないかというくらい嬉しくなるし、

いろんな都合で友達との予定を遅らせないといけなくなったときは、

申し訳なさでこの世の終わりと思うくらい落ち込んでしまう。

自分と27年も付き合ってきているはずなのに
未だ感情のアップダウンを制御することは難しい。

なるべく早く平常運転へしかし、
いち仕事人としていつまでも自

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🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想

🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想

またまた、
私の note「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想が、

note公式マガジン《美術展 記事まとめ》に掲載された!

色んな人に見てもらえてうれしい🌸☺️

良かったら覗いてみてください🌸

「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想

「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」感想

「すぐに評価されなくても、大切なことは良い仕事をすることだ」

新しいことを発想し創造しても、それが現状と乖離していればいるほどすぐには理解してもらえず、批判を浴びてしまう。

批判にめっぽう弱い私だが、そんなときはこの言葉を、そしてクライアントを想いながら作った自分を信じ、時を待つ。いや、やり過ごす、そんなことが出来るようになってきた。

さて、先日は東京都美術館「印象派 モネからアメリカへ ウ

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🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「中原淳一展」感想

🌸note公式マガジンに掲載されました🌸 「中原淳一展」感想

私の note「中原淳一展」感想が、

note公式マガジン《美術展 記事まとめ》に掲載された!

色んな人に見てもらえてうれしい🌸☺️

良かったら覗いてみてください🌸

「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ― 」感想

「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ― 」感想

つい先日、スペインで公務員をしている先輩が帰国してきた。

ちょうど角川武蔵野ミュージアムでダリの美術展がやっていて、
(ダリはスペイン出身だから)本場を知っている先輩と行けば面白い感想が聞けるんじゃないかなと思って一緒に行ってきた。

第1会場:ダリを感じる「体感型デジタルアート劇場」と「言葉の回廊」ダリの作品たちがデジタルアートとして体験できる空間。全部で12幕あった。

会場一面がダリの世界

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「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」感想

「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」感想

先日ネットサーファインをしていたら見つけたキース・へリング展。
友達と行ってきた。

まだ一人では美術館へ行けないような小さな子どもたちにもぜひ見に行ってほしいと思った。

ごあいさつ

キースヘリングのアートはTシャツの柄などでなんとなく見覚えがあったけれど、
誰が書いているのか、なんで有名なのか、どんな想いを込めて描いているのかはこれまで知らなかった。
明るく楽しいイメージがあったので社会に潜

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「悲劇のヒロイン病」

「悲劇のヒロイン病」

たぶん、記憶力がいいほう。
日常的に、感情を伴って映像のように呼び起こされて、一人映画館のようなことをしている。

言ってしまったことも、言われたことも、やってしまったことも、悪いことばかり、意識していないとあっという間に頭を占めていて、その度に、ああ、「悲劇のヒロイン病」だと俯瞰する。

昔はそんな「悲劇のヒロイン病」から抜け出せずに悶々としていたけれど、最近自分の成長に気づいた。

あのときの

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