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記事一覧
「○○ハラ」の乱立にキレてます
ハラスメント。
「いじめ」並みに曖昧で、かつコミュニケーションの複雑さをすべて捨象したかのような雑な概念。
もちろん、この雑だからこそキャッチーな概念によって、セクハラやパワハラといった、主に権力勾配の強い人から弱い人に対する嫌がらせが可視化され問題になったことは一定の収穫である。
しかし、ハラスメント業界は未だに盛り上がりを続け、今でもニュースで「マルハラ」(文末に句点をつけて圧を感じさせる
憂鬱との付き合い方 ~お薬貰ったし 飲まないし~
2月、くそ忙しい。
正直病んでいる暇もないほどになぜか仕事にずっと追われている。
3連休なのに休めている気が全くしない。
なので、本当はnoteなんて書いている場合ではまったくないのですが、
「書きたいことは鮮度のあるうちに」がモットーですので(そうだったんだ)、覚書として軽く書いておきます。
テーマは「鬱」あるいは「鬱病」との付き合い方について、です。
もちろんこれは私個人の場合ですので、こ
2024 ──弛緩と緊張
朝から活動ができる人間になりたい2024。
という訳で、こんな文章でもTwitterを見るよりまだマシかと思いながら書いていきます(既に2時間くらい見た後なんですけどね)。
今更ながら新年の抱負です。
前回のこの記事で、
2024のテーマは「弛緩」だと書いた。
年末年始、何も考えず仕事のことを忘れて、ぽへ~っとしているのがとても幸せだった。
そして、その結果、私は年始からスタートダッシュを
3学期の匂いがする。
季節の変わり目は胸が痒くなる。
胸が痒くなると、詩を書きたくなる。小説を書きたくなる。
季節の変わり目は、
来たる季節への期待と、終わりゆく季節への寂寥の両方を連れてくる。
私はその明るいノスタルジックさが好きだ。
もっと言えば、来たる季節への期待だけでなく、
その季節の思い出さえ呼び起こされる。
それくらい風の匂いは、記憶と密接に結びついている。
しかし、年が明けて。
こんなにも自分が新年
私はとっくに「私」を面白がれなくなっている
幸せとはなんだろう?
最近の私にとってその答えは
「働いて疲れきった夜、家でひとりお酒を飲みながら、好きなYouTubeの動画を見ること」である。
そう気づいたのは最近だが、思えば大学生の頃から、
(私はコロナ禍とほぼ同タイミングで合法的に酒を飲めるようになったのであるが)そうだったような気がする。一番酒が美味しい瞬間は、ひとりで何かのコンテンツを消費しているときだ。
居酒屋で飲み会に参加し
「恋」を分解してみたら、全然ロマンチックじゃなかった。
社会人にもなれば、
みなそれなりに恋愛に興味を持つ。
※恋愛に興味を持たなければ立派な大人とは言えない、という意図はまったくございません。
単純に、大人になると「友達」との関係が気薄になりがちで、コミュニティを維持するのが難しくなって、1対1で承認を得られる「恋人」を求めるようになるのだと思う。
おそらく「結婚」も「家族」もその延長線上にある。
つまるところ、皆さみしいのだ。
もちろんちゃ
入社してからも、就活の苦しみは続いていく
「自分らしさとは何か?」
大学4年生の時、私はある哲学系の集中講義を履修した。
それは、10人くらいの学生が、諸学問の知識を極力使わずに、あるひとつの問いについて話し合って答えを導くという内容のものだった。
そこで私たち全員が興味のある問いとして選ばれたのが、冒頭の問題だった。
厳密には「言葉はどの程度、自己を表現できるか」だったけれど、結局は「自分とは、自分らしさとは」という問題にぶち当たっ