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戻りつつある日常、置いていかれる心傷

どうも、劇団CLOUD9の小沢です。
学校開始(仕事開始)が刻一刻と迫っており、脚本執筆の進捗がすこぶる悪く、絶望感に打ちひしがれています。

今日は成人式でしたか。
って感じの時間感覚というか曜日感覚。
いま、成人式に行けなかった子のことを書いていて、それを思いながらTwitterのタイムラインを見ていると、「成人式行かない派」の主張がチラホラ目に留まりました。

断固とした主張に刃すら感じたのですが、昨年まで無かったんですよ、こういうのすら。あったらラッキー、中止になった、そんなのばっかでした。

行かない派にとっては楽なことだったのかもしれませんが、行かない派の主張が目立つということは、以前の日常がやはり戻りつつあるのかなあと、少しホッとする思いにもなります。

時間はこうして過ぎて行って、
その時を生きた人たちは過去の出来事になって、
震災が起きたとか、式が中止になったとか、
正月会えないまま亡くなったとか、
そういう出来事は全部過去になっていく日が近いような気もしています。

時間は過ぎて行くし、平静は戻ってくるし、
新しい習慣が生まれたら、過去はゆっくりと息を潜めて忘れ去られていきます。

でも、そこで受けた傷は癒えないし消えないし、
残っている人が多くいて、そういうのがまた、
もうすぐ、近くに流れてくるんだろうなあと予感しています。

僕個人としては、比較的順応できるタイプなんだろうと思います。こうして、また今週から学校社会に溶け込もうとしているわけなので、マジョリティに潜って息をするのは、好きではないけどできます。

だからきっと、さっさと順応して次の一手を考え出すのだろうと思います。でもやっぱ、そこの傷を無視して進むのは嫌だなあと、3年前と同じようなことを思っています。

だからこそ今、この3年で見つけた傷を、得た傷を、触れた痛みを、優しく包み込んで作品という形で昇華しようとしているのかもしれません。

初めて脚本を書くという決意を固め、どんな評価を受けても自分だけはこの子を笑顔で抱きしめてやろうという、それぐらいの心持ちで書いています。

今の状況を例えるならば、
小林幸子の紅白の衣装を手縫いしてる感じなんですけど…。とはいえ、「しんどい」ことがわかるぐらいには終わりが見えてきているのも事実です。

もう一踏ん張り、時間を見つけて縫い進めます。

大事な人たちと、人に寄り添えるような演劇公演をつくろうと決めました。

よろしくお願いします。

今日生きた僕らの明日が
今よりも1ミリ平和でありますように。


令和5年1月9日【協和音】|戻りつつある成人式



* お し ら せ *


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■小沢の出没情報🥷

①2023年2月4(土)-5(日)@大阪市立芸術創造館
「ぱくっと!2023」出場決定!
劇団CLOUD9『タイムカプセル』
 #一人芝居 #演出 #ぱくっと2023
予約・詳細はコチラ🔻


②2023年2月18(土)-19(日)
@ウィングフィールド(大阪市)
劇的☆爽怪人間『天使は毘沙門天に射貫かれる』 
#舞台監督

③2023年4月6日(木)〜9日(日)
@in→dependent theatre 1st (大阪なんば)
劇団CLOUD9 第3回公演『まだここか』
#脚本   #演出  #制作 #舞台監督 

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