感傷に浸れているのかワカラナイ🤖
おはようございます、劇団CLOUD9の小沢です。
旗揚げ公演を終え、たくさんの感想が寄せられているのをじっくりと読み、少しずつ実感が湧いてきました。
【Googleフォームに届いた感想集】
— 劇団CLOUD9｜10/15~16旗揚げ公演@イカロスの森(神戸)【終演】 (@gekidanCLOUD9) October 19, 2022
①
“言葉回しや表現が素敵で、とてもワクワクしました！また役者さんの芝居や演出もとても素敵で、惹き込まれました！”
“言葉の使い方、台詞まわしなどが素敵でしたし、普遍的なテーマをなじみやすくかつナチュラルに、それでいて面白く描いてていてよかったです” pic.twitter.com/RH5qiFacDC
終わったんだなあと思うと同時に、
始まったんだなあと感じています。
そのせいでしょうか。
満足感や達成感は既に僕の近くにはありません。
きっと少し前に感じていたのだろうと思います。
楽しかった、という想いも
僕は一足先に感じていた気がします。
不思議な感覚です。
お客さんの目に晒される前に、
僕は僕の中でひとつ完結していて、
そこに対する満足感や納得感は得ています。
だからこそ、自分の手を離れた作品に対して
お客さんのもとに届いた商品に対して
誰よりもシビアに見ているのだろうと思います。
何も意識しているつもりではなかったけど、
この感覚こそ「遊びじゃないんだ」
ということなのかもしれません。
もしくは役職の違いでしょうか。
役者だったらここでようやく達成感を味わえていたような気もします。演出という役回り、裏方というポジションの立ち回りが僕の中でちゃんと確立されてきたからかもしれません。
あるいは、そう。
壁男と自嘲していた「壮太」のように
未来への憂いと更なる満足への期待、
そんなものに絡め取られて
幸せを感じにくくなってしまったのでしょうか。
観た方はきっと思ったのではないでしょうか。
幸せの定義に正解はないと。
だけれども3人のうち2人は「幸せ」を
自分なりに定義しています。
脚本上はもしかすると、【壮太】の道の先の幸せを肯定するものではなかったのかもしれません。
けれども僕は、
「青い鳥なんてどこにもいなかった。でもそれ “で” いいじゃない」
と説得する【日菜子】の言葉に素直に頷くことはできないし、半ば言い聞かせるように
「俺は今幸せだよ」
と重ねて諭す【悠】の言葉を鵜呑みにできません。
演出を担当した僕自身が実は最も【壮太】らしく、
「もっと違う未来があったんじゃないか、別の可能性があったんじゃないか」
と考えて、次の歩き方を模索している気がします。
あの場面で僕が共感して泣けなかったのはきっと、
話の展開が唐突すぎるだけではありません。
自分に近すぎたからじゃないかなと思います。
もちろん、
【日菜子】のような幸せも【悠】のような幸せも
僕の中には大なり小なり共存しています。
役者が臍の緒を登場人物にくっつけてエネルギー供給するように、僕自身も演出するときは各キャラクターに対して断続的、時に連続的に同様のことをしています。
作家が「登場人物は自分の要素を分散させて少しずつ当てはめているだけだ」というのは偶に聞きますが、僕の中では演出も同じように僕の一部を切り売りして構成しています。
書き手は違うかもしれないけれど、作家に寄り添うというより、各キャラクターに自分の血を通わせて創るのが僕のやり方です。
随分と話にまとまりがないですね。失礼。
兎にも角にも、僕は今、達成感と楽しかったという気持ちだけではないということです。むしろそれらはどちらかと言うと付属品。完全に演劇創作の沼にハマってしまいました😅
「産声」をやったときのあの有頂天さ、もう死んでもいいと思えるぐらいの達成感や満足感は正直ありません。
今回の旗揚げは奇跡でもなんでもなく、やるべきことをやった結果、辿り着くべきところに辿り着いたのだと思っています。
僕がもう一度手離しに喜べることはあるのでしょうか。どうなんでしょう。今のところ目星は付いていません。今回のようにちゃんと計画立てて追求している限り、あまり無いんじゃないかと思います。
あ、でも、やり遂げたときにかけられる優しい言葉とかにはすぐ号泣しちゃうんですけどね😅
自分自身の頭を撫でてやる期間は既に終えていて、
よくやったなぁとは思いつつも、25m泳げたなら次は…という思考に行くほうが強いです。
この道にきっと終わりなど無くて、
それは【壮太】も【日菜子】も【悠】も知っていて
3つ目のパラレルで彼らはそこに終止符を打ったのかもしれないけれど、僕はそれを見てまた歩き出すことに決めました。
長々と抽象的なお話をすみません。
そんなこんなで、ちょっぴり感傷に浸りながら、次のことを考えています。
劇団CLOUD9を、小沢佑太を、
今後ともよろしくお願いします☁️
あなたにとって、私にとって、今日という一日が、
かけがえのない明るく輝く一日でありますように。
2022.10.20 共鳴｜終演報告③
＊ おしらせ ＊
■自己紹介のようなもの
「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」
■劇団CLOUD9旗揚げ(演劇)公演🚩
10月15(土)-16(日)@イカロスの森(神戸市)
■クラウドファンディング初挑戦🙇♂️
■小沢の出没情報🥷
①11月12(土)-14(月)@ムーブファクトリー(大阪市)
劇団白色 第3回公演『ウツボカズラ、飯を食え！』
#舞台監督 #初挑戦
②2023年1月14日(土)@？？？(京都)
劇団CLOUD9 ドキュメンタリー演劇#0
③2023年2月中旬@ウィングフィールド(大阪市)
？？？『？？？』 #舞台監督
■関西で劇団立ち上げました！〜劇団員募集〜
■ stand.fmで配信中
日々の気づきやフレッシュな言葉たちを、寝起きの声に乗せて毎日投稿しています。
「ボイスdiary〜共鳴〜」
#毎日note
#毎日更新
#毎日投稿
#note毎日更新
#演劇
#小劇場演劇
#小劇場
#関西小劇場
#エッセイ
#日記
最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 現在は日々の気づきを毎日綴っています。 2022年に劇団を立ち上げ、その運営を行う中での気づきや成長日記にすることを目指しています。 もしよろしければ、今後の活動をサポートしていただければ幸いです☺️