心の回復。エネルギーチャージ。
こんにちは。今日はすっかり夏日。
でもいい天気で心も晴れやかになりますね。
さて、やっとnoteを書く時間がとれました。
これぞ休みって感じがして嬉しい。
最近、仕事の日はなかなか
プライベートPCを開く時間がなくて。
朝も夜もnoteを書く時間がとれないでいます。
なんとも悲しいですが、仕方ない。
一日は24時間しかなくて、
私にはそれでは圧倒的に足りなくて。
そうなると何かを削るしかなくて、
つい、仕事以外のことを削る日々になっています。
今は仕方ないかなあ、
2ヶ月くらいはこれが続きそうです。
だから、今日と明日の土日は
めいいっぱい休日を謳歌してやるのです!
そんな今日と明日の天気は晴れ。
今日は早速、自転車で買い物に行ってきました。
自転車を漕いでいると風が気持ちいい。
日差しは暑いけれど、空が澄んでいて綺麗。
なんというか、晴れていると
街がカラフルに見えるんですよね。
色々な人たちの話し声、笑い声、
木が風でそよぐ音、車が走っていく音。
色々な景色と色々な音がたくさんあって、
全てが街を彩っている。鮮やかだな、と思う。
毎日それだときっと疲れちゃうけど、
たまにこうして街に繰り出すのはいいですね。
そういえば今日、図書館に行ってきました。
一週間越しの念願の図書館!
でも、思ったより蔵書がそんなに多くなくて。
私はこれからも専ら購入書籍に落ち着きそうです。
電子書籍だと、紙の書籍で買うより
割引があったりセールをしていたりと
割とお買い得に買えるんですよね。
もちろん、図書館で借りられたら
それに越したことはないけれど。
図書館で借りられるようになるのを待ったり、
図書館に入荷するのを待つくらいなら。
私は買ってでも早く読みたい!
そんな気持ちが勝ってしまいます。(笑)
今は小川洋子さんの
「密やかな結晶」を読んでいます。
小川洋子さんは心理描写が柔らかいというか、
バシッとストレートに表現するのではなく
感情の形を縁取るような表現をされる方です。
(私の個人的な印象です)
その柔らかな表現がとても好きで。
例えばこんな表現があったりします。
上方の文章は、主人公がある男性を
小さな部屋に匿うことになります。
そんな彼は外に出られず、
その空間の中で自分のできる仕事をするのみ。
周りに存在を知られてはいけないため
太陽の光に当たることも、外に出ることもできない。
そんな彼の心が弱っていく様子を、
このように表現しているのです。
この物語は、あらゆる身の回りのものが
「消滅」――人々の記憶から消えていってしまうお話。
「記憶狩り」という人たちによって
あらゆる「消滅」が進んでいく。
鳥が消滅し、花が消滅し、香水やラムネが消滅し。
そんな中、小説家である主人公は物語を言葉で紡いでいく。
やがて、ついに「小説」にも消滅がやってきて。
……この先の話は、まだ私も読んでいないので分かりません。
ちょうど「小説」が消滅したところで、
この後が気になります。
このお話、どうやって着地していくんだろう。
今まで当たり前にあったものが
当たり前のようになくなっていく。
しかも、それは存在自体が「消える」というよりは
人々の記憶から「消える」に近くて。
例えば、すべての花が本当になくなるわけではない。
山の中にほんの少し、小さな花が咲いている。
でも、人々はそれを「花」とは認識できない。
綺麗だと思うこともなければ、
その存在を疑問に思うこともない。
そこに「花」は確かに「ある」はずなのに、
人々の中では「ない」ものになってしまう。
それが記憶の儚さであり、
怖いところだなとも思います。
日本はよく平和ボケしているだなんて言われるけど、
戦争の歴史や記憶だってそうだと思います。
そこには確かにあったはずなのに、
みんなの頭の中には「ない」ものになっている。
移り変わる時代の中で、
どんどんそこに「あった」ものの輪郭が
ぼやけて、薄くなって、見えなくなっていく。
それがまた新しいものを生み出す
源泉になるのでしょうけど。
なんとも、悲しいことだな、と思ってしまいます。
さて、今日と明日は読書強化休日にして。
この本の結末を見届けたいと思います。
思いついたことをわーっと
書きなぐってしまったので
もしかしたら脈絡がないかもしれませんが。
今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
それではみなさま、良い休日を。
お仕事の方は、本日も本当にお疲れ様です。
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