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自分のときめきが足りない。

おはようございます。
今日もなんだかどんより気分です。

雨降りのせいなのか、季節の変わり目のせいなのか。
いまいち元気が出ません。

最近、3月下旬とは思えないくらい
寒い日が続いていますね。

会社でも高熱を出して休む方がいたり、
体調を崩される方が多いようです。

自分も、気を付けないと。

今日はすごく素直に、正直に、
自分の気持ちを記そうと思います。

最近、仕事がつまらない。
というかやることがない。少ない。

いや、会社のミーティングで言ったんです。
今週は業務量に余裕があるので、
他に何か仕事があれば依頼してください、と。

でも、割とみんなも落ち着いていて
依頼する業務はないからいい、というお話に。

となると、もうこれは公式ニートです。
公式暇人です。でもどうしたらいいのでしょう。

会社に行ってやることがないって、
私にとってはかなりの苦痛です。

いや、私だけじゃなくてみんな苦痛なのかも。
なんというか、自分が不要な存在のように思えて
悲しくなったり、落ち込んだりします。

とはいえ、2月はかなり忙しかったので
ここで一息つけばよいと思うのですが、
なかなか自分の気持ちとの折り合いがつかない。

みんな、こういう時、どうしているのでしょう。

公式暇人とはいっても、
来週には業務が増えるので
本当につかの間の休息なのですが。

今週をどう過ごせばよいか、と悶々としています。
胸のあたりが鉛を呑んだように重い。

もちろん、完全にやることがないわけではない。
探せば細々とした仕事は出てくるし、
突発的な仕事で時間が過ぎることもある。

でも、なんだかなあ、と思ってしまう。

そんな私の心をときめかせてくれるのは、小説。
小説を読むことが今の私の楽しみです。

なんなら、ずっと小説の中に逃げ込んで
外の世界に出てきたくない。閉じこもっていたい。

自分の好きなこと、ときめくことをしていたい。
でも、それで生きていけるのかは分からない。
これで稼ぐ手段も分からない。

でも、ときめきの中で暮らしていたい。
最近の私は、現実逃避しがちです。

今日もぼーっと、会社休みたいと思っています。

だって、今日一日くらい休んだところで
きっと、仕事の進捗に支障は出ない。

だったら休んでもいいんじゃないかな、なんて
ぼんやり考えちゃっています。良くない。

いや、悪いことではないのだけれど、
会社に行かなければ給料は減るわけで。

しかも私、メンタル不良で
何度か有給を使わせていただいているので
有給はほとんどすっからかんです。

すべて自分の責任。でもなんか生きづらい。
もっと生き生きして生きたい。

最近、「生きづらい」を連発してる。(笑)
本当に心の元気がないんだなあ、と。

昨日から、町田そのこさんの
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」
を読んでいます。

ずっと積読してあった本。
いや、電子書籍だと積読とは言わない?

短編5編からなる本で、すらすらと
あっという間に読めてしまいます。
今ちょうど最初の1編を読み終えたところ。

町田そのこさんの表現も好き。
なんていうんでしょう、ほわっとした表現。

きちっと分かりやすく表現した言葉、というより
雰囲気とか空気感で情景が伝わってくる言葉。

私はにゅんにゅんと伸びるお餅を齧りながら、
美味しいなあと思っていた。

これを読んだとき、

………にゅんにゅん!!!

となりました。(笑)

お餅が伸びる様を「にゅんにゅん」と
表現されている方、あまり見ないなあと。

でも、不思議とその情景が浮かぶんですよね。
伸びては縮み、伸びては縮む餅を
主人公が押しては引いて食べる姿が。


あとは少し、ネタバレ注意ですが。








アフリカン・ランプアイという
カメルーン原産の青い目をしたメダカ。

そのメダカを2匹ペットショップで購入し、
主人公の幸喜子(さきこ)は家で育てます。

でも悲しいことにそのうち一匹は死んでしまう。
それとともに、恋人であるりゅうちゃんは
幸喜子の元を去っていく。

今まで何度か幸喜子の元を去り、
それでもりゅうちゃんは戻ってきた。

でも、死んでしまったメダカをもって
もうりゅうちゃんが戻ってこない、ということを
言葉なしに情緒的に表現するこの素晴らしさ。

そう、言葉なしでも情景で
人の別れや出会いを表現できるのだな、と。

桜を見て、人が出会いと別れの季節を
想像するのと似ていますね。

………いやあ、小説を読んでも
その素晴らしさを伝えるには語彙が必要。
私の語彙力ではまだまだ伝えきれませんな。

残り4編も読むのが楽しみです。
私の大事なときめきの時間。

おっと、ときめきの時間を大切にしていたら
もう準備しなきゃいけない時間です。

では、行ってきます。
みなさまも、良い一日を!

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