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英語が話せると何が変わる?日本の英語教育の未来とそのメリットと問題点☆

今回は日本の英語教育についてのポジティブな面と改善が必要かもしれない部分について書きたいと思います。
自分自身は義務教育は日本で受けてるので中高で英語教育は受けてます。
しかし、個人的には海外旅行した時、カナダ移住した時は日本のアカデミックの英語教育はネイティブの英語とゆーか、英会話とは別物だなと感じました。
こういった経験からも、今回の記事のContextは有益かなと思いますね。


日本の英語教育の利点:4つのポイント

1. 語彙力の向上

日本の学校教育では、英語の授業が非常に体系的に進められています。特に、中学校から高校にかけての英語の授業では、多くの英単語が取り入れられ学習します。これにより、英語を母語としない日本の学生でも、豊富な語彙を習得することができてます。
例えば、難解な単語や専門用語が登場する文章でも、日本の学生は比較的容易に理解できることが多いみたいです。
語彙力の強化は、後々の英語学習や試験対策において非常に役立つため、日本の英語教育の大きな利点かもしれません。

2. 文法知識の充実

日本の英語教育では、文法の学習が特に重視されていますよね。教科書や授業では、時制や助動詞、関係代名詞など、英語の文法を徹底的に学びます。文法問題を解くための反復練習も多く取り入れられ、その結果、日本人学生は文法に関する知識が豊富だと思います。
特に、試験で出題される文法問題に対しては強みを発揮します。文法に精通することで、正確な文章作成や読解力の向上が期待でき、将来的に英語を使用する際の基盤が築かれはします。

3. 読み書きの強化

日本の英語教育は、会話よりも読み書きに重点を置いていますよね。これにより、学生は英文を読む力と、それを理解した上で適切な英文を書く能力を養うことができます。
特に、高校生になると、英語の長文読解やエッセイの執筆がカリキュラムに組み込まれ、さらにその能力が強化されます。大学入試においても、英文読解や作文の試験が重視されているため、学生は自然と読み書きに慣れていくことができます。これらのスキルは、学術的な場面やビジネスの現場でも役立つかもしれません。

4. テスト対策に強い

日本の英語教育では、定期的なテストや模擬試験を通じて、学生の英語力が評価されます。特に、大学入試に向けた受験勉強では、過去問を何度も解き、パターン認識と時間管理を徹底的に訓練します。
これで、学生は試験に対しての戦略的なアプローチが身につき、高得点を狙うことが可能になります。英語力の高さを証明するための資格試験(例えばTOEICや英検)においても、このような試験対策の経験が活かされます。結果として、日本の英語教育を受けた学生は、試験という形式においては優れたパフォーマンスを発揮することができてるなかなと感じます。

結論

日本の英語教育は、語彙力や文法力、読み書きの能力を高めることに重点を置いており、特にテスト対策に強い教育システムが特徴です。
だから、日本人は英語を使う場面では会話力に不安を感じることがあるけど、英文の理解や作文においては優れた能力を発揮することができます。
英語を学ぶ環境が異なる中で、このような日本の英語教育の強みは、将来的な学術やビジネスシーンでも活用できると思います。

一方、日本の英語教育は、近年改善の取り組みが進められているにもかかわらず、依然として多くの課題を抱えています。
特に以下の4つのポイントが大きな問題として指摘されているのではないでしょうか。
これらの問題も詳しく見ていきながら、今後の改善策についても触れてみましょう!

1. 長期間の英語教育にもかかわらず話せる人が少ない

日本では、小学校から大学まで約10年間英語教育を受けるにもかかわらず、実際に英語を話せる人が少ないという現実がありますよね。
これは、教育内容が主に文法や単語の暗記に偏っており、コミュニケーション能力を育てるための実践的な訓練が不足していることに起因しています。
英語のテストも、リーディングやライティングに重点が置かれており、リスニングやスピーキングの評価がかなり軽視されすぎです。
結果として、英語を「読む」「書く」ことはある程度できるものの、「話す」「聞く」ことに自信が持てない学生が多くなってると思います。

実際にカナダ人のESLの教師をされてるクライアントから日本人の生徒達はライティングや文法は他の留学生より遥かに優れてるが、スピーキングなった途端、自発的に話す生徒がほぼいないとおっしゃてました。一方、中米、南米の留学生達は恥じらいなく、文法やアクセントがめちゃくちゃでもコミュニケーションに積極的だそうです。
Shyな性格と間違えたら恥ずかしい気持ちが強いのが原因かもしれないですね。

2. 中学生・高校生の英語力が目標に届きにくい

文部科学省が定める英語力の目標に、多くの中学生や高校生が届いていない現状も課題みたいです。
例えば、中学校卒業時点で「英検3級以上」、高校卒業時点で「英検2級以上」を目指すという目標が掲げられていますが、実際にはそのレベルに達していない生徒が多いのが現状らしいです。
これは、授業時間の不足や教材の内容が生徒のレベルに合っていないこと、さらには教師の指導力不足などが原因として考えられるかもしれません。
また、生徒自身の英語に対するモチベーションの低さも一因となっています。英語が「受験のための科目」として認識されており、実際のコミュニケーションツールとしての重要性が十分に伝わっていないことが、学習意欲の低下を招いているのではないかなて感じます。

3. 英語教師の指導力不足

英語教育の質は教師の指導力に大きく依存します。しかし、現状では英語教師の指導力が不足していると指摘されています。
特にスピーキングやリスニングといったコミュニケーション能力を育てる指導に関しては、教師自身の英語力や指導スキルが十分ではないことが多いみたいです。
日本の英語教師は、英語の知識が豊富であっても、それを実際に使うシチュエーションが日本では少ないかもしれませんし、生徒にとっても英語を実際に話す機会が限定されてるかもしくは無いかもしれないですね。
英語教師のスキル向上のためには、研修や海外での経験を積極的に取り入れる必要がありますが、現実的には時間や予算の制約があり、十分に行われていないのがリアルな現状です。

4. 英会話の授業が軽視されがち

日本の英語教育では、英会話の授業が十分に行われていないことも大きな問題の一つです。
教科書に沿った授業が中心で、英会話の実践の場が少ないため、生徒は英語を実際に使う機会がほとんどないようです。
特に中学・高校では、文法や読解が重視され、スピーキングやリスニングといった実践的なスキルを磨く授業が軽視されがちです。
これにより、試験で良い成績を取るための「受験英語」が優先され、実際に英語を使ってコミュニケーションを取る力が育たないという問題が生じています。
また、英会話の授業があっても、生徒が英語を話すことに対して抵抗感を抱いているケースも多く、積極的に参加する生徒が少ないというのも課題の一つです。
こうした状況を改善するためには、英会話を授業の中核に据えたカリキュラムのupdateが求められます。

改善に向けた提案☆

以上の問題点を踏まえて、日本の英語教育を改善するためには、以下のような取り組みが必要です。まず、英語を「コミュニケーションのためのツール」として再認識し、実践的なスピーキングやリスニングの指導に力を入れることがめちゃくちゃ重要です。
また、英語教師のスキル向上のための研修や海外研修の機会をかなり増やし、指導力を強化することが必須だと思います。
さらに、英語教育全体を見直し、試験中心の「受験英語」から脱却し、実生活で役立つ英語力を養う教育に転換していくことも絶対必要ですよ。

このように、さらっと挙げただけでも日本の英語教育には多くの課題がありますが、それらを改善することで、国際社会で活躍できる次世代を育てることができますし、日本人が英語を第二言語として普通に使える未来が来ると思うのですが.…皆さんはどう思います?


以上、このストーリーを最後まで読んでいただきありがとうございました!
もしこの内容が良ければ、できたら沢山の人達に読んでいただきたいので、スキ、コメント、フォロー、シェアしてもらえると有難いですし嬉しいです~🙇‍♂️

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