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独断と偏見の2022年「ベスト〇〇ゲーム」

去年分はこちら

今年は、12月25日時点で59本のゲームをクリアしました。
(積みゲーを数えると、俺はいったい何をしていたんだ……と憂鬱になりそうなのでクリアしていないゲームは数えません!)
プレイ途中のものもありますが、今年も様々なベストを考え、個人的ゲームアワードとして選出してみました。

2022年ゲーム音楽に特化した記事も書きました。


ゲームオブザイヤー

Ghostwire:Tokyo

個人的に、昔の自分がゲームを楽しんでいた気持ちを思い起こさせてくれたのが、唯一無二でした。面白いゲーム、かっこいいゲームは数あれど、その心の奥底まで影響する、Ghostwire:Tokyoのようなゲームはなかなか無かったです。



ベストRPG

トライアングルストラテジー

正直、ベストゲームと迷いました。それくらい面白かったです。
ストラテジーとしての面白さはもちろん、何よりシナリオ分岐がNPCの投票で決まるという画期的なシステムが凄いですね。そこをNPCに委ねるというのは当然プレイヤーの思い通りにならないこともあるのですが、それこそ「本当に登場人物たちが意見をぶつけ合っている」という証拠。この理不尽さがまた物語に厚みと悩み、納得感を生んでいました。



ベストアドベンチャー

As Dusk Falls

『ライフイズストレンジ』や『デトロイトビカムヒューマン』などの選択型アドベンチャーが好きなんですが、このゲームはその中でも群を抜いて迷わされ、頭を抱えました。やはり、2つの視点で選択するアドベンチャーである上に、それぞれの視点が相対するものであるというところ。片方を有利にすると片方が不利になるシーソーのような選択および物語が、ベストアドベンチャーとして選ぶ一番の決め手でした。



ベストストーリー

魔法使いの夜

先日クリアしたばかりなので熱い気持ちが残っているところもありますが、とにかくここ数年でベスト級に爽やかなストーリーでした。もともと月姫リメイクで知った蒼崎青子が主人公で、どんなもんかな……と思ったんですが、プレイするほど増していくキャラクター達の魅力、ノベルゲームと思えない迫力、淡い気持ちと年相応の悩みなど、全てが丁寧で心に刺さる作品でした。別noteで感想書きたい……。



ベストストーリーテリング

7 Days to End with You

これは言い換えると仕組み、メカニクスが画期的であるということなんですが、「知らない言語を徐々に解読していくことで物語が少しずつわかっていく」というメインシステムが本当に気持ちよかったです。
そして、プレイヤーの言語理解のペースに合わせて徐々に物語が開示されていくので、プレイヤーの理解より早くもなければ遅くもない、完全に歩調を合わせたストーリーテリングとなっているのが素晴らしかったです。



ベストアクション

Neon White

スピードラン+FPSの新進気鋭なアクションゲーム。
ひたすら3Dのマップを一人称で走り続け、なおかつFPSとして敵を倒さないといけない忙しないゲームですが、武器が同時に移動手段となる仕組みがまた頭を使うポイントとなっています。ここがまた、cslesteのように「頭ではこうすればいいとわかっていても、指が追いつかない」という、何度もやり直したくなる仕組みとなっていて面白かったです。
特に、アクションとしての気持ちよさはもちろん、レベルデザインとして、初見のステージでも次に進む方向に迷わないのが驚きでした。相当練って作られたのだと思います。



ベストカルチャー

DRAINUS

2Dシューティングというゲームは、ゲームセンターにあるゲームの中でも、簡単に手を出せないイメージでした。一度やってみて、数分プレイして、ゲームオーバー。対戦でも無いので、「まあ、こんなもんか」と思って離脱。そんな印象でした。当然、インカムを稼ぐためにSTGは高難易度化していき、初心者は離脱。そのスパイラルでカルチャーが小さくなっていったように、外から見ると思います。
そんな中、インディーゲームであれば「売り切り」でもいいと気づかされたのがこの作品。そして、「誰でもクリアできるSTG」でもいいとも気づかされました。多分、初めてクリアした2DSTGだったと思います。



ベスト時間泥棒

Vampire Survivors

最初に知ったのは配信者の方のプレイでした。
「30分が一瞬で溶ける」というような話が多く、まさかそんな……と思ってプレイしてみたら時間が盗まれました。
ドット絵でシンプルなシステムなのに、何がこうも中毒にさせるのか。極限に絶妙なゲームバランスがそこに存在したのでしょうか。まさに、一世風靡した作品です。



ベスト難しい

タクティクスオウガ リボーン

クリアまで約90時間かかりました。ある意味時間泥棒とも言えるこの作品、とんでもなく難しかったです。
やはりレベルキャップ(このストーリーの進み具合なら、ここまでしかレベルを上げてはいけないという制限)がくせ者でした。RPGの「レベルを上げて物理で殴る」みたいなことが出来ず、とにかく戦略で勝たないといけない。特にボスが強くて、弱音を吐きながらなんとか攻略していました。その代わり、戦略がハマって勝てたときの気持ちよさは脳汁が出まくり、地獄のような強さのラスボスを倒せそうなときの快感は今年イチでした。



ベスト切り口

市立カクレザ図書館

図書館の司書となり、貸出業務を行うという切り口で制作されたゲーム。
量子力学の本を返却しに来たクールな女の子が、恋愛の本を借りたりするのを体験すると、ガラッと印象が変わります。本の好みって、かなり個々人の欲求を丸裸にしていると気づきました。本の貸し借りだけでどんなキャラクターか描写される結果になるのが非常に新鮮で面白かったです。



ベストかっこいい

ROLLERDROME

このビジュアル。コミックのようでありつつ、そのビジュアルでローラースケートを履いて移動+TPSというシステムから生まれるスピード感。
さらには、トリックを行うことで弾が補充される仕組みが上手く作用していて、トリックを行うことが義務になる→かっこいいプレイが義務になるところが素晴らしかったです。ちょっと、次のステージに進む難易度が高く途中で止まってしまっていますが、間違いなくセンス抜群なゲームでした。



ベストオープニング

SCP:極秘ファイル

オープニングでこのゲームがどういう世界観が一発で理解できるその破壊力もさることながら、想像力をかきたてられる不気味さも素晴らしく、映画的でありつつこれから始まるゲームへの好奇心が高まるオープニングは見事でした。シンプルな導入からオープニングの流れ、まさにベストです。



ベストエンディング

GOODBYE WORLD

エンディングというよりは、広い意味で「エンディングを含めた演出」という点でベストに選びました。
そもそもゲーム制作をテーマにしていた作品であるということから、エンディング、スタッフロールというものとの親和性は高いのですが、しかしこのゲームはさらにその上を行ったと思います。私としては、「このエンディングでゲームが完成した」と言っても良いと感じました。



ベスト音ゲー

Soundfall

2D見下ろし型で、キャラを操作しながらシューティング中心で敵を倒すゲーム。そして、そこにリズムゲーム要素が加わった作品です。
このゲームはBGMのビート、拍に合わせてボタンを押すことが大事で、そのタイミングでボタンを押すことで攻撃力が上がる……と言うより、通常攻撃が出来るというものです。曲のリズムに合わないタイミングでボタンを押すと、通常攻撃が弱体化してしまうということになります。
そんなシステムを彩るBGM、とにかく多種多様な音楽が用意されています。4つ打ちからカントリーミュージックまで、BPMも様々。ステージ数も多く、さらにはプレイヤーが保有している音楽でも遊べる『ビブリボン』仕様。今年一番長く遊んだ音ゲーでした。



ベストインディー

Cult of the Lamb

今年も様々なインディーゲームが発売されましたが、今年何か1本を選ぶとしたら本作になるかなあと思いました。
ローグライク部分、ライフシム部分、これらの要素が飛び抜けて魅力的というわけではないもののいつの間にか時間が溶けてしまう完成度の高さ。そして、キャッチーで可愛いデフォルメされた動物キャラと、ブラックジョークを超えたカルト教団という異常性。全ての要素が的確に混ざり合う、死角の無い作品であったと思います。



ベストホラー

SIGNALIS

そもそもホラーゲームはほとんどやらないのですが(怖いので)、このゲームはあまりに評判が良かったためプレイ。
当然一番簡単なモードでプレイしているのですが、確かにビジュアルや雰囲気の醸し出し方はもはや芸術品と言えます。敵がいるとドキドキしますし、弾を無駄に消費しないように思いつつも、あまりの雰囲気にビビって焦ってしまいます。とてもよく出来ているインディーゲーム。
ちょっと積みかけているので適宜進めたいですね。物語も評判が良いようなので。



ベスト心に傷を負ったゲーム

NEEDY GIRL OVERDOSE

これは本当に凄い作品でした。インディーでしか描けない、リアルすぎる現代の若い女の子。そこにはクスリと承認欲求の禍々しい現実が、可愛らしい超てんちゃん、そしてあめちゃんとして顕現します。
とにかくリアルなTwitterの鍵垢。しかしそこが共感を生み、ゲームは販売本数70万本を突破、漫画化やグッズ展開、フィギュアなど、留まることを知らない本作の勢いは、来年も大きくなり続けていくでしょう。



ベスト演出

SOUTH OF THE CIRCLE

とにかく演出が素晴らしいゲームです。ゲームは一応、選択型アドベンチャーに入ると思うのですが、エンディングや物語に分岐は無かったと思います。ただ読むだけのゲームではなく、自分で車を運転したり南極を歩くことが出来るのも魅力。しかし、その演出が凄いです。過去と現在の2つの軸で物語が形成されているのですが、その移行が「同じ動作」を起点にしています。南極で施設の電気をつけたアクションが、過去に大学の講義で電気のスイッチを操作したアクションに瞬時に繋がるといった、騙し絵を見たような感覚に陥る、見事としか言えない演出は今年No.1です。



ベスト2022に翻訳されたゲーム

Rhythm Doctor

ワンボタンのみを用いる音ゲーです。2021年に発売され、確か2022年の春頃に翻訳されたと思います。
セリフだけでなく、その医療用語もしっかりと翻訳されているところが素晴らしく、何より、物語性のある音ゲーだからこそその翻訳の質の高さが活きていたと思います。そしてその質の高さがあったからこそ、ゲーム本編の演出が違和感なく表現できていたので、間違いなく素晴らしい翻訳であったと思いました。



ベストゲームミュージック

ソニックフロンティア

これは本当に凄いゲームミュージックでした。『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』は、クラブミュージックをベースとした音楽で高い評価を獲得し、20年以上経った今でも人気のゲームミュージックですが、きっとソニックフロンティアのBGMも、何年先になっても評価され続けると思います。
とにかく、クラブで流れてそうな音楽、その中でもUKハードコアやドラムンベース、ジャングルなど、比較的スピード感のあるゲーム性と一致したスピード感のあるジャンルがBGMとして制作されている印象でした。さらにそれらの音楽がくっきりとした輪郭を持つ、音楽として主張する上に質の高いものである……つまりは驚くほどはっきりかっこいい音楽でした。
間違いなく今年ベストです。



ベストヒップホップ

ikenfell

もともと日本語ラップからクラブに興味を持った身として、ゲーム内のBGMにラップが入っているととても惹かれます。そしてこのゲーム、イベント戦闘でのBGMにラップが入ってくるんです。
初めて聞いたときの衝撃、そのラップの質の高さ、そしてタクティカル+アクションシステム、ゲームボーイアドバンス調のビジュアルと、ぴったりマッチしていた素晴らしさを覚えています。



ベストニヤニヤ

カンパニーマン 社畜の下剋上

2Dアクションとしてはよくあるデザインなんですが、その切り口が面白い。
社畜、すなわち企業の末端社員が、各ステージである各部署を攻略していくデザインで、敵やマップのビジュアルも会社を模したものとなっています。特に、冷房が効きすぎて氷のステージになっているところや、遠隔攻撃の名前がチクチクした攻撃的なEメールであったりするところに思わずにやけてしまいました。



ベストリマスター

風のクロノア 1&2アンコール

過去のゲームがリマスターされることが多くなってきた昨今ですが、このリマスターは素晴らしい。何がどう素晴らしいかと言われると難しいんですが、とにかく何も足してないことと何も減らしていないこと、それでいてベースとなる映像が綺麗になっているというところが、当時のファンからするととても遊びやすく、思い出がそのままで嬉しいところでした。Wii版が元になっているというところで、PS版と演出が少し違うのが気になりましたが、本質は素晴らしいリマスタリングだったので今年ベストです。



ベストオープンワールド

Horizon Forbidden west

前作に比べて物語の幅が広がると同時に、登場人物の数も増えやや難解になった印象でしたが、しかしオープンワールドでやりたかったことが最も実現されたゲームでした。特に、終盤に空を飛ぶ機械獣を操りフィールドを飛び回った瞬間が、最高のオープンワールド体験でした。



ベスト女子高生

玉織 紬(サムライメイデン)

かわいい

今年やったゲームの中で1番可愛いキャラでした。特に、早期購入特典のギャル衣装は最高。いいですか、サムライメイデンにエルデンリングのようなゲームバランスややりがいを求めるのは違います。それは「エルデンリングは女子高生が出てこないから駄作!」と言っているようなものです。
たまたま剣道が得意な可愛い女子高生が異世界転生して、制服姿で魑魅魍魎とキャーキャー言いながら戦う。そこが一番の魅力なんです。



ベストイケメン

セレノア・ウォルホート(トライアングルストラテジー)

セレノアは顔とかじゃなく、その性格がとんでもないイケメンでした。
近年稀に見る聖人君子。まさに王道中の王道で、人を思いやり、弱きを助け強きを挫く。昨今、人間味のあるキャラクターが多く描かれている中、こうもアイコン的なキャラクターが描かれたのは、90年代のRPGのようであるなと思うと同時に、こういう筋の通った表裏の無い人物の求心力、魅力は素晴らしいなと思いました。



ベスト中年

Sunday Gold

おじさんたちが主役のペルソナ5です。
ペルソナ5は若いイケメン&美女が怪盗団としてオシャレに決めるからかっこいいのであって、おじさんたちが怪盗団となるのそれはただの窃盗団なんだなあと実感したゲームでした。
典型的なコマンド型のJRPG戦闘システム、ポイント&クリックでの探索、謎解きなど、ゲームそのものや翻訳の質は高く、また歯ごたえのある難易度でだらけさせない魅力がありました。演出も明らかにペルソナシリーズから影響を受けていて、スタイリッシュかつコミカルで気持ちよかったです。



ベストPS Plus

聖剣伝説3 TRIALS OF MANAと軌跡シリーズ

今年、聖剣伝説3が無料で遊べたのはもう僥倖でした。聖剣伝説は2が一番好きなんですが、リメイクでショックを受けたため、3は別にいいか……と思っていました。しかしその出来の良さは聞いていて、買うかどうか迷って大分時間が経過していたところに、PS Plusで遊べるというニュースが。評判通り出来はよく、超楽しめました。

そしてもう一つが、英雄伝説 軌跡シリーズ。王道RPGとして長く続いている作品、遊びたいと思いつつもプレイできる媒体が無かったため手を出せていませんでしたが、PS Plusで初代から無料なことが分かり狂喜乱舞。空の軌跡3部作を終わらせ、零の軌跡を終わらせ、今は碧の軌跡。無料でいいんですか、早く最新作まで追いついて買いますね、ファルコム様。



ベスト新機能

Aperture Desk Job

Steam Deckのために開発された無料の短編ゲーム。一人称視点で、Steam Deckで何が出来るかを体験できるゲーム……と認識しています。
短編な中に、音声入力システムが入っていたりと、Steam Deckが欲しくなるゲーム。そもそもゲームとしても質が高く、プレイしていて面白い新技術発表会のようなゲームでした。



ベスト動物ゲーム

STRAY

これはもう、今年はSTRAYの圧勝でしょう。
完全に猫となってゲームをプレイしていましたが、そこにストレスを感じない(人間だったら先に行けるのに……などと思わされない)ゲームデザインが素晴らしかったです。
ゲーム自体はパズル的な要素が強かったかなと思いますが、のんびりサイバーパンクな世界を猫として走り回るのもまた面白みの一つであるゲームでしたね。



ベスト食べ物ゲーム

たこパ サバイバル

微妙に配信界隈でも賑わっていたゲームな気がします。
たこ焼きを食べて栄養を補給し、その栄養が無くなって死んでしまう前にまたたこ焼きを食べる。しかしその具によって栄養が偏っているので、考えて、記憶して食べていかないといけないというゲーム。
別noteで書いてますがこれがなかなか奥が深い。
歴代1番スキを集めた記事になりました。



ベストアクト

IMMORTALITY

ゲームそのものの謎、物語、映像から映像へと直感的にリンクするシステム、全てが濃密な雰囲気を醸成している今年最大の衝撃作。映画をテーマとして、全編実写という途方もない労力と時間をかけたインディー。
何より、その役者さんが素晴らしい。
特に主演のマノン・ゲージ氏の演技は、役者さんや演技に詳しくない自分でも、その上手さが伝わってくる表情、動き、話し方で、感情の機微がビシビシと伝わる凄みを感じました。



ベストボイスアクト

OPUS:星歌の響き

『タクティクスオウガ リボーン』と迷いましたが、「一度クリアして物語を知っているのに、それでもボイスアクトのおかげで再度感動できた」というポイントから『OPUS:星歌の響き』を選びました。
そもそもの感動的な物語を、素晴らしい声優さんがさらに情緒豊かな物語にしています。そして、物語の中で出てくる難読単語なんかも、ボイスが入ることで読めるようになるという一石二鳥。物語の理解も捗る、素晴らしいボイスアクトでした。



ベスト後でやりますゲーム

Disco Elysium

十数分くらい遊んだのですが、その文章量と行動できることの多さ、さらにはそれら一つ一つを試したくなる身としては「これ、めちゃくちゃ面白いし重厚だけどめちゃくちゃ時間かかるやつな気がする……」と思ったので、ゲーム消化の年末進行が終わったら遊ぼうかと……。積まないようにしたい。



ベスト体験版

メグとばけもの

今年もちょいちょい体験版をプレイし、なんなら体験版で自分に合わないと判断し購入しなかったゲームもある中、この『メグとばけもの体験版』は間違いなく本編への期待を最大限に高められました。30-40分のプレイ内容で、その感情表現の上手さ、切なさ、バトルの魅力が詰まっている素晴らしい体験版でした。



ベストゲーム関係の思い出

イベントに出演してもらったJames Landinoが『VS SAYU』をかけたこと

9月に秋葉原MOGRAで行われた「VGM 4 GIGS」にゲスト出演したJames Landino氏。彼がコンポーザーとして参加した『No Straight Roads』のBGMはゲームミュージックとして素晴らしく、またクラブミュージックとしても素晴らしいものだったのですが、それをクラブで聞くことが出来たという贅沢。最高でした。あの場で一番高まっていたと思います。



終わりに

徐々に世間は慣れてきたと言えど、今年もコロナウイルスが猛威を振るった年でした。社員数の少ない職場で働いているため、コロナにかかり出社できなくなると完全にストップする業務もあり、気を付けすぎなくらい細心の注意を払い生活しています。
その結果、密になるところや飲み会は控えることとなり、外出や人付き合い自体が減っていきました。
そして代わりに増えたのがゲームプレイに使う時間。50本以上のゲームをクリアできたのは嬉しいです。今年の後半、割とメジャータイトルに時間を費やしましたが、もしインディー中心のプレイだったら60~65くらいのクリアも行けたかもしれませんね。
私が重視しているのは、何より体験。新しい体験を次から次へと求める妖怪のような存在なので、新しいゲームを遊ぶこと、そして一通りクリアして何らかの思いを抱くことに強く魅力を感じます。それはなんらかの形で、血となり肉となると思っているからです。
今年も、ゲームから多くを学びました。学んだ、と書くと学校のような真面目さが出てしまいますが、もっと具体的に言うと、ゲームというエンタメそのものや、人生や生活についての考え方に気づきが生まれた、というところでしょうか。
そういう、ちょっとした変化が、とても大事だと思っています。
その気づきが、楽しむことで手に入る。そして、行為自体が全く苦にならない。そんなゲームというコンテンツ。
2023年も、時間の許す限り徹底的に多く体験していきたいと思います。


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