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「Rhythm Doctor」感想:「ゲームならでは」の最高の演出が、エモーショナルな物語を彩る超傑作。「ワンボタンだからこそできる胸を打つ音ゲー」がここに


とにかく「2ステージ目のボス戦」までやってほしい



2021年2月26日、「Rhythm Doctor」というインディーゲームが発売されました。マレーシアのデベロッパー、7th Beat Gamesによる作品です。steamとitch.ioにてプレイ可能です。
発売時は日本語化されていなかったのですが、2022年3月29日、晴れて公式日本語化。

TrailerのBGMも良さそう、ドット絵のクオリティも高い、値段もお手頃…。
ちょうとゴールデンウィークで時間もあったので、軽い気持ちで遊んでみたのですが、これがもう宝を掘り当てたような傑作で。

音ゲーの概念が崩れた…と言ったら大げさかもしれませんが、しかしその演出に度肝を抜かれたのは間違いありません。
ある意味、2021年の傑作インディーゲーム「Inscryption」を遊んだときのような、脳を刺激される感覚が、そこにはありました。



ひとつのボタンしか使わない「音ゲー」

ジャンルとしては「音ゲー」ではありますが、どちらかというとリズム天国的なプレイフィール。
beatmaniaのようにいくつもボタンを押すのではなく、1か所(スペースキー)のみを押す、ワンボタンの音ゲーです。

ゲームの目的は、患者の治療。主人公(プレイヤー)は、病院の研修医としてリモートで治療に参加します。

具体的なプレイ方法は、曲ごとに一定のタイミングでスペースキーを押すこと。基本的には、各曲、各小節の「7拍目」でキーを押します。
画面左から1拍ごとに心電図の波が右に動いていくので、1,2,3,4,5,6…7!のタイミングでキーを押すのです。

ステージが進むごとに、曲の2拍目、4拍目を押すようになったり、曲のテンポが変拍子になったり、一人じゃなく複数人の心電図(治療)に対応したり…と難易度が上がったりしますが、根本は変わらず、的確なタイミングでキーを押すこと。ミスが多いとステージ失敗となり、また最初からやり直しになります。

システムとしてはこのような形で、これだけだと「まあそういう音ゲーもあるかもね…」という印象なのですが、このゲームの魅力はその「演出」にありました。ワンボタンの音ゲーという骨組みに、かくも見事な演出が肉付けされることで、ゲームとしての魅力、完成度がとんでもなく高まっているのです。

複数人を同時治療することも



ワンボタンだからこそ画面を縦横無尽にかけめぐる演出

2種類の音ゲー

音ゲー最中の演出。それはまず、音ゲーの種類により2つに分けることが出来ると思います。

ひとつは、純粋な音ゲー。いわゆる、昔からゲームセンターにあるような、ノーツ(曲やリズムに合わせて流れてくるオブジェクト)を叩くことをゲームの主としている音ゲーです。このゲームの演出は、基本的には音楽や画面を盛り上げる演出として存在するものであると思います。

それこそbeatmaniaやpop'n musicは、ノーツの外にアニメーションが流れる形ですし、jubeatなんかはそういったアニメーションも無い硬派な部類に入ると思います。他にも、スマホのデレマスやアイドリッシュセブンもそうですね。例え背景にライブ映像など演出が流れたとしても、ノーツを叩くという要素を邪魔しないようになっています。

一方、もう一つの音ゲーとして存在するのは、演出として音ゲーが用いられているものです。

このRhythm Doctorはまさにそうだと思いましたが、プレイしていて彷彿としたのが「Everhood」。確かにノーツを叩く(Everhoodの場合は避ける)ことがステージクリアの目的ですが、ゲームとしての主軸が完全にその「音ゲー」にあるとは言いにくい、つまりは音ゲー部分も物語の演出である(しかしゲームとしてプレイヤーが能動的に操作するのが音ゲー部分である)というのが、従来の純粋な音ゲーと異なる種類の音ゲーであると思います。それこそリズム天国もそうですし、パタポンなんかも、音を頼りに攻略するゲームですよね。

Rhythm Doctorはワンボタン、つまりスペースキーのみを用いるだけのシステムとして簡易なゲームでありますが、その中でときにはノーツや心電図のラインそのものが見えなくなるような演出もありました。ノーツがないがしろにされ、ゲーム内のキャラクターのやりとりや行動にフォーカスを当てた演出がなされるのです。


ないがしろにされる「ノーツ」

ノーツがないがしろにされる…純粋な音ゲーでは、例えばノーツが消えて見えなくなる、と言った「高難易度化」のための演出(設定)が存在しますが、このゲームではそういった難易度のためではなく、物語のために意図的にノーツがないがしろにされているのです。

ノーツが画面外に追いやられている

そしてその演出が、まるで「Inscryption」を遊んだときのような衝撃だったのです。
具体的に語ってしまうとゲームの魅力のネタバレになってしまうような気がするので控えますが、先ほど記載した通り、ノーツに合わせてキーを叩くという動作を、視覚的に「邪魔」しているような演出なのです。


画面いっぱいの演出

つまり、視覚的に、画面を見るだけではどのタイミングでキーを押せばいいかわからない。音だけを判断してキーを叩かないといけない。一見不便なその演出の理由が、「画面をいっぱいに使い物語を表現するため」に行われていたのが、このゲームの最も魅力的なところなのです。

例えば、誰かのもとへキャラクターが走る演出。この場合は画面が右から左に動くことで、キャラクターが走っているような演出がなされていました。ただし、当然ノーツも視覚的にずれます。視覚的に把握しにくくなります。ときには画面外にノーツが移動してしまうので、耳で音楽を聞いて、適切なタイミングでキーを叩かないといけません。視覚には頼れないのです。
そんな不便さがありつつ、しかしここでは確かに「誰かを追いかけているキャラクター」という出来事が、音ゲーをやりながらしっかりと表現されていたのです。

実際には画面が目押し出来ないくらいめちゃくちゃ動いています。

また当然、病気に悩むキャラクターの苦悩を表現するように、グリッチ的な画面が音ゲー中に表示されることもあります。医師が患者の元に急ぐ様子を表すため、通常左から右に流れるノーツが右から左に流れることもあります。複数のキャラクターの様子を表現するために、画面が分割される演出もあります。

一般的な音ゲーでは、ノーツをちゃんと叩くという部分にフォーカスが当たっており、ここまでの演出は行われていません。それは「音楽に合わせてボタンを押す面白さ」にフォーカスが当たっているからだと思います。

このゲームは当然、ひとつのキーを叩くのみで遊ぶため、音ゲーの難しさ、達成感というのは、複数のボタンを用いるものやスマホのフリックを利用した音ゲーよりは劣っていると感じます。しかし、そこを犠牲にして演出に特化した分、物語の魅力が爆発的に増している、そんなゲームなのです。


心臓がドキドキする理由は病気だけではない

そして言いたいのは、この脈拍という部分を物語に取り入れたこと。
心電図の波形を模したノーツを用い、脈の乱れを治療するというテーマのこのゲーム。脈拍は不整脈、病気や不安でも乱れます。ですが、別の要素として「他人への好意」でも乱れることがあります。つまり、「好きな人のことを想いドキドキする」、脈が乱れるという演出が、このゲームの「ステージ2」で表現されているのです。

これが非常に上手い演出で。このステージではとある男の子と女の子にフォーカスが当たります。2人のキャラクターはそれぞれ治療を受けている患者なのですが、それぞれの職業、背景も描写されるとともに、音ゲー部分ではその気持ちが表現されるとともに、ノーツや画面そのものを利用した演出でどれほど相手を想っているかが表現されているのです。

特にうまいと思ったのが、その二人の脈を治療するという音ゲー部分。
上下にそれぞれのキャラクター、心電図のライン(ノーツが流れるライン)が並びます。
これは単に二人分の音ゲープレイを行うという内容なのですが、上記のような恋心の背景があると、不思議と二人の気持ちを表しているように捉えてしまいます。

何より、二人の脈がぴったりと一致するノーツの演出が、二人の気持ちが通い合っているような印象になるんですよね。
ただ単に2つのラインがあって、ノーツが流れるだけでは感じられない物語性が表現されていて、本当にぐっときました。

この演出が最も力を込めて行われているのがステージ2のボス戦です。
初めにも書きましたが、とにかく、ぜひこのステージ2のボス戦まで遊んでみていただきたいです。演出と音楽のトップクラスの演出から、物語が伝わる心温まる音ゲー演出の巧みさを、存分に感じ、そしてまるでInscryptionをプレイした時のような驚きを感じられると思います。

こういった演出、つまり物語性の強い演出が出来るのが、全て「ひとつのキーのみでプレイが出来る音ゲー」だからなのです。
ひとつのキーでプレイできるというのはつまりどういうことか。結論、画面を全く見なくてもプレイできる音ゲー、ということなんです。


ひとつのキーしか使わないからこそできる演出

2つ、3つ、4つと押すボタンがあるゲームは、例え曲の拍が完璧に記憶できていたとしても(ノーツを完璧に覚えない限り)画面を見ないでプレイするというのは出来ませんよね。曲のテンポが分かっても、目押しがある程度必要になるわけです。当然、ノーツを見ないと拍が分かっていてもどのボタンを押せばいいかわかりません。

一方でこのゲームは、「7拍目にキーを叩く」という基本的なルールがあり、また派生したルールも一定の拍でキーを叩くルールのため、ステージによっては画面を見なくてもプレイが可能です。

画面を見なくてもプレイが出来るということは、言い換えればBGMが流れていて、拍が数えられる状態であれば、ゲーム画面が全て物語の演出であってもいいわけです。つまり、ノーツなど「目押し」に必要な要素が、全て見えなくてもいいわけです。極論、ゲーム画面が無くても、音さえ聞こえていれば、プレイは可能なのです。

ここが本当に面白いところでした。この、画面が見えなくても問題が無い、というところが、ノーツを表示しないといけないという音ゲーの基本的な制限を取っ払い、自由度の高い演出を可能にしていたのです。

そしてその結果、見たことも無い派手で意表を突く演出と、音ゲーでありながら、まさにノーツを叩きながら物語を体験できるという能動的なストーリー体験、そしてノーツそのものが物語性を生むという画期的な体験を可能にしていました。
ワンボタン、ひとつのキーだからこそできたこの体験。音ゲーの魅力と物語の魅力を両立させた仕組みに、衝撃を受けました。

このあたりは、公式のYoutubeで解説されています。

根本的に影響を受けたのがリズム天国であること、ノーツが無いことから画面の多くをビジュアルに使うことが出来るなど、非常に面白い解説動画です。Youtubeの自動翻訳でかなり精度の高い日本語になるので、英語が分からなくても理解できます。この動画、めちゃくちゃおすすめです。



本来ストーリーテリングが入りにくいところに物語演出を入れるという魅力

これはInscryptionの記事でも書きましたが、「本来ストーリーテリングが入りにくい要素」にストーリーテリングを入れるというのが、非常に新鮮でした。
格ゲーの対戦「中」にストーリーが入るように、そしてInscryptionのカード対戦「中」にストーリーが入るように、本来ストーリーテリングが入りにくい音ゲー「プレイ中」にストーリーが入るところに、心を掴まれたのです。

音ゲープレイ前、プレイ後にカットシーンが入るのならまだわかります。しかし、まさにプレイ中にストーリーが伝わるところが凄いのです。
それはもちろん、単純にセリフが流れるだけでも凄いのですが、前述の通り、「2人のキャラクターの脈拍が一致していることにより『心が通い合っている』と思えるような演出」からストーリーを感じることが出来ましたし、用いられている要素が脈拍だからこそ、凄く脈のテンポが遅くなってしまったときは、死んでしまうのではないかと心配になったりしました。脈と音楽とストーリーテリングが見事に融合している仕掛けが、それぞれの印象を強め合っていたのです。

音ゲーでノーツに対して目押しをしているときに、ノーツを隠すようにセリフやイラストなんかが浮かび上がったら「邪魔」なんですよね。でもこのゲームはそれが可能。さらには、画面分割、反転、カットシーン挿入、何でも可能。なぜなら、ひとつのキーしかゲームプレイに使用しないから
それにより、本来音ゲーという、ノーツを追っているときにはストーリーテリングが入りにくいゲームシステムであっても、物語の描写が十二分にされているんですよね。

さらに言えば、これはゲームそのもののテンポにも影響します。
物語→音ゲー→物語というゲームの流れで物語が一度分断されるのではなく、物語→物語+音ゲー→物語と、ストーリーテリングが途切れないことで、スムーズな物語理解を助長しています。しかも、ストーリーの流れとしては最も盛り上がるシーンに「物語+音ゲー」の部分が配置されており、物語に夢中になる部分で音ゲーもプレイ(能動的にプレイヤーも参加)しています。この物語の駆け上がり方がまた魅力で、音ゲーとストーリーテリングが分かれていないデザインの良さを実感する場面でした。



当然ながら圧倒的にクオリティの高い楽曲も魅力

もちろん、様々な演出があったところで、音ゲーにおけるメインコンテンツである曲がイマイチであれば、ゲームの魅力は半減してしまいます。
しかしRhythm Doctorは、その演出と同様非常にクオリティの高くかつ物語の良さを助長するような楽曲が使用されています。

どこまでがオリジナルでどこまでが既に発表されている楽曲なのかは定かではありませんが、どの楽曲も拍を聞きキーを叩くゲームシステムに合致している良曲ばかり。各ステージに入る前にコンポーザーの方、ボーカルの方などのSoundcloudロゴやInstagramロゴが表示されているので、それらをチェックするとなんらかのルーツがわかるかもしれません。こういう風に、コンポーザーにスポットライトが当たるようなデザインにしているのは、楽曲を大事に扱っているなと感じられました。

ステージごとに、アジアンテイストな曲だったりチルな曲だったり、それこそテクノやダブステップ、ピアノの曲なんかもある、バリエーションに富んだ楽曲がゲームを彩ります。
オフィシャルのサウンドトラックが無い(上記のYoutubeしかない)のが権利関係なのかそれともこのゲームが早期アクセス版だからなのかわかりませんが、いつかぜひ販売して欲しいですね。(そしてDJで使いたい…)



一致する「心拍数」と「BPM」

このゲームの舞台は病院、主人公は研修医、そしてゲームプレイが表しているのは、治療です。
不整脈に対する治療として、先ほどの7拍目にキーを押す(何か電気ショックでも与えているのかもしれません)という行動が、治療となるのです。

不整脈で脈が乱れているその脈に合わせて、治療をする。その治療は、7拍目の脈に合わせて行う。ゲームとして、7拍目にスペースキーを押すことで治療を行ったことになる。

このような設定ですが、非常にうまいな~と思ったのがその「拍」という考え方。このゲームで用いられている脈という要素と、音楽、曲という要素に共通しているのが「拍」なのです。

「心拍数」は、1分間に何回心臓が動いたかを数えるものです。片方の手首を、もう片方の手で押さえると、血管が拍動しているのが分かりますよね。これが脈拍。そしてそれが1分間に何回発生しているか、というのが心拍数です。
一方で、音楽の早さを表す「BPM」も同じ数え方です。音楽に携わっている人や音楽好きな方はピンとくるかもしれませんが、曲のテンポを表現するときも、1分間の拍数を数えてそれを数字にします。BPMはBeats Per Minuteの略ですので、まさにそのままです。

つまるところ、このゲームの世界観の中で重要な「心拍数」と、音ゲー(音楽)にかかせない「BPM」は、全く同じ数え方(そもそもBPMで心拍数を数える)なのです。

心拍数(しんぱくすう)
/ heart rate / bpm / 脈拍 /
一定の時間内に心臓が拍動する回数のこと。通常は1分間の回数を指す。
一定の時間内に心臓が拍動した回数のことで、通常は1分間の回数(bpm: beat per minutes)で表現されます。
心臓が血液を送り出す際には、動脈にその収縮運動を示す脈拍が現れます。このため脈拍数や脈拍も同様の意味になります。

「厚生労働省 e-ヘルスネット 心拍数」より引用
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-032.html

音楽にノって、拍を確認しながら音ゲーをやっているつもりが、実はそれは心拍数を計っているような行為だった、しかもこのゲームのテーマは脈の治療…。2つの重要な要素が重なり合うからこそ、それぞれの要素が同期しているような感覚になり、魅力を高め合っていました。



リアルで丁寧な設定が彩る物語

私自身、以前仕事で循環器関係の知識を得る機会があったので、ゲーム内に出てくる言葉に思わず懐かしさを覚えました。同時に、この言葉のリアルさにも驚きました。上室性頻拍(SVT)や房室ブロックなどの医療専門用語、久々に聞いて懐かしさを覚えるばかり。基本的に不整脈は手術が薬物治療よりも優先、カテーテルやペースメーカーが主流と思っていたので(数年前の浅い知識ですが)、こんな治療がもしあったら…と妄想もしてしまいました。

もちろんこのゲームの音楽的な治療はフィクションですが、そのフィクションの中にも「伝わる人にしか伝わらないリアルな医療用語」が存在することで、たまたまそれを知っていた私にとっては物語への没入感が非常に強くなりました。

フィクションならフィクションで通しても良いし、何よりこんな専門用語を知っている人も少ないでしょう。それでも、こういった正しい用語を用いていることに真摯さを感じるとともに、物語を丁寧に描写しているなと思える部分でした。

ちなみに余談ですが、心電図を勉強するソフトもDSで発売されていたりします。私も昔買いましたが、本当に勉強ソフトでした。



終わりに

ちょっとした興味で遊んでみたRhythm Doctor。
予想以上…というより、予想できなかった角度からのサプライズな演出に虜になった、傑作でした。

公式日本語訳も素晴らしく、英語だからこの体験を味わえなかった1年間がとても惜しい気持ちになりました。
何より、前述の通り音ゲーとストーリーテリングを合わせた仕掛けが見事。
ワンボタンだからこその強みを存分に発揮しているゲームでした。

このデベロッパーは過去にもワンボタンの音ゲーを製作しているようですし、今後の作品にも期待です。
いや、そもそもこのRhythm Doctor自体が早期アクセス段階であることから、今後のバージョンアップが楽しみです。

メインのストーリーモードはおおよそ2時間~2時間半くらいでクリアしたと思います。まだクリアしていない高難易度の裏ステージがあるため、その部分ではもう少し楽しめそうです。また、それ以外にも、ユーザーがステージを自作できるうえ、それを公開することも可能なので、こちらでも長く楽しめそうです。

とにかく、音ゲーでこんな驚きとワクワクを体験するとは思わなかった。その一言に限ります。
「音ゲーはあまりやったことがないからな…」という方もぜひ触れてみてほしいゲームです。まるでアドベンチャーゲームのような物語と、短編小説のような短くも温かい物語に、ゲームだからこその没入感で浸ることが出来ると思います。
とても素晴らしく、本当にお勧めできる、斬新かつ魅力的な音ゲーでした。


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