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大学の話

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大学に関することのあれやこれ
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2020年6月の記事一覧

休暇の予定

4月にはどうなるかわからなくて真っ白というか灰色だったスケジュールが、だんだん確定事項で埋まるようになってきた。先が見通せるようになってきたことは純粋にうれしい。
打ち合わせ、会議、委員会、試験、入試、その他大学っぽいこと、それに付随する諸々の締切。
スケジューラーに書き入れながら、山ほどある休暇(休出の振替、年次、夏季休暇等)をどこにねじ込むべきか、思案する。

こういう類のものは、取れたら取る

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かたくていたい

もういい加減首肩が限界で、平日だが外のお風呂に入りに行くことにした。
お湯にいろいろ溶かす。首のコリも、過去との対話も、仕事のことも。

仕事では、混乱に乗じて起こる様々なイレギュラーをどう扱うのか問題が、目下かなりの難問。いままで考えなくても良かったこと、無視しても許されたこと、当然としてきたことが、今はかんたんにひっくり返る。世間のバッシングがこわくて、至極真っ当な話を口にするのだって及び腰だ

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オンライン時代の研究室で生じている格差

 我が研究室もちょっとずつ日常が戻りつつある。講義、ミーティング、ゼミなどは未だオンライン開催だが、実験などの目的のためには研究室に出てこられるようになったのでバリバリと実験が始まっているという印象だ。しかし、その実験が始まっているのを見ていて気づいた。実験をバリバリとする学生さんと、全くしない学生さんが例年にないほど両極端になっているのだ。例年であれば、アグレッシブな学生と怠惰な学生はもっと緩く

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何だかな

うれしい話はプライベートのことであって、仕事の上では毎日何だかな、はぁ、というような話が続いている。あまりに落差がありすぎてどちらも現実とは思えないような感じがしてくる。

ここ最近は問い合わせ対応のみならずパトロールみたいな業務が増えた。放っておけばいいような気もするが、割れ窓理論でどこに火がつくか分からないので無視できないという。

こんなことはしたくない。こんなことで疲弊したくない。どうか誰

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つぶやき

現実逃避ばかりもしていられないし、気を取り直して今日も仕事。と思う日々だが、具合が悪くなるようなことばばかり目にするのでけっこう苦しい。

不満、不信、批判、暴言、互いの一方的な主張、伝わらない事情、噛み合わないことば、交わらない思い。
目の前に深い亀裂が見える。

組織と私を同一視しないように気を付けなければならない。
しかし同時に、私は組織として対応しなければならない。

針の雨をくぐり抜ける

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組織疲れ

なんだかな。
いつも疲れているけれど、また疲れてしまった。

勤め先の大学では、立ち入り禁止は全面解除、授業に関しても対面に戻す決断がされた。
それには本当にいろいろな意見が来る。

何をしても、しなくても、何を決めても、決めなくても、批判や反対意見やどうしてくれるんだという補償の話は、発生する。
みんなが納得してみんなが満足する結果には、ならない。
結局、諦めがつくかどうかでしかない。

組織と

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