Par-Par-T

元文芸部員。修士(文学)。詩の人。東北人。SEだったこともある、地方の大学職員。 一見…

Par-Par-T

元文芸部員。修士(文学)。詩の人。東北人。SEだったこともある、地方の大学職員。 一見人当たりは良いが人見知りで人付き合いは苦手。「ほんとう」の純度の高いこころの交流を求めているが、現実世界ではたぶん不可能だと諦めているから。

マガジン

  • 大学の話

    大学に関することのあれやこれ

  • 雑記的なもの

    力を抜いて書いているものたち

  • 詩やことばについて

    詩や芸術についての思考のかけら。

  • つくる、食べる

    食に関すること。

  • 自分のコア

    コアなもの、大事にしたいこと

最近の記事

No title

今日、珍しく雪が降った。 細雪。 この時期なのに牡丹雪ではないのも不思議。 月初めに、あるとても近しい方が急逝されたのだが、本人もさすがにそろそろこの世にいないことに気づいたのかもしれない。お彼岸だし。 洗車をすると雨、なんてジンクス、ありましたね。 忙しいけど忘れてませんから、安心してください。

    • 無人の灯台

      近況報告として。 先日異動の内内示が出た。再び沿岸から内陸への引っ越しだ。もう家は決めてきたが、身がもたないので引越し作業は4月末にしようと思っている。 この3年は精神的に肉体的に過酷だった。今もまた突然の隕石みたいな事件と混沌の渦中にいて、いろんなことがどんどん悪い方向に行っている。閉学も現実味を帯びてきている。次の異動先では少し休もうと思う。なんだかとても疲れてしまった。 休眠の間のことや、その理由、最近のこと、これからどうするかなども、考えたり説明したりするのがひど

      • 今更かもしれませんが、読むのも書くのも意欲が枯渇してしまったのでしばらく休眠します。 戻ってくるかもしれないし、そのまま離れるかもしれません。 更地にはしないでおいている空き家みたいな。 もしくは旅に出て家をあけているようなものと、思ってもらえれば。 では、また。

        • 国や某機構は保険外務員でも証券外務員でもない全国の大学職員にローンの代理店業務をさせてる自覚はあるんだろうか。 分厚いマニュアルをめくるたび、制度は作ったからこれ見てあと完璧にやってね、で終わらす神経が分からないなって、いつも思う。それを初任者に任せる大学もそうだけど。

        • 無人の灯台

        • 今更かもしれませんが、読むのも書くのも意欲が枯渇してしまったのでしばらく休眠します。 戻ってくるかもしれないし、そのまま離れるかもしれません。 更地にはしないでおいている空き家みたいな。 もしくは旅に出て家をあけているようなものと、思ってもらえれば。 では、また。

        • 国や某機構は保険外務員でも証券外務員でもない全国の大学職員にローンの代理店業務をさせてる自覚はあるんだろうか。 分厚いマニュアルをめくるたび、制度は作ったからこれ見てあと完璧にやってね、で終わらす神経が分からないなって、いつも思う。それを初任者に任せる大学もそうだけど。

        マガジン

        • 雑記的なもの
          101本
        • 大学の話
          83本
        • 詩やことばについて
          21本
        • つくる、食べる
          21本
        • 自分のコア
          57本

        記事

          悩み、つれづれ

          今年もまた異動が発表になり、卒業生を送り出し、最後の入試が終わったら新入生を迎える準備をし、の年度末である。混沌と混乱。今回の異動で、現所属では人員の半数が入れ替わることになった。なんだかもう疲れたというのにも疲れた。4月からは人間関係も業務もすべてまた1からの構築になる。慣れた人が離れるのもつらい。一時的に脆弱な部分をカバーしなければならないのもつらい。連休の観光地の混雑するランチタイム、今日が初めての不慣れな新人バイト数名だけでフロアを回す、みたいな感じだ。毎年。ちゃんと

          悩み、つれづれ

          no title 2

          相変わらず、今日の日には何も書けない。 以前に書いてから3年も経つが、気持ちは同じだ。 変わったことは、今は沿岸の地に暮らしていて、生活の一部に防災があること。すぐに、海が見えること。ここに、あの日を生きた隣の見知った人が、今も隣で生きていること。

          no title 2

          投げ銭、について

          私はわりと気軽に街でパフォーマーに対して投げ銭をし、noteでもサポート機能をよく使う方だが、私はこれにあまり対価性を考えていない。何か得たから、いくらに値すると思ったから、ではなくて、意味合いとしては、なんだろう、一つは自分の心が動いたことに対する表明であり、一つはそれを伝えるための通信費であり、一つは寄附行為であり、一つは借金の返済、というような位置づけだったりする。あとはお賽銭みたいなもの。 通信費というのは、もともとこちらのことばを人に読んでもらうには渡し賃がいるも

          投げ銭、について

          その後

          先週、ようやく某仕事の事後処理が8割方終了した。イベントごとは終わってからも仕事が続く。報告関係や、使った物品の片付け、処分、手配した諸々の経費精算など。量が多いのでかりかりと少しずつ消化していく。 いつも残念に思うのは、苦労して準備したものもすべて処分するということだ。特殊なマニュアル類はその最たるもので、みな、書き込んだり、線を引いたり、インデックスをつけたりして読み込んだそれを、躊躇なくすべて回収し一斉に処分する。 手元には何も残しておけずその時限りにせねばならないのだ

          その後

          さっき帰ってきたが、この地でこのレベルのアイスバーンはなかなかないだろうなと感じるつるつるさだった。 どうか、みんな、生き延びて。

          さっき帰ってきたが、この地でこのレベルのアイスバーンはなかなかないだろうなと感じるつるつるさだった。 どうか、みんな、生き延びて。

          家に帰るまでが遠足です

          ようやく、数カ月間に渡る大仕事が終わった。年明けからはほぼ毎日勤務で、ほとんど休めていない。重要なお見送りが終わって片付けも目処がついたので、やっと今日振替をとった。しかしこのあとは通常の繁忙期に入るので長期休みとは行かない。人数が少ない職場の宿命で、一人が数人分の役割をこなさなければならないせいである。人数が少ない分、完全掌握も仕様変更もしやすいのは良いのだが、果たしてどちらが幸せか。とにかく体力は必要だ。昨年度も酷かったが、今年も久々にハードな日々だった。自律神経もオーバ

          家に帰るまでが遠足です

          年末、つれづれ

          仕事を納めきれずに持ち越しと宿題を抱えての休みとなった。年明け早々大仕事なので気が重いが、一旦忘れることにする。 それで昨日はひとまず洗車に行った。融雪剤でかぴかぴの姿のまま新年を迎えるのは忍びなかったので。同じ考えの人も多かったのか、洗車場は混んでいた。 今年もよく頑張ったな。少し増えたキズと塗装の汚れ、ヘッドライトのくすみ。まだ走るが先日18万キロを超えたこの相棒とは、来年にはそろそろお別れかもしれない。気持ち丁寧に拭いてやり、さっぱりとした。 拭き上げて気分もすっきり

          年末、つれづれ

          境界線

          この時期特有の苦手な質問が一つある。発する人からすればなんてことのない、無邪気で、他愛のない質問なのだろうけれども、平気なふりして答えて後で元気がなくなるので、できれば話題に出てほしくないなと思う。 毎年思うのだが今年もやっぱり目について落ち込んだので書いておこうという気になった。この年になってまだ落ち込んでいることにも重ねて落ち込んでいる。 それは、 「何歳までサンタさんを信じてた?」 というものである。 この質問をする人は、とても幸せな人だ。ゆたかで、幸福で、平和な世

          境界線

          ち。

          ※血の話なので苦手な方はお戻りください。 先日、十数年ぶりに献血をした。職場にはたまに献血車がやってくるのだが、なかなか体力的精神的な余裕がなくこれまではいつも見送っていた。今回は人が少ないからとプッシュされ、久々にやることになった。400mlの全血献血である。 十年一昔というが、十余年以上も経つといろんな仕組みが更新されている。最近は生体認証(指紋)で個人識別していたり、最初の血液チェックも指先に針をぱちんと刺す方式に変わっていて進化を感じた。昔は献血手帳手書きだったの

          冬のぬくぬく

          去年からもふもふして温みのあるものと一緒に暮らしている。名前はマルという。 マルは、丸みがあり、ずしりとした重みがあり、体表を撫でると毛布のような柔らかさ。マルの色は茶色だが、最近では色んな種類のがいるらしい。体は丈夫で、平熱は高め。ほかほかとあたたかいので、抱いて撫でると癒やし効果抜群である。寒い日にはひざに乗せたり、足もとに居させたりしている。一緒に寝るのもよい。 去年はひそかに車に乗せたり職場にも連れて行って、バレないように膝の上や机の下で撫でまわしたものだった。いいも

          冬のぬくぬく

          空気が段々と冬の匂いを帯びてくる。 どこかで薪ストーブを焚いている。 車にも霜が張り付くようになった。 霜月二十日の晩、と、モチモチの木の一日をつい口ずさみたくなるような、夜の暗さと冷え込みがある。 あぁ11月だ。 星がきれいに見える。 このくらい自分で自分を祝福してもいいかな。

          空気が段々と冬の匂いを帯びてくる。 どこかで薪ストーブを焚いている。 車にも霜が張り付くようになった。 霜月二十日の晩、と、モチモチの木の一日をつい口ずさみたくなるような、夜の暗さと冷え込みがある。 あぁ11月だ。 星がきれいに見える。 このくらい自分で自分を祝福してもいいかな。

          ポンコツDAY

          今日はたまにあるポンコツDAYで、まったく頭が働かないうえに頭痛も酷くなってきたので定時すぎに上がった。 買い物もする気にならない。 こういう日は、あるもので適当に作って食べて早く寝る。こういう日に食べたいあっさりした野菜スープみたいなのが気軽にさっと買えたら良いのだが、食べたいものに限って売っていない(売っていても食べたい味でない)。なのでいつもガンガンした頭でしょうがなく作る。 冷蔵庫にあったのは、この間買ったキャベツとしめじの残り、玉ねぎ、賞味期限の切れたベーコンと卵

          ポンコツDAY