年末、つれづれ

仕事を納めきれずに持ち越しと宿題を抱えての休みとなった。年明け早々大仕事なので気が重いが、一旦忘れることにする。

それで昨日はひとまず洗車に行った。融雪剤でかぴかぴの姿のまま新年を迎えるのは忍びなかったので。同じ考えの人も多かったのか、洗車場は混んでいた。
今年もよく頑張ったな。少し増えたキズと塗装の汚れ、ヘッドライトのくすみ。まだ走るが先日18万キロを超えたこの相棒とは、来年にはそろそろお別れかもしれない。気持ち丁寧に拭いてやり、さっぱりとした。
拭き上げて気分もすっきりしたところで自分もお風呂に行きたくなり、よく行く日帰り入浴施設に行くことにした。こちらもいつもより気持ち丁寧に身体を洗ってみた。今年もよく頑張った、と口にしてみる。

自分を大事に、とは言うは容易いが実践は非常に難しい。ふかしすぎないとか、急ブレーキに気をつけるとか、まめにオイル交換するとか、キズと汚れだらけのボディを洗ってやるとか。相棒にしていることと同じように自分にもやれたら良いのだけど。
どこかで、ヒトが野生下なら40くらいの寿命ときいたことがある。肉体的にはそのくらいがメーカー保証というわけか、と思うと、あとはどこまで乗れるか勝負なのかなと思う。自分は自分の使い方が雑だから、あまり長持ちしない気がしている。仕事もほどほどに飛ばしすぎないようにしたほうがいいのかもしれない。去年も今年も疲れたので来年はもう少し楽になりたいが、異動や業務分担がどうなるか次第といったところか。

振り返れば今年は立て続けにいろんな問題が起こって(多くはここに書けなかったことだが)、心身ともにかなり限界を迎えた。それでも生き延びて戻ってこられたのは幸運だった。山に逃避できたのも幸運だったし、精神的な支えとなる人や、内面を吐露できる先があったのも幸運だった。上がり下がりの波を繰り返しながらではあるが、一時期よりだいぶ体調は良くなったと思う。
秋頃、今年は職場も教職員のプライベートもみんな異常なほどトラブル続きだったので、職場としてもこれはなにかしないとまずかろうという話になり、職場の親睦会主催で厄払いと安全祈願の祈祷を地元の神社で執り行ってもらった。
効果あるのかと思うかもしれないが、実際に神主さんから神さまに奏上してもらい、厳かに祈ってもらうと、なんだかみんなを見守ってもらえるような感じがして、やさしさがとても沁みた。不思議とこれから良くなるだろうと思えた。
いいことも悪いことも続かないという。もうすぐ年が明ければ厄もあけるだろう。正月はちゃんとお礼参りをしたい。職場の人たちはみんな帰るところがあり出払っているので、この地に残る者の責務として。

今日は台所の掃除をして、きれいになったら食材の買い出しにでも行こうかな。夜は仕事を少しやって、読めていない本を読むことにする。
そんな感じで静かにととのえていきたい。

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