何だかな

うれしい話はプライベートのことであって、仕事の上では毎日何だかな、はぁ、というような話が続いている。あまりに落差がありすぎてどちらも現実とは思えないような感じがしてくる。

ここ最近は問い合わせ対応のみならずパトロールみたいな業務が増えた。放っておけばいいような気もするが、割れ窓理論でどこに火がつくか分からないので無視できないという。

こんなことはしたくない。こんなことで疲弊したくない。どうか誰も文字に残さないでくれと思う。証拠を残さないでくれと思う。浅はかにも足取りをたどれるようなことをしないでくれと思う。

一度監視に足を踏み入れてしまったら、これまで有耶無耶だったなにか、もともとあった黒いものを直視し、暴き、晒すことになる。それはお互いにとって良いことばかりではない。斬りつけ合う未来が待っている。そしてどちらも無傷では済まない。

話の発端がこの組織の性によるものであることや、ちいさな燻りを目ざとく煽り立てて火を大きくする酔狂な人たちがじつはごく近い人であることも、世界への幻滅を強くする。
ほんとうに辞めたくなる。

私は今何をしているんだろう。
なぜここまでわざわざ怒り憎しみを生まねばならないのだろう。
時間泥棒、精神力泥棒もいいところ。

我に返るとやはりため息しか出ない。
明るい未来が見えない。

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