吉野ユリ子/ライフスタイルジャーナリスト、ブランディングライター、インタビューライター

アシェット婦人画報社(現・ハースト・デジタル・ジャパン)などを経てフリー。ELLE、2…

吉野ユリ子/ライフスタイルジャーナリスト、ブランディングライター、インタビューライター

アシェット婦人画報社(現・ハースト・デジタル・ジャパン)などを経てフリー。ELLE、25ans、Richesse、MEN'S CLUBなどで連載担当。「聞く・捉える・書く・伝える、にまつわること」「新しいこと」の2軸で展開中。http://yurico.info/

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最近の記事

アメブロからのお引越しと、マンスリーみつびし6月のご紹介、そして内田也哉子さんの無言館館主就任のこと。

これまでブログはアメブロに書いていたのですが、noteともう少し仲良くなりたくて、ブログをこちらにお引越ししてみることにしました。 改めてどうぞよろしくお願いいたします。 「雨の日に読みたい本」 私が連載を担当している、三菱グループのコーポレートサイト、「Monthly MITSUBISHI」の書評ページ。 毎月、なんとなくその時期の人々の思いに沿ったテーマを想像しながらテーマを立てています。 6月のテーマは、「雨音の中で楽しみたい本」。今年は梅雨の足音がまだちょっと遠い

    • 名刺には「人相」があるから。(新年に手放したものの話)

      新しい年が始まって1週間。皆さん今年をスタートさせていますか? 私が新年、暮らしのシステムの中でいくつか始めたこと、そして手放したことがあります。今日はその中で手放したものについてお話します。 ①古い名刺 この5年程は名刺アプリ「エイト」でも管理していますが、紙の名刺管理を辞めるわけではありません。ただ、古いものをずいぶん処分しました。 私は日頃、SDGs、働き方、美容、書評、アート、インテリア、旅、食、結婚など幅広い分野で仕事をしているため、管理すべきご連絡先も相当あ

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      • 口癖には本音が出る?

        新年病で、いろんなことをに挑戦したり、逆に整理したりとエンジンふかし気味で過ごしています。このNOTEもそうですが。さていつまで続くやら!? そんな中、今日はある心理学のオンラインプチ講座に参加しました。 SNSでたまたま見かけたもので、内容に惹かれたし、無料講座だしZOOMだし、と気軽に参加しました。その方の運営するスクールへのお誘いというものでしたが、その講座を受けていて気になったことをひとつ。 冒頭、「人は思い込みに縛られている」ということ、それが自分をブロックして

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        • 地球タクシーで考えた、働くということ。

          お正月3日。まず私のNOTE、3日坊主は達成したようです。 明日から仕事始めの人も多いでしょうか。我が家も今日は父・兄と新年会をして、明日からは大人は仕事、子供は学童とそれぞれの日常に戻ります。 今朝は、その仕事ということで少し考えたお話を。 元日のお昼にNHKの「地球タクシー」という番組を見ていました。 (1月8日昼までは見逃し配信もあるよう。) 私の好きな番組に、同じくNHKの「駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」があります。(そんなに生真面目にタイトルを振らなくても、

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        マガジン

        • BACKSTAGE〜編集裏話〜
          1本
        • インタビュー&ライティングについて考える
          6本
        • A PIECE OF LIFE
          6本

        記事

          捨てることは、備えること。

          SOMESHING NEWをお伝えするNOTEにしよう、と意気込み始めた昨日の朝、そして夕方の震災。それどころではなくなっている日本。被災された方、関係者の方には心よりお見舞い申し上げます。 私の決意など取るに足らないもので、被災された方の中にも、昨日新しいことを始めた方や、もしかしたらオープン初日のお店の方もいらっしゃるでしょう。初詣の参拝者をお迎えしていた神社の方、初市に備えていた輪島朝市の方、春の新入学、新入社の準備をされていた方…。ご自身が被災されていなくても、さま

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          新しいこと、伝えていきます。

          あけましておめでとうございます。 東京は晴れた気持ち良い新年を迎えました。 皆さんは今年の抱負を考えたりしていますか? 私も、新しいことを始めようと思っています。ここで。 1、2ヶ月前から、すっかり寝かせてしまっていたnoteを活用したいという思いがあり、また今年の秋冬は特に積極的に新しい情報を取りに行っていたのですが、私自身の仕事がSDGs、インタビュー、書評をメインに美容、健康、キャリア、旅、食、インテリア、結婚など多岐にわたるため、いいタイミングで企画テーマとフィッ

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          文章をあと一歩磨き上げるための20のチェックポイント

          先日、ある方のビジネス系の生原稿を手直しをご依頼いただいたのだが、自分が何を意識して文章の「良い悪い」を判断しているかを見つめるきっかけになった。その作業工程に、ある種のメソッドが見出せそうだったので、汎用性の感じられる部分を備忘録としてここに残しておこうと思う。自分の文章を最後にもう一歩磨きたいときのお役に立てれば嬉しい。なおここに書いたのはあくまで単独文の表現についてのみで、また個性や味わいを演出するテクニックは記載していない。つまり文章全体の構成や、世界観の表現とは別の

          音読で、子供たちが“自分の輝く場所”を見つける機会を作りたいーー。EPISODE5. ナレーター・「ソフィアの森朗読塾」主宰 斉藤ゆき子さん

          前回、EPISODE3のインタビューで「これから音読を広めていきたい」と語っていた、朗読サロン「ソフィアの森」主宰の斉藤ゆき子さん。今、この目標が実現しつつあるという。2021年の春には、「音読で社会をよくする」ための社会貢献活動として、一般社団法人を設立し、音読指導者を全国に増やし、災害の被災地などを中心に朗読公演を行なっていくのだという。このプロジェクトの根底には、「一人でも多くの子供たちに、コンプレックスをなくし、自分が輝ける場所を見つけてほしい」という思いがある。そん

          音読で、子供たちが“自分の輝く場所”を見つける機会を作りたいーー。EPISODE5. ナレーター・「ソフィアの森朗読塾」主宰 斉藤ゆき子さん

          「著者の“伝えたい思い”を形にする、温かい伴走者」 EPISODE4. 「八鳥」書籍プロデューサー 板橋裕美さん

          自分が仕事を通して得た知見やメッセージを本にまとめたい、と考える人は多いが、そもそも誰にどうお願いをすればいいものやら、途方に暮れるだろう。そんな「本づくり」を、他の誰にも似ていない独自の豊富な経験をもってサポートしている人がいる。それが板橋裕美さんだ。インタビューが始まってまもなく「私の人生で、こだわりがあったことはほとんどない」と発言した板橋さんだが、その行動力と一途さは、そんじょそこらの「こだわりのある人」にも到底叶わないはずだ。 法人として、フリーランスとして、さま

          「著者の“伝えたい思い”を形にする、温かい伴走者」 EPISODE4. 「八鳥」書籍プロデューサー 板橋裕美さん

          「声が届けてくれるもの、読むことが与えてくれるものの力を信じて」  EPISODE3.ナレーター・「ソフィアの森朗読塾」主宰 斉藤ゆき子さん

          書評担当をしている私の元に昨夏、一冊の本が届いた。「奇跡の朗読教室〜人生を変えた21の話」。そうだ、私は小学校の時、国語の教科書を読むのが大好きで、新しい章に入って教科書を読む日は当ててもらえないかとワクワクしていたのだった。忘れていた記憶が蘇り、また本書から溢れる著者のお人柄にも触れたくて教室の門を叩いた。普段は数ヶ月待ちにもなるというこのレッスンにちょうど空きがあり、するりと入会できた私は、たちまち朗読の、そして先生の生み出す世界に魅了された。その著者であり講師が、斉藤ゆ

          「声が届けてくれるもの、読むことが与えてくれるものの力を信じて」  EPISODE3.ナレーター・「ソフィアの森朗読塾」主宰 斉藤ゆき子さん

          「PR×サステナブルという掛け算でどこまでできるか、挑戦中です」 EPISODE2.「imperfect」PR事務局 内藤日香里さん

          表参道ヒルズの一角に、ちょっと変わったフードマーケットがある。「imperfect」というそのショップは、生活者にも世界や社会にとってもプラスになる「ウェルフード」を提供している。今回登場するのは、ここで広報支援を務める内藤日香里さん。プロボノとして働いているエシカルブランドで、私が以前ELLEで取材をした、ウガンダ発のブランド「RICCI EVERYDAY」代表の仲本千津さんと同僚だったことで、今回のインタビューのご縁につながった。彼女はどんなきっかけで、サステナブルな社会

          「PR×サステナブルという掛け算でどこまでできるか、挑戦中です」 EPISODE2.「imperfect」PR事務局 内藤日香里さん

          Vol.5 働くことについて学んだあの頃のこと。

          昨日の朝は、これからの働き方について考える「WFH」という会でお話しさせていただく機会を得た。そのために数週間前からやんわり考え続け、資料をまとめ、そして昨日は発表し、また終了後多くの方とメッセージで語り合うことができ、自分自身の「働き方」と、アウトプットとしての「働くことに対する考え」が頭の中で巡り続ける1日になった。 そもそも私が働き方をテーマに仕事をしているのはいつからだろう。人事経験者でもビジネス誌や就職誌出身でもなく、キャリアカウンセラーの資格も持たないが、働き方

          「誰も見たことのない世界を、世の中に見せたい」 Episode1.瞑想ベンチャー「suwaru」代表取締役 石古暢良さん

           十数年前、友人を通じて知り合った彼。時折仕事の話も聞いていたものの、デジタル音痴の私には未知の世界で、「陽気でちょっと変わったARベンチャーの取締役」という漠然としたイメージでしか理解していなかった。そんな彼から「瞑想」の誘いを受けたのは2019年初夏のこと。誘いに乗って私自身も体験し、その必要性を強く感じて日常に取り入れるようになった。が、彼がなぜここにたどり着いたのかは謎だった。今回初めてその話を聞いたが、そこには長い長い、道のりがあった。  石古さんの人生最初の岐路

          「誰も見たことのない世界を、世の中に見せたい」 Episode1.瞑想ベンチャー「suwaru」代表取締役 石古暢良さん

          Vol.4全ての人はインタビュアーでありエディターである。

          編集ライターとしての専門分野を聞かれた時に、分野の表現として間違っているなとは思いつつも、漠然とイメージしやすい形として「インタビューなどが多いですね」と答えたりしている。とはいえ、実は多くの人が職業の中で日々インタビューを行っているし、インタビューをする相手は人間ばかりではないと思う。 ということにふと気づいたのは、先日、25ansで担当している君島十和子さんの連載「キレイのお守り」で君島さんの美容の思考回路について伺った話を思い出したからだ。その記事はウェブにも抜粋転載

          Vol.3 小道具としてのテレコとノート

          Vol.2の「テープ起こし」の話を読んだ友人から、「僕は録音もメモもしない」というコメントをいただき、改めて私が録音とノートによる記録をなぜ行うのか、ということについて考えてみた。今日書くのは取材のその場での価値だ。 取材を受ける人は、多少の覚悟を持ってその場に現れている。秘めておきたい部分まで丸裸にされるリスク。自分の考えとは異なる伝え方をされるリスク。それが、場合によっては世界中に流布されるリスク。本来、全ての会話はそのリスク下にあるのだが、何となく会話は「流れていく」

          新プロジェクト。A PIECE OF LIFE始動。

          このnoteはそもそも私自身が聞く・捉える・書く・伝えるにまつわることを皆さんとともに考えるために立ち上げたのだが、3回目にして、新しいプロジェクトについて書くことになった。それは9月9日水曜の早朝、突然思いついた計画だ。朝イチで朗読の先生に話し、午後に起業家の友人女性に話し、木曜の夜には筆跡鑑定の先生に話し、金曜も十年来お世話になっているネイリストの方に話し、こんなふうに人に聞いてほしくなるってことはもう、今すぐ始めなくてはと、見切り発車することにした。 パーソナル・イン