yurican+can // 乳ガンサバイバー

2020年 10月ガンの疑い、12月ガン確定、2021年 1月手術するも、転移発覚、4…

yurican+can // 乳ガンサバイバー

2020年 10月ガンの疑い、12月ガン確定、2021年 1月手術するも、転移発覚、4月より化学療法開始、 現在に至る抗がん剤治療中できることがしたいと、ガン治療中のワタシだから発信できる内容をと、noteを始めました。

最近の記事

娘1歳・ママ1年生、         そして、私はガンサバイバー1年生

ゆきさんとの初めての会話、それは彼女が病室から鼻に酸素チューブをしながら、私は病院の待合室、何か不思議な繋がりを感じながら初日がスタートした。 インスタでつながってたとは言え、初めましてだが、初めましてではない。もともとストーリーで、現在、緩和ケアをしていることを知っていたが、どう言葉をかけていいかわからず、連絡していなかった… インスタつながりの友人からの誘いがご縁で、ご縁がご縁に繋がり、こういう瞬間、このご縁は必然的なものだと感じる私であった。 ホルモン治療が残

    • 今年の夏は、絶対海に入りたい!

      最近、抗がん剤治療が終わったなおさん、今はホルモン治療のみ続けている。そんな彼女、今年の夏は絶対に海に入りたいと、目標に向かって思いを高めている。 去年の1月まさかのガン発覚、そのまま手術、治療と、この1年間彼女はガンと向き合ってきたのである。そんな彼女、今までも大変なことがあったのだと、彼女の過去の話をしてくれた。 第一子のお姉ちゃんの子育ては本当に大変だったと…語るなおさん。夜泣きがひどく寝てくれない子で、育児のノイローゼだったと当時のことを話をしてくれた。 彼女の

      • この感覚を、みんなにも感じてもらいたい

        ヒロさんの言葉に共感をができた。 私が初めてウィッグをかぶった感覚と同じかなと… 抗がん剤治療が決まると、不安から、脱毛のこと、髪の毛のことを狂ったようにスマホで検索している自分がいたと、彼女が乳がんとわかった直後の話をしてくれた。 スマホでいろいろ探していた、医療用の帽子や頭皮に良い帽子、医療用ウィッグからオシャレウィッグまで…最近はいろんなものが出ているが、彼女の中でしっくりくるものがなかなか見つからなかった。そんな時、外国人の人が巻いているターバンを真似て、自分でタ

        • すべては、わが息子のために…

          「授乳期乳がん」、 この言葉はみゅうさんから、何度も出てきた言葉だ。 私の治療は攻めているの、放射線治療までの1カ月治療が一時的にお休みの時に不安でしょうがなかったと、再発が見つかったあとからは、彼女は攻めの治療を求めた。 そんなに頑張らなくてもいいんだよ、もう少しブレーキかけていいんだよと言われて、感情的になり大泣きしても、彼女は攻めることを選んだ。彼女はまだ基礎体力がある若いうちに全ての可能性がある治療をやりたいという強い気持ちの話をしてくれた。 それには、全てわが

        娘1歳・ママ1年生、         そして、私はガンサバイバー1年生

          わたしの夢は、やっぱり叶いました

          全ては、わたしが夢を叶えるために繋がっていたんだと思うと話すmayumiさん。 彼女は乳がんになり、入院、手術、治療をし復職を果たすも、最終的には仕事をやめ、現在は独立し自身のサロンを運営している。 2020年6月退職、9月2日にサロンをオープンわずか3ヶ月…彼女の行動力にびっくりする。そんな彼女の口からは、全然大変じゃなかったですと淡々とサロン立ち上げのことを話してくれた。彼女にはしっかりと自分の進むべき道があるのだ。そんな彼女mayumiさんは25歳で、泣く泣く諦めなく

          わたしの夢は、やっぱり叶いました

          治療中の表情も、残してほしい...

          そう語るのは、写真家 Kaoriさん。 治療中は写真を撮らない人がいると、よく聞くと…、その時にしかないできない表情、自分では苦しい表情でも、他の人から見ると、その表情はそう映らないという。 治療をしている今は見たくなくても、これから先、自分の人生を思い返すときに写真があった方が絶対にいいと。写真はタイムマシーンのようなもので、その時の気持ちに戻れると、写真にある魅力を語ってくれた。過去の起きたことを受け入れるために、自分の写真を撮っておく。命はもらっている、自信を持ってい

          治療中の表情も、残してほしい...

          頑張った体の悲鳴で、気づきました

          見つかった時のガンのサイズ6cm弱、Naomiさんは、ステージ4と診断されたのは、去年2020年8月のこと。 体はもう限界になり、悲鳴をあげていた、来る時が来たという状況だったと、彼女は当時を語り始めた。 40歳の時、自分の家を立てることをきっかけに、彼女の人生は大きく変わった。建築の面白さに魅了され、専門学校に通い、知識を身につけ、独立を果たす。独立して5年過ぎた頃から、会社は軌道にのり、今まで以上に忙しい生活になっていた。 本当に、建築の仕事は楽しかった、建築の設計から

          頑張った体の悲鳴で、気づきました

          「よくこのガン見つけられたね」と言われました

          転院先の先生から、こんな言葉が出たのだった。 ゆきさんのガンは、本当に初期の段階で見つけることができたのだ。 それは彼女が、こまめに検診をしていたおかげである。 40歳の時、自治体から届く乳がんクーポンではじめて検診を受けに行った。 初回の検診から、石灰化しているところがあるので経過観察ということで、6ヶ月に1回の検診を続いけていた。 石灰化はなくなったり、良性のものという診断になったりと経過観察ということは言われ続けたものの、特にそれ以上の進行は見られなかった。 数年後

          「よくこのガン見つけられたね」と言われました

          母の髪の毛が抜けたことで、伝わったこと

          まゆみさんが乳がんと診断されたのは、17年前のこと。 高校2年生の長女、中学2年生の次女、娘たちが多感な時期にガンと診断された。 娘たちは、母親からガンになったということ告げられたことより、母親のきれいな髪の毛が抜け落ちていく姿を見て、ガンになること、ガンの怖さを感じていた。そのことがきっかけに、ガンへの向き合う姿勢のバトンが母親から娘への受け継がれていく。 次女の娘さんが、ミスワールドの準グランプリに選ばれた。 彼女のスピーチ、彼女のドレスの色、彼女のミスワールドとして

          母の髪の毛が抜けたことで、伝わったこと

          わたしは、遺伝子まで知りたかった

          遺伝子検査を受けますか。 こんな質問を受けたことがある人は少なからずいるだろう。 遺伝子検査は陽性でした、と話すヒロササさんは、乳がんの病理結果ではトリプルネガティブ。その彼女が下した決意は、「ガンになる可能性のある部分を全て取る」ということ。遺伝子検査を受ければ、結果次第では、自分の家族のこともあるし、知らぬが仏ということもある。 そんな彼女からは、遺伝子はどう足掻いても変わらない、もう一生変わることがない、それなら、子供にも影響はあるが、知りたいと迷わず、答えが出せた

          わたしは、遺伝子まで知りたかった

          私は、予定通りガンになりました

          「私がガンになるのは計画的なの」と話すEmiko-san。 彼女のガンへの捉え方は、とてもユニークだ。 彼女のガンは、卵巣ガン、一度手術のためにお腹を開けたが、あまりの進行状況で、手術できず、何もせずお腹を閉じたのが初めての手術、4ヶ月ほど前のこと。 そこから予定した4回の抗がん剤だったが、結果3回をこなし、もうすぐ手術を迎える。 今年に入っての体の異変は、顔に吹き出物が30個ぐらいできたことが始まり、そこから皮膚科、原因不明の疲れが体に残るようになっていた。 健康診断は

          私は、予定通りガンになりました

          充実した日々の中からの、人生一番悲しい日

          つるりんから、「人生一番悲しい日」そんな言葉が出るとは思ってもみなかった。 19歳結婚・20歳出産、20代は子育てに追われる日々だったという。 5年ほど前、ご主人の転勤がきっかけに引っ越し、子育ても落ち着いてきたので、慣れない土地で就活をし、彼女は大企業の心臓部で働くことに巡り会った。 ここから彼女の人生一番悲しい日へのストーリーが始まることになるとは・・・ 結婚出産が早かったので、20代は社会で働くということから程遠い時間を過ごした彼女、就活でご縁があった部署は、ルー

          充実した日々の中からの、人生一番悲しい日

          ガンの世界を変えたい

          そんな話をするmariさんが、本当に面白い! 現在、筋トレ・ヨガ・キッズピラティスのインストラクターをしながら、ガンの世界を変えたいと活動中のmariさん。 彼女が真面目な話をしているかと思うと、その次には、柿の種とビールの話をし始める…こんな楽しい人が、ガンになるのって思ってしまうぐらいテンションが高いmariさん。 そんな彼女は、現在多忙な毎日を過ごしている。 朝からヨガ・ピラティスのレッスンをして、日中は飲食店でのパート、 それが終われば、夕方にレッスンをする。多

          ガンの世界を変えたい

          乳がんになった自分のことを、伝えたい

          大阪でヨガ講師をしているsaoriさんの口から出た印象的な言葉だった。 「乳がんになった自分を、友人みんなに伝えたかった」... saoriさんがそう思えたのが、治療がひと段落した、昨年2020年秋、治療のためにお休みしていたヨガレッスンを再開した頃、自然な流れでだったという。 私もやっていることだが、病気になると、snsで別アカウントを作成し、病気の記録用として、同じ病気の人と情報をシェアをしたり、やりとりをする人が多い印象、やはり友人全員に乳がんになったことを話すの

          乳がんになった自分のことを、伝えたい

          ガン患者は多い

          2020年のがん罹患数予測は約101万2千例(男性58万2千200例、女性42万9千900例)との記載をインターネットで見つけた。 この数を見ても、あまりピンと来ない... ”2019年のがん統計予測(約101万7千200例)と比較すると、男女計で約5千200例減少”と記載されていて、前年に比べると減少しているとある。そう言われてもっと、言ったぐらい遠い話の気がする、ワタシはガン患者なのに... 最近、snsでガンサバイバーの人と、コミュニケーションが増えている。 たくさん

          旦那さんとして、ガンを支えること

          朝からzoomで、Toyojiさんからお話を伺うことができました。 今回は、奥様のガン看病のお話をしてもらえました。 2018年夏  卵巣がんが発覚 2018年9月  入院手術 2018年11月 抗がん剤治療開始 2019年春  治療終了 2019年12月【あのシャンプー アウロラフレア 全身シャンプー 】発売開始 現在、Toyojiさんは奥様と一緒にシャンプーの製造と販売のお仕事をしている、 ビジネスパートナーでもあり、人生の伴侶でもあるおふたり。 以前から何か一緒にビ

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