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旦那さんとして、ガンを支えること

朝からzoomで、Toyojiさんからお話を伺うことができました。
今回は、奥様のガン看病のお話をしてもらえました。

2018年夏  卵巣がんが発覚
2018年9月  入院手術
2018年11月 抗がん剤治療開始
2019年春  治療終了
2019年12月【あのシャンプー アウロラフレア 全身シャンプー 】発売開始

現在、Toyojiさんは奥様と一緒にシャンプーの製造と販売のお仕事をしている、
ビジネスパートナーでもあり、人生の伴侶でもあるおふたり。
以前から何か一緒にビジネスをしようと話をしていたおふたりでしたが、一緒に仕事を始めるきっかけなったのは、奥様のガンでした。

2018年、Toyojiさんは単身赴任をしながら、医療関係の仕事をしていて、やりがいのある仕事に、順調な日々を送っていた。
奥様はご自身の美容サロンで、美容師として、30年以上多くの女性の髪をに携わり、充実した日々を送っていた。

ヨガやジムなどアクティブな奥様で、
こんなに頑張っているのに、お腹だけが凹まないなんて、
冗談を言っていた頃に、お腹にしこりがあることが気づく。
「ちょっと気になるので、近くのクリニックに行く」と、
特別気にすることもなく、いつもと変わらぬ何気ない会話があった。
実はそれが、ガンの始まりになるとは、ふたりとも夢にも思っていなかった。

クリニックでは、しこりは悪性ではないと診断があったものの、
念のため大学病院で、見てもらうことになる。
紹介された大学病院での見解は、
『腫瘍の大きさはかなり大きく、卵巣ガンという診断結果』だった。
手術は成功、卵巣には握り拳ぐらいの大きさの腫瘍が、1つずつ摘出された。
病理結果後、大学病院からは、化学療法の抗がん剤治療を勧めらえれた。

奥様は、抗がん剤治療は受けたくないと、意志は固い。
美容師をして、長年髪の毛に携わる仕事をしてきた自分が、抗がん剤治療で自身の髪の毛がなくなることは、受け入れ難い。人一倍、髪の毛というものへ特別な思いがあり、絶対に抗がん剤治療は、受けないの一点張り。
やはり脱毛への拒否反応、これは女性であれば、誰もが耐え難いことである。

Toyojiさんは、奥様へお願いをした、これからのこと、あと何十年とある人生を、
奥さまと一緒に過ごしたい、だから、一緒に抗がん剤治療も乗り越えたいと…
その説得もあり、奥様は抗がん剤治療を受けることになり、
Toyojiさんと奥さまの抗がん剤治療の療養という新しい生活が始まる。

Toyojiさんは、奥様の看病のために、思い切って仕事を辞めた。
元々いつか独立したいという気持ちもあり、あまり大きな迷いはなかったと当時を振り返る。

奥様の抗がん剤治療は約半年弱、Toyojiさんは、奥様との療養生活は、とても充実していたと語ってくれた。
奥様と一緒に過ごせたこと、奥様のために、看病をしてあげられること、
たまたま抗がん剤治療中、原因不明の首の痛みも重なり、
奥様の身の回りのことを、Toyojiさんが全てすることになるも、
奥さまの看病をしてあげられる喜び、そのかけがえのない時間を過ごせたことに嬉しさを感じた。

奥様の恐れていた脱毛は、薬の副作用として現れた、
薬投与後の倦怠感、気持ち悪さなどはある程度あったものの、
昔の抗がん剤治療のイメージに比べると、抗がん剤治療の進化を感じたと、
Toyojiさんは、奥様の療養中の副作用を振り返った。

おふたりは現在、ビジネスパートナーとして、日々幸せな時間を過ごしている。
現在は、ガンの療養をきっかけに、頭皮、敏感肌の方向けのシャンプーの販売をしている。きっと奥様がガンにならなければ、この世に誕生することがなかった
『アウロラフレア 全身シャンプー』。

奥様が美容院で元々販売していたシャンプーを、Toyojiさんが、製造元の社長へ直談判して、新しく生まれ変わった、アウロラフレア 全身シャンプー。

ガンになった奥様だからわかること、
ガンになった奥様を支えたToyojiさんだからこそわかる、
頭皮のトラブル、肌の悩みなどの、些細な悩み事、そんな中、生まれた全身シャンプー、『アウロラフレア 全身シャンプー』。
これから、多くのガン患者の手に届いていくことになるだろう。

Toyojiさんのお話をする姿はまるで、楽しい思い出話をしているかのようで、
奥様の看病の時間が、かけがえのない時間だったのだと、話の全てから伝わってきた。

きっと、奥様もToyojiさんに負けないぐらい素敵な方なんだろうなと、
Toyojiさんからのお話を聞いていて、おふたりの人柄が見えました。

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今回は、奥様のガン療養をしたご経験のToyojiさんからのお話でした。

今回、ワタシがお話を伺っていて、一番印象的だったのは、
Toyojiさんからひとつもネガティブな言葉がなかったこと。

病は気からと、昔から言われていますが、
病気の治療は、特に療養をする環境、本人が病気とうまく付き合える心の余裕は、
一緒に過ごしてくれる存在の影響が大きいと、今ガンと向き合っているワタシ自身が強く感じている。

今回Toyojiさんから、ガン看病のお話を伺って、
本当に、本当に有意義な時間を過ごさせてもらえました。
ガンをきっかけに、新しいつながりができ、お話を聞いて、
ワタシは改めて、いろんな方のお話を聞いて『発信したい』と強く感じました。
きっと病気と向き合っている時、その人ならではのストーリーがある。
そのストーリーをワタシの言葉で伝えたいと、改めて思いました。

最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。

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