ゆなみ天音(ゆなみあめ)

実際見てきた景色の記録。それは夢の中での。過去のものから今朝のものまで、印象に残ったも…

ゆなみ天音(ゆなみあめ)

実際見てきた景色の記録。それは夢の中での。過去のものから今朝のものまで、印象に残ったものを。リアルさ、設定、色、など単なる夢として無視してしまうのはもったいない気がして記録しています。 ※出てくる固有名詞は仮名ですが、芸能人や有名人の場合はそのまま呼ばせてもらってます。

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知らなかったことを思い出す

 高校の卒業のタイミングだろうか。次がみな決まり始めていた。といっても大学進学が決まるとかではなく、もっと先の大学卒業までもが決まっている様子だった。  かおちゃんもその類の決定があり、笑顔がもれていた。いつにない柔らかな印象。私は特に決まっていなかったが、そんなに不安でもなかった。安堵に満ちたかおちゃんと一緒にその進路のことで校内を移動していた。途中トイレに立ち寄ると、すべての便器(和式)に汚物が貯まっていた。汚い、とは思ったけどそこまで驚くことなく、これは使えないね、とそ

    • 暗い池の中につながるものは【夢日記】

       こんな仕事があるんだけど、ぜひ次はうちに来てほしいとすごく勧められるが、 私は断固として拒否している。内容は忘れたが、できるけどそれはやらない、と思うようなものだった。  古い木造の部屋。昔の校舎のようだったが、そこは職場だった。私は借りてきた猫みたいに、入り口に一番近い席に座っていた。そこで働く気など全然なかったが、なぜかそこに座っていた。いろといわれたからただいる、みたいな感じだった。  デスクには何もなくてきれいさっぱりしていた。誰かに言われた気がする「デスク、何も

      • もうそこにいる時代は終わった【夢日記】

         それはそれは豪華な部屋だった。私はそこに住むことになった。でも、1人ではない。父母となぜか見知らぬ外国人何人かと。  リビングは全面ガラス張りで、そこからの景色はAIが描いたかのような色鮮やかな景色が広がっていた。この高さは結構な上階だ。そこにピンク色やら水色に染まった雲が、日の光を浴びて美しくキラキラと光っていた。私はその景色に吸い寄せられて、窓に張り付いた。空に浮いているみたいだった。見知らぬ同居人たちが傍で何か話している。張り付いた窓から振り返ると、そこにはその窓と同

        • 私は、職場恋愛をしていた【夢日記】

           そこは大学の講堂のようなところだった。ステージに相当する場所が一番低く、観覧席は段階的に高くなっている。そんな場所だったが、そこは職場であったと私は認識していた。  前の席に仲のいいすみちゃんが座っていた。職場だったけど、私たちはよくおしゃべりした。また、すみちゃんは私よりも他の人とたくさんの繋がりがあって、いろんなことを知っていた。私は毎日この席に座っているわけではなかったので、職場内のあれこれを教えてくれるすみちゃんの存在がとてもありがたかった。  奥の方に座ってい

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        知らなかったことを思い出す

          私を守ってくれた2人の男性【夢日記】

           そこは四角の中に四角が四つほど区切られた空間。  一番大きい四角には働く人が、一番小さい四角にはそれを見守る人がいた。  私は一番大きい四角にいたのだけど、体を縦に保つことができなくなり一番小さい四角に行くことになった。そこにはとある会社で1年ほど働いた時にたまにしか顔を見ない男性上司とよく似た人がいて、その人が私をそこで匿うようにして置いてくれた。なので、私は安心して横になっていられた。  大きな四角にいた人たちとも今まで通り接することができた。今まで通りどころか、美加さ

          私を守ってくれた2人の男性【夢日記】

          職場の中と外でのできごと【夢日記】

           そこは昔の木造の校舎の教室のようなところだった。机は壁につけられて配置されている。私のよく使う席は入り口から大体真正面のところと、左端の方の机だった。教室のようだったけどそこは職場だった。  その時は、そこに私と和也だけがいた。そこに安田が入ってきた。カーキ色のコートに黒のニット帽みたいのをかぶっていたか、あるいは黒のタートルネックのニットを着ていた。安田は仕事を終えて自分のデスクに戻ってきた様子だった。そしてすぐに帰って行った。その束の間の間に、安田は私の仕事を馬鹿にした

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          いったん開けたものは元のとおりに戻せない【夢日記】

           そこは職場だったのか。自分の部屋の配置に似ていたけど、他に何人も人がいたし、あれは職場だったのだと思う。  自分のデスクに同じ書類が2通あり、その違いは何かと分析した。それは宛名違いだった。全く同じ番号、同じ内容だけど宛名が違ったことに気づき、私はそれを聞かれた人に説明することができた。  そして、そのデスクにまゆみ先生に似た少し離れた上司がやってきて、あなたの印鑑を頂戴と何かの書類を持ってきた。私は印鑑を引き出しの中から探すふりをしながら、内心もう家に持って帰っちゃったん

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          又次さんがそれを見せた理由【夢日記】

           そこは飲み屋か食べ物屋か、いや誰かの店舗兼事務所のようなところだったか。とても古くて小さい建物だった。壁も窓も全部木製で、風が吹けばガタガタいうような建物。形は正方形に近かった。  そこは私の馴染みの場所でもあって、比較的気楽に出入りしていた。そして、そこに私の好きな又次さんもたまに来ることがあった。私と又次さんは会えば少し話をする程度。距離は近くも遠くもない。そして、又次さんは結構な有名人でもあった。  又次さんがそのお店にいる時に、私も立ち寄った時があった。それは又

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          自己紹介

          こんにちは。ゆなみ天音(ゆなみあめ)と申します。 幼い頃から歌うこと、文章を書くこと、手作業が好きでした。今、手元に残っているのも主にこの三つ。今回は「文章を書くこと」をメインに半生を交えて自己紹介してみます。 文章を書くことは小学生のころから好きでした。手紙を書いたり、自分で新聞を作って「ゆなみ新聞」なるものを自室のドアに貼り付けて公開したり、学校の作文は何かしら掲載されたり、はたまた趣味で物語を作ったり。 合わせて書道もやっていたので、「書く」ということは総じて好きだ

          父と母と【夢日記】

           私たちはなんとか騙されてたふりをして、あの男を欺き隙を見て逃げようとしていた。  あの男とは父だったと思う。  そこはちょっとした組織となっていて、ある男が仕切っている。灰色のイメージ。みないったんいいなりになって、様子を伺っている。  狭い関門を通り抜け外に出た。廃墟みたいな色合いの複雑な場所から逃げ出している気持ちだった。何かの一覧表をA3サイズくらいの大きさで作ったものを、誰かに渡すためだったが。  このルートは2回目だ。前にも通ったことがある。靴を持ってくればよか

          見知らぬ同居人と言葉を交わしてから【夢日記】

           それはまるで偶然新幹線で隣同士になったくらいの距離感で、私は見知らぬ男性と六畳一間に同居していた。年の頃も同じくらいだったと思う。どのくらい一緒に暮らしていたかはわからないが、一度も口をきいたことがなかった。その人は私の目の前で堂々と横になっている。私も別にそれを気にしていない。  ある時、キッチンに私の持ち物のブルーのカバーがかかった布団が折り畳まれて縦に置かれていた。なんでこれがこんなところに。私はあれ? と思って、あの人が使ったのかなぁと思って、初めて同居人の男性に

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          黒くて壊れて異様な世界【夢日記】

           私は自分の部屋のベッドに横になっていた。  目が覚めると、私の体の脇には捨てようと思って置いておいたキャニスター式の掃除機があった。  体を起こすとそこには親しい友人がいた。テーブルに向かって何か作業をしている。  ここはちょっと暗いけど、確かに私の部屋だ。「え! なんで? どうやって入ったの?」と聞いた。ここは2階だし、玄関はちゃんと鍵がかかっている。なんでなんで? と何度も問いかけると友人はベランダの窓を指差した。はっ! そういえば確かに窓の鍵をかけるのは忘れていた。ベ

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          扉の向こうはいつも別世界で【夢日記】

           玄関を開けると向かいに小さな会議室のような部屋があった。この建物は小さなアパートのはずだったが、いつのまにかこの住宅棟を含めて大きなショッピングモールのようなものになっていた。玄関を出ると東側に広場があって、奥には洋品店などがあり、その途中にはその場で食べられるようなスペースとともに飲食店がいくつか作られていた。私はへぇー! いいじゃん! と思った。快適な空間になったなと思ったけど、広い部屋への憧れは強く、引っ越しの構想は途絶えていなかった。 私の部屋の隣にも部屋があっ

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          隣の部屋【夢日記】

           雨が降って来た。外廊下の窓も開いていたので、すぐに玄関から窓を閉めに出た。その時気付いたのだが、右隣りの部屋の住人は引っ越したようだった。通常、誰も住んでいない部屋は鍵がかけられている筈なのに、玄関は全開だった。雨が中に入って来てしまったのか、部屋の中も水に濡れているようだった。私は、窓を閉める口実とともに隣の部屋の間取りを見るチャンスだと思い、その部屋に侵入した。 中は当たり前だが、もぬけの殻だった。少し進むと水道の蛇口が開きっぱなしだった。そのせいで部屋は濡れてい

          それは空っぽで、かつ満たされていた【夢日記】

           母がお前じゃなくて、先にお母さん(母の母)に貢献するべきだった(お金を使うべきだった)と皆の前で言った。私はそれを聞いて、悲しみとそうじゃないでしょという思いで泣き叫んだ。皆の前で。  「そうじゃないでしょ」の中身は、多分通じてない。なんとなくいつも感じていた。今回もそうだ。私が伝えたい思いと皆に伝わっているものは、別物。言葉や表現は同じでも、伝わる中身が受け取る人によって、受け取る人のその時の状況によって変わってしまう。その人の形になって受け取られる。たとえ、相手が共感し

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          猫をレンタル【夢日記】

           白い猫を膝に置いて、私は愛おしくその背中を撫でる。今回の猫はとってもかわいいなあと気に入ったのだ。少し毛が硬く感じるけど、でもとっても可愛い。この猫にしよう。そう決めて私は猫を膝からおろし、別の用事を済ませに行った。  戻ってくるとその猫がどこにもいなかった。手伝いに来ていた母に猫はどこ? と聞いたら、耳を疑うような言葉が返ってきた。「あれは…捨てたわ」 私は逆上し、母を強く何度も問い詰めた。あんなに私が気に入って可愛がっていた猫を捨てるなんて! それにあの猫は借りものな

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